来季39歳になるソフトバンク、岡島秀樹が戦力外。五十嵐亮太とともにセットアッパーとして活躍していただけに予想外だ。
岡島は1993年、巨人にドラフト3位で入団。同期には藪恵一、小久保裕紀、金子誠、平井正史などがいる。今季22年目と言う大ベテランだ。
キャリアSTATS

巨人ではノンブランドの救援投手としてよくがんばった。これだけなら平凡な投手として球史に埋もれただろう。2006年には日本ハムに移籍したが、2007年、松坂大輔が移籍した年に、海外FAでボストン・レッドソックスに移籍。
「あっちむいてほい投法」は、MLBでも通用した。
50試合以上登板を4年連続で記録。ERAが次第に落ちていったことでもわかるように、次第に特徴を覚えられはしたが、しぶとく生き残った。
2011年は故障もあって活躍できずFAに。ヤンキースに移籍が決まったが、フィジカルチェックで引っかかって契約解除。日本球界に復帰した。
ソフトバンクでは驚異的なパフォーマンスを見せつけたが、MLBへの復帰の気持ちがやみがたく翌年、アスレチックスに。内容的には申し分なかったもののマイナーに落とされた。
で、今年ソフトバンクに再復帰。故障はあったがそれなりの数字を残した。
普通はこの成績で戦力外は考えられない。契約上の問題があったとされる。またMLB復帰を考えているのかもしれない。他球団からオファーがある可能性もあろう。
来年40歳だが、恐らく円熟のマウンドはまだ通用するだろう。
来季も日米いずれかで投げるのではないか。
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あっちむいてホイ投法については、岡島本人も若いころは直すべきかどうか迷ったらしいですが、当時チームメイトだった桑田に「君はあの投げ方で良いボールを投げているのだから、今のままでいい」という趣旨のことを言われて自信を持てるようになったようです。
「野球太郎」12号にも、身体理論の専門家の意見として、顔を寝かした方がコントロールがつきやすい人もいるそうで、岡島の場合はあのフォームが理にかなっているということなんでしょう。
http://ameblo.jp/okajima-37/entry-11946517574.html
つまり、契約の任期満了による退団であっても
FAにはならない、なるためには
・戦力外通告をされる
・40%を超える減額を提示されてからの自由契約扱い
くらいしか存在しないということですね。
FAが「選手が勝ち取った権利」ではなく「球団側がある程度自由にスター選手を引き抜くために作った制度」であることが如実に示されていると言えます。
今回はソフトバンク側がかなりの理解を示しての円満な戦力外になりましたが、例えばもっと働き盛りの選手だったりスター選手だったりするとより大きな問題に発展する可能性があると思います。
MLBで言うとDFAされるかノンテンダーでFAになるかしか、規定されている年以外にFAになることができないということですから、やはり違和感がある制度であると思います。