昨日は出張中だった。当初日帰りの予定だったが、そうすると第6戦を見ることができないので、一泊することにした。釈然としない思いを抱きつつも一生懸命見てしまった、と言う感じである、

10月11日から20日まで、10日間で15試合が行われた。
CSシリーズの戦績。

Climax 01


パリーグは最長の9試合、セリーグは最短の6試合。対照的だった。

しかしセリーグの試合が詰まらなかったわけではない。1stステージは息詰まるような投手戦だった。
打線は水物と言うが、阪神、広島ともに全く打てなかった。もう少し広島の粘りがあれば、と思うが、短期決戦ではこういうことはありがちだ。

ただCS1は、試合開始時間がセパともに全く同じ2時だった。これでは両方の試合を観戦することはできない。
営業感覚が少しでも働けば、ナイターとデーゲームで調整するくらいのことはできたのではないか。このセンスの無さはあいかわらずだ。

日本ハムはすべてビジターで、台風で試合が中止になった13日を除き、9連戦を戦ったことになる。
戦績は5勝4敗、アドバンテージがないので敗退したが、シリーズを最も盛り上げたチームと言えよう。

オリックスはCS1第2戦で劇的な逆転勝利を飾ったが、結局それだけ。半星をもらっているアドバンテージを活かせなかった。
ウィリー・モー・ペーニャの不可解な欠場が響いたと言えよう。

ファイナル、セリーグは「勝って当たり前」の巨人がじりじりと追い詰められていくのが良くわかった。
なぜか阪神は易々と安打を打ち、易々と加点した。プレッシャーの有無と言うところか。
昨日も書いたが、巨人、とりわけ野手陣の「老朽化」「陳腐化」を感じた。

ソフトバンクも勢いはなかった。日本ハムの勢いに終始押されていた。巨人同様のプレッシャーがあったのではないか。
これを救ったのは吉村、細川と言った「外様」と、今年はほとんど戦力にならなかった大隣だろう。

参加6チームの勝敗、得失点、観客動員。

Climax 02


パリーグは勝敗だけで見れば日本ハムが1位。得失点差も+。ファイナルのアドバンテージに敗れたと言って良い。
気の毒なのはずっとビジターだったから、あれだけ頑張っても球団には1銭も実入りがなかったことだ。

セリーグは阪神の圧勝。一度も負けなかった。得失点差でも圧勝。投手陣の素晴らしさが際立っていた。

キャパの違いがあるからでもあるが観客動員は9戦のパリーグと6戦のセリーグでそれほど差がなかった。
ファイナルのヤフオクドームが最終戦を除いて満員にならなかったのが大きい。福岡のファンはクライマックスシリーズをあまりよく思っていないのかもしれない。

ともあれ、57.3万人もの観客が押し寄せた。興行的にも成功だったのではないか。
一戦必勝の面白さを見せてくれたという点でも感謝したい。
この興行収益がせめて半分でもNPBに入ってくれたら、と思うが今のところどうしよもない。

巨人が敗退したことで、また「クライマックス不要論」が出てくるだろう。球界全体のことを考えれば、そうした意見は退けられるべきとは思うが、確かに長いペナントレースを無にするような今のシステムには、改善の余地があるのは間違いない。
アドバンテージと言うやり方もスマートとは言えない。

ワイルドカードの導入や、ポストシーズンのリーグ戦化など、改善案をさらに考えていきたい。

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