イチローと言えば早打ち。初球から積極的に打つのが特徴だった。
MLBでは異端ではあったが、数字を残してきただけに文句は言われなかった。
並外れた反射神経とバットコントロールがあったから、イチローは初球打ちで結果を残すことができた。
年度別の初球の打撃成績。

Ichiro-2014-09


イチローは初球打ちで高い打率を残してきたのだ。
MLBの投手の多くがストライク先行で、狙いが絞りやすいということもあろう。しかしイチローの集中力も初球に最大化するのではないかと思う。

とりわけ、長打力が増すのがすごいところだ。イチローは118本塁打しているが、そのうち25本が初球を打ったもの。
こと初球に関してはイチローは長打率.528のスラッガーだ。

デビュー当初はイチローは前打席中14%前後で初球を打っていた。初球打ちで相手を突き崩すことが多かった。
しかし相手投手も警戒して初球にストライクを投げ込む率が下がったのかもしれないが、2005年から初球に手を出す比率は下がった。

ヤンキースに移籍してからは打順が下がって、チームオーダーで初球に手を出せない状況も増えたと思う。

しかし2014年も打率は.405、初球を打つイチローはやはり危険なのだ。

キャリアでのボールカウント別打撃成績

Ichiro-2014-10


やはりイチローは初球の打率が一番良い。長打率も一番良い。そして若いカウントの方が成績が良い。
どんな打者でもその傾向にあるが、2ストライクに追い込まれると打撃成績は急落する。
追い込まれるとイチローは並みの打者になるのだ。

イチローは積極的に打つことで、活路が開けるかもしれない。理想を言えばそういうバッティングを許されるチームに行くべきだ。


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