クライマックスシリーズ、パ、ファーストステージ第3戦は、本塁打に始まり、本塁打で終わった試合だった。改めて思ったのは「本塁打は『音』が違う」ということだ。
台風で順延したために平日の6時始まり。試合開始頃は6分の入りだったが、試合が始まってからも続々とお客が詰めかけた。
この球場は外野や内野の安い席がいっぱいになり、内野の良い席が空くことが多いが、今日もそのようになった。32588人。
先発はオリックスが西、日本ハムがメンドーサ。


立ち上がり、怪我で戦線を離脱した平野恵一に代わって1番に起用されている駿太が、メンドーサの初球を思い切り引っ張る。打球は右翼ポールに当たる先頭打者本塁打。一昨日の明るい空気が続いているように思えた。

西は調子が良くなかった。2回は三者凡退に抑えたが、3回、4回、5回と複数の走者をだし、ピンチを迎えた。
しかし中軸が湿っていたために失点を免れた。
今日は大谷が5番DHに起用されているが、全く調子が上がらず。西の球はバットに当たりそうな気配がなかった。

対するメンドーサは駿太の一発で目が覚めたように元気になり、オリックス打線を寄せ付けなかった。
6回、一死から西は6番小谷野に二塁打を打たれる、この打者はハムでは一番当たっている。続いて7番近藤に左前打、ここで場内が沸く。稲葉が登場。スタジアムの2割くらいが稲葉ジャンプ。
前の試合もタイムリーを打ったが、今の稲葉は神がかっているとしか思えない。また右前にゴロで抜ける安打を打つ。同点。

ここでオリックス、森脇監督は賭けに出た。前2試合打ちこまれている佐藤達也をマウンドに上げた。
森脇監督にしてみれば、たとえ勝ったとしても今後佐藤が使えないままでは計算が立たないと思ったのだろう。
これに対し、栗山監督は9番大野の代打に、前の試合で佐藤からソロを打っているミランダを出してくる。しびれる展開。
今日の佐藤は違っていた。最速153km/hを記録した速球が打者の内角に決まり、ミランダを三振、西川を中飛に取る。

次の回は比嘉かと思ったが、回またぎで佐藤を投げさせる。佐藤は期待に応えて2、3,4番を三者凡退。
流れはオリックスに再び向いたかと思えたが、5回、8回、9回の好機にいずれも一本が出なかった。
オリックスで当たっていたのはヘルマン。この選手の今季の成績は良くない。数字以上に内容が良くないと思っていたが、この日は目の色が変わっていた。おそらくペーニャが切られたことで、尻に火がついたのだろう。

5回には中前の当たりを二塁打にする。そして9回は中前打の後盗塁をした。

現金なようだが、こういう火事場の馬鹿力のようなことができる日本人は少ない。
いずれのチャンスも活かすことができず、延長戦に。

10回表、オリックスは9回から投げているクローザーの平野が中田翔と対する。こういう場面で本塁打者が考えることはただ一つ。
「パカーン」という乾いた音とともに打球はバックスクリーンに飛び込んだ。


10回裏、日本ハムのクローザー、増井に対してオリックスは二死二塁まで粘ったが、満身創痍の糸井には安打を打つ力がなかった。


3試合を見て、両軍の力はほぼ互角だったが、打線、投手陣ともに、日本ハムの方が少しだけコンディションが良かったことが勝敗を分けたと思う。
しかし京セラドームがこんなにわいたのは久しぶりだ。近鉄時代の盛り上がりを思い出した。
オリックスは敗退したが、確かに彼らのスローガンのとおり、ようやく「一つになれた」ように思う。
金子千尋のFAでの離脱が噂されているが、来季も大阪を盛り上げてほしい。

補遺*われらが江尻良文氏は、こういう呑み屋のおっさんのようなコラムを書いておられる。笑止。
CS開幕「勝ってはいけない1球団」 ひたすら3位ロードを歩き続け…
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。
チーム別シーズン投手成績バックナンバー 1955~1969
広尾晃、3冊目の本が出ました。


