札幌五輪の年。全般に低調なドラフトだった。
通算安打=Hと通算勝利数=W セーブ=S、そしてH=1ポイント、W=10ポイント、S=5ポイントでチームごと、リーグごとのポイントをつけた。グレー地は入団拒否。えんじ色は移籍。移籍後の記録は嵩んしていない。ただし元のチームに復帰した時はその数字も加算。
要するにドラフトで獲得した選手が、直接的にどれだけ貢献したかを数値化。

1972


巨人は先日亡くなった中井康之が1位、原田俊治はのち治明、代打で活躍。この選手の父は元十両郷錦、少年相撲の指導者だった。5位に強肩で知られた捕手、福島。そして7位にマイナーリーグでも投げた小川。全体に小粒。

中日は最初の「救援エース」ともいうべき鈴木孝政。小気味よい投球は多くのファンを集めた。谷木は俊足強打の打者として期待されたが、もっぱら代打。田野倉は内野のユーティリティ。

阪神は早乙女が期待を集めたが開花せず。

広島はエースに成長する池谷を獲得。小俣は巨人、ロッテで16勝した。

ヤクルトは阪神でも活躍した永尾、小田は早稲田の強打者。日ハム、南海などで544安打。そして王貞治に756号を打たれた鈴木康二朗。鈴木は近鉄に移籍してからはクローザー。

大洋は首位打者も取った長崎慶一、おばQこと田代富雄と二人の主力打者が出た。杉山は日本ハムでも25勝している。

南海は投手から野手に転向し、選手会長にもなった池之上格。蓑田を4位指名して振られている。

東映最後のドラフトは新美、三浦と好投手を二人獲得したが、十分な数字は残せず。

西鉄は3位で真弓明信を獲得していたが、開花した年に若菜とともに阪神へ。今から思えば不可解な移籍だった。

阪急は全くの空振り。

ロッテは救援投手としても活躍した三井。

そしてこの年も近鉄が当てている。日大桜ヶ丘で甲子園優勝投手となり、アイドル的な人気のあった仲根は、野手に転向して伸び悩んだが、梨田とともに近鉄捕手陣をリードした強打の捕手有田修三、先発投手として活躍した井本が出た。


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