旧聞だが、10月7日、ドジャースのジョシュ・ベケットが引退を表明した。日本でいう松坂世代。左腰に故障を抱えていたが余力を残した早い引退だと言えよう。
キャリアSTATS

J-Becket


99年のフロリダ・マーリンズ1順目、全体2番目。1番はジョシュ・ハミルトン、9番目にバリー・ジト、19番目にアレックス・リオス、50番目にブライアン・ロバーツ。

エリート中のエリートであり、順調に出世、2年目の9月にはMLBに昇格。いきなりカブス戦で6回を1安打無失点。
しかしそこからやや故障がちで伸び悩みの期間があり、2006年にトレードでボストンへ。
ボストンでの7年間が彼の全盛期と言えよう。

2007年には同い年の松坂大輔がやってきて、エースの座を争った。

松坂と比較しながら見ることになったが、“あちらの選手”の資質の豊かさ、スケールの大きさに感嘆した。
松坂よりもはるかに巨漢なのにも拘らず、体のバランスが素晴らしい。ゆったりとしたフォームから150km/hを優に超す速球を投げ込むことができる。全力で投げても体が傾いだりしない。
速球が素晴らしいから、たまに投げるチェンジアップも素晴らしい効果があった。
ピーキーな投手ではなく、安定感があった。
風格もあり、エースと言うにふさわしかった。
松坂が彼に拮抗するためには、無理をしてでも攻めの投球をするしかないと感じられた。

しかし2008年頃から肘、腰を中心に故障が増えて1年おきにしか活躍できなくなる。

2012年にはボビー・バレンタイン監督と衝突して8月にドジャースに移籍。ここからは満足に投げることなく引退を迎えた。

あっさりした引退だが、ワールドシリーズでも活躍した。思い残すことはないのかもしれない。
記憶に残る名投手と言って良いのではないか。


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