8月、6人の日本人投手がMLBで投げたが、合格点と言えるのは黒田博樹と斎藤隆の2人くらいだった。





黒田は登板の度に紹介しているが、昨年の8月とほぼ同じレベル。ただ、今季の8月はフラッグシップディールを拒否したという意味で、重い月だった。今季はローテを一度も外れることなくシーズンを全うしそうだ。今やナリーグで最も安定感のある先発投手の1人だ。

建山義紀は、高校時代の同級生がチームメイトになったことで奮起したようで、少し成績が上向いた。しかし3被本塁打。信頼感はいまいちである。

8月、鳴り物入りでボルチモア・オリオールズ=BALから加入した上原だが、球は走っているものの要所で3被本塁打。苦境に立っている。テールエンドのBALと優勝争いをするテキサス・レンジャーズ=TEXでは、試合の厳しさが違うことを実感しただろう。9月に建て直さないと、次の移籍が厳しくなる。※追記:昨日、上原はBALとの2年契約を引き継ぐ形で、来季のTEXとの契約延長が決まった。修正します。

高橋尚成は、8月に入って被安打が急増。敗戦処理で出ることが多くなった。クローザーとして活躍した昨年の輝きはない。この投手も3被本塁打。

五十嵐亮太は、昨年4月に故障してからほとんど本来の投球ができていない。7月に復帰以降も不安定なままだった。8月はコントロールが乱れ7四球。これは厳しい。

斎藤隆は、右腕の故障が癒えて、7月、8月は10回ずつ登板(チームは大事に使ってるようだが)。与えられたチャンスに数字を残しているのは見事。被安打も減って、セットアッパーとしての信頼を得ている。

9月はメジャーのロースターが25人から40人に広がる(ポストシーズンに試合に出るには8月までに25人枠に入る必要がある)。指揮官にとっては若手を試す好機だ。調子の上がらない投手は登板機会が減ることになろう。

残留=再契約できるか、メジャー契約で移籍できるか、マイナー契約なのか、ここ1カ月の踏ん張りで来季の運命が大きく変わってくる。


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!