ダルビッシュが3回を投げた後を受けて、上原がマウンドに上がる。スプリングトレーニング2度目。前回はピリッとしなかった。
uehara-20120313







ストライクは入らなかったとはいえダルビッシュの角度のある速球を見た直後、速球主体の上原はクリーブランド・インディアンス=CLE打線にはどのように映っただろうか。

4回、打線は下位。上原は真っ向勝負の4シームをぽんぽんと2球。141km/hでストライク。しかしフォークが2球、速球も外れてロペスを歩かせる。上原には珍しい。

キプニスは詰まった右飛。

ルイスにもカウントを苦しくする。3-1から思い切り引っ張られて二塁打。球が高いうえに球威がない。二三塁。
ハナハンはファウルで粘った末に三振に切って取る。高めの速球が伸びていた。
しかし捕手マーソンの2球目、真ん中低めの速球をセンター前にきれいに運ばれて二者生還。

ブラントリーは三振に切って取る。

1回に27球を要した。速球の伸びがないうえに制球も悪い。これではフォークが生きてこない。2本の安打がともにいい当たりだったところを見ても、速球は威力不足。

ボルチモア・オリオールズ=BAL時代は絶対的なセットアッパーだったが、テキサス・レンジャーズ=TEXに来てからはいいところをほとんど見せていない。建山が無難に投げている中、首脳陣の信頼を得ていないと思う。放出の可能性は引き続きあるのではないか。

上原が投げている間、ワシントン監督はダルビッシュと話し込んでいた。首脳陣は神経質になっている。
インタビューでダルは「感じるままに、投げたいように投げた」と語っていた。彼一流の言い方だ。変化球を活かすためにも速球の改善が急務だ。また、変化球は縦の変化が多かった。大きく曲がるスライダーはボールになっていた。ストライクゾーンの幅をうまく使えていないように思えた。

次回20日(日本時間21日)の登板で、ダルはどう修正してくるだろうか。

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