この球場は外野や内野の安い席がいっぱいになり、内野の良い席が空くことが多いが、今日もそのようになった。32588人。
先発はオリックスが西、日本ハムがメンドーサ。


立ち上がり、怪我で戦線を離脱した平野恵一に代わって1番に起用されている駿太が、メンドーサの初球を思い切り引っ張る。打球は右翼ポールに当たる先頭打者本塁打。一昨日の明るい空気が続いているように思えた。

西は調子が良くなかった。2回は三者凡退に抑えたが、3回、4回、5回と複数の走者をだし、ピンチを迎えた。
しかし中軸が湿っていたために失点を免れた。
今日は大谷が5番DHに起用されているが、全く調子が上がらず。西の球はバットに当たりそうな気配がなかった。

対するメンドーサは駿太の一発で目が覚めたように元気になり、オリックス打線を寄せ付けなかった。
6回、一死から西は6番小谷野に二塁打を打たれる、この打者はハムでは一番当たっている。続いて7番近藤に左前打、ここで場内が沸く。稲葉が登場。スタジアムの2割くらいが稲葉ジャンプ。
前の試合もタイムリーを打ったが、今の稲葉は神がかっているとしか思えない。また右前にゴロで抜ける安打を打つ。同点。

ここでオリックス、森脇監督は賭けに出た。前2試合打ちこまれている佐藤達也をマウンドに上げた。
森脇監督にしてみれば、たとえ勝ったとしても今後佐藤が使えないままでは計算が立たないと思ったのだろう。
これに対し、栗山監督は9番大野の代打に、前の試合で佐藤からソロを打っているミランダを出してくる。しびれる展開。
今日の佐藤は違っていた。最速153km/hを記録した速球が打者の内角に決まり、ミランダを三振、西川を中飛に取る。

次の回は比嘉かと思ったが、回またぎで佐藤を投げさせる。佐藤は期待に応えて2、3,4番を三者凡退。
流れはオリックスに再び向いたかと思えたが、5回、8回、9回の好機にいずれも一本が出なかった。
オリックスで当たっていたのはヘルマン。この選手の今季の成績は良くない。数字以上に内容が良くないと思っていたが、この日は目の色が変わっていた。おそらくペーニャが切られたことで、尻に火がついたのだろう。

5回には中前の当たりを二塁打にする。そして9回は中前打の後盗塁をした。

現金なようだが、こういう火事場の馬鹿力のようなことができる日本人は少ない。
いずれのチャンスも活かすことができず、延長戦に。

10回表、オリックスは9回から投げているクローザーの平野が中田翔と対する。こういう場面で本塁打者が考えることはただ一つ。
「パカーン」という乾いた音とともに打球はバックスクリーンに飛び込んだ。


10回裏、日本ハムのクローザー、増井に対してオリックスは二死二塁まで粘ったが、満身創痍の糸井には安打を打つ力がなかった。


3試合を見て、両軍の力はほぼ互角だったが、打線、投手陣ともに、日本ハムの方が少しだけコンディションが良かったことが勝敗を分けたと思う。
しかし京セラドームがこんなにわいたのは久しぶりだ。近鉄時代の盛り上がりを思い出した。
オリックスは敗退したが、確かに彼らのスローガンのとおり、ようやく「一つになれた」ように思う。
金子千尋のFAでの離脱が噂されているが、来季も大阪を盛り上げてほしい。

補遺*われらが江尻良文氏は、こういう呑み屋のおっさんのようなコラムを書いておられる。笑止。
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コメント
コメント一覧
よもやこんな結果になろうとは…。
もちろん、その時強い方が勝つ、というシステムではありながら、
うーん、と感慨深い朝を迎えました。
そう思うと救われます。
ほんとによく頑張った。
西は後半から下降線だったし、今年の戦力からダウンするのが目に見えているから、来年は期待薄かしら。
あたかも今年の楽天の二の舞いになる予感。
消去しました。ばばちい!