恒例、今日からMLB、NPB42球団のレビューをする。年内に終了する予定。1球団目はワールドシリーズで負けたアリーグの最低勝率球団、テキサス・レンジャーズ。西地区からスタート。

この球団が最低勝率に終わるとは思ってもみなかった。ダルビッシュ有を擁して今季は西地区の優勝に絡むと思ったが。
2013年と2014年の陣容の比較。投手を除くすべての打者。文字のえんじ色は規定打席以上。
2013年のグレーは移籍した選手。2014年のえんじ色地は新加入。薄緑色はマイナーからの昇格。*は左打ち、#は両打ち。
表外のRankは、リーグ15球団のランキング。

2013年の顔ぶれから打てる捕手ピアジンスキー、内野のリーダー格キンズラー、外野手のマーフィ、そして薬物問題で休場した主砲のクルーズ、大ベテランスラッガーのバークマンが抜けた。
チームは、それに見合うだけの補強をしたと思っていたはずだ。
デトロイトからプリンス・フィルダーをキンズラーとのトレードで獲得。2012年にデトロイトが結んだ9年2.14億ドルの契約を継承。本塁打王、打点王各1の大物スラッガーだ。
そしてレッズから7年1.3億ドルで秋信守を獲得。選球眼抜群で、長打もある生産性の高い外野手だ。
これによってチームは強化されたはずだが、完全に裏目に出た。フィルダーは打球が上がらない不振の挙句、5月23日にDL入り。
秋も39試合を欠場し、レギュラーになって最低の成績。守備面でも衰えが見えた。
要するに「下り坂の大物」を2枚獲得したのだ。
アンドルス、ベルトレ、マーティン、リオスなど他の選手はそれなりに活躍したが、中心選手の落ち込みが激しかった。
ドラスティックな補強が裏目に出ると、どん底に落ちることを示した。
フィルダーと秋の契約は、レンジャーズの方に重くのしかかることだろう。
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コメント
コメント一覧
そもそもホームラン王のフィルダーはともかく、秋ごときにあんな大型契約を結ぶGMは馬鹿ですな
打撃も守備もサッパリとは、ダルビッシュが可哀想です
・獲得した選手が不調や怪我
・期待の若手が壁にぶつかり伸び悩み。または怪我
・放出した選手が他球団で活躍
この3拍子で、各ポジションを弱体化させている”逆わらしべ長者”状態とでもいいましょうか・・・。
つけるべき薬はGM交代のような気もします。
ライアンを追い出した今の経営陣は、野球のことより権力争いのことばかり考えてると言われても仕方ないでしょう。
不運もあるでしょうが、結局はGMに見る目がなかったということですよ(少なくともこの1年に関しては。来年以降は分からない)
メジャーは囲い込みで大型契約しないと良い選手が獲得しづらい環境になってきていますので、ギャンブル要素が凄まじいですね
某ニューヨークのGMあたりなんか老人ばかり獲って失敗続きでいい加減クビにならないとおかしいと思うのですが、アノ人は何かよほど人脈か組織の中で力をもってるとしか思えないレベルですね
ピッチャーに例えれば、悪い時でもそれなりに試合を作れるのが頼れるピッチャーであり、良い時は抜群でも、悪い時はボコボコにされるピッチャーでは信頼は得られないわけです。ダニエルズGMはそのどちらなのか、来シーズンは真価を問われるシーズンになりそうです。
これは去年の一塁手モアランドと左翼マーフィーの生産性が(打撃重視のポジションにしては)かなり低かったためで、誰がポジションに就いてもある程度の上澄みを期待できたからでしょう。
そういった意味で、随分高くつきましたが補強ポイント自体は間違っていなかった。問題は2名が機能しなかったことですが・・・
ただ、さすがにクルーズが抜けたことで本塁打は激減しましたね。来季はここが課題になるでしょうから、病み上がりのフィルダーはDHに回し、大物を打てる一塁手を探すのがベターだと思います。
マーティン、アンドラス、チュ・シンスと出塁役には人材が揃っているので、問題は「返す人」でしょうね。