ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム=LAA。この長いチーム名、なんとかならないのか。今年は打撃も投手陣も昨年よりも向上している。だから地区3位から2位に上がったのだが、特に打撃陣はテキサス・レンジャーズ=TEXの充実ぶりには及ばなかった。
前年と今年の成績の対比。各STATSのアリーグ14球団での順位、各数値の昨対を入れた。

LAA-2011-Bat

捕手のジェフ・マシス以外の8人のレギュラーが規定打席到達。この安定感は素晴らしい。松井秀喜に代わってトロント・ブルージェイズ=TORの主砲を張っていたヴァーノン・ウェルズを獲得。しかし本塁打25はともかく、打率.218は期待を大きく裏切った。

昨年、タイトルの可能性さえあった一塁、ケンドリー・モラエスがサヨナラ満塁本塁打でベースを踏んだ際に足を骨折。今年も出場できなかったが、この穴をまだ新人王資格のあるマーク・トランボが埋めた。トッププロスペクトだったマイク・トラウトは、守備はともかく打撃ではやや期待外れ。しかし韓国系期待の捕手、ハンク・コンガーも登場したし、若手の台頭は頼もしいものがある。

ベテランのトーリィ・ハンターは今年も健在。ボビー・アブレイユは選球眼は素晴らしいが、さすがにパワーが衰えた。433打席以上立ったので来季もLAAでプレーするオプションが発効しているが、レギュラーは難しいのではないか。

来季のLAA野手陣は、世代交代が大きな課題となろう。健在のレギュラー陣に、若手がいかにとってかわるか。投手陣が充実しているだけに、タイミングが難しいところだ。