見たくない現実を見た、というのが率直な印象だ。不運が続いたが、本調子ではなかったのは事実だ。
田中の球数制限は、80球から85球ま。
ボストンは過去1勝1敗、相性は悪くない。しかし、今日の顔ぶれはボガーツ、ナヴァ、セスぺデスを除いてはロースターが40人に膨らんでから上がってきた顔ぶれ。

20140927


1回裏、ベッツへの初球はよく制球が利いた速球。ベッツはやや高く入った速球を右中間に二塁打。それほど良い当たりではない。
相性の良いボガーツはスライダーで空振り三振。縦変化。
ナヴァには3-1になったが全部きわどい球。中前に抜けそうな当たり。二塁寄りに守ったドリューが一塁送球するもセーフ。
セスぺデスは見送ればボールかと思える真ん中低めのシンカーを左前に弾き返す。
クレイグは真ん中高めに入ったスライダーを中前に抜けそうなライナー、しかしこれも二塁寄りに守っていたドリューが捕って二塁送球。併殺。
17球で8球ボールだが、制球が甘いと言う印象はなかった。

2回裏、セッチーニへはスプリッターを3球投げて三振。スプリッターが良く落ちている。
カスティーヨに対してストライクが入らない。歩かせる。
ブレンツのときにカスティーヨが二塁盗塁。ブレンツは三ゴロ。
バスケスは真ん中に落ちるスプリッターを中前に弾き返す。2点目が入る。
ベッツはきわどいところを狙うが歩かせる。球審カラパッツァは辛い。
ただ、ずばっと決まって主審の手が即座に上がるような球が無かったのも事実だ。
ボガーツの当たりはスプリッターが落ちず。平凡な三ゴロだと思えたがライアンが取れず。
満塁。
ナヴァ、スプリッターが2球すっぽ抜け。2-2からファウル2つ。7球目のスプリッターも高い。一塁線へのゴロ。ヘッドリーのミットに当たるが取れず。2点が入る。不運と言えば不運だが、安打性の打球ではあった。
セスぺデスはスプリッターを左中間に弾き返す。単なる半速球になっていた。
ここで降板。

確かにバックスがしっかり守れば2回の失点は1程度で済んだように思えるが、本調子でなかったのは事実だ。決定的にひどくはなかったが、制球も球のキレも良くなかった。特にスプリッターは落ちず、変化せず。

黙ってボールを渡して降板する田中。50球、ストライクは25球しかなかった。

どう評価するか難しいところだ。中5日は今の田中には過酷だったのか、実戦感覚の不足か、それともリハビリ不足か、あるいは肘痛が再発したのか。
残念なことに、来年春まで次のテストの機会はない。チームは恐らく再度精密検査をしたうえで次の決断を下すだろう。
今日の結果で「トミー・ジョン手術やむなし」という声が大きくなるのは間違いないだろう。


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