昨日久々に3安打し、本塁打も打ったイチロー。今日のクリーブランド・インディアンス=CLE戦は、3打数1安打1打点、2四球を選んだ。これで6試合連続安打。8月の打率は.280となった。計142安打。残り34試合で58安打が必要となる。


過去10年のMLBキャリアで、残34試合の打撃成績を出してみた。

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私はイチローが、ここまで安定した成績を残せるようになったのは、夏以降に調子を上げることができるようになったからだ、と思っている。鮮烈なデビューを飾った2001年は別格として、イチローは以後2年間、8月後半から大きく調子を落としていた。それまで首位打者争いを独走していたのが、急降下というシーズンが2年続いたのだ。あの細身の体で、過酷なペナントレースを戦うのは本当に大変だと思った。

しかし262安打を達成した2004年以降、イチローはラストスパートの時期に打率を高い水準で維持することに成功している。まさに精進のたまものだろう。

しかしながら、そのイチローをもってしても、残34試合から58安打以上を達成したのは2004年、ピークの年だけだ。この年と同様、4割近い打率をあげなければ難しい。

普通で考えるならば、これは無理な数字だといってよいだろう。今年の尋常でない元気のなさを考えても、届かないと思う。

イチローは不可能と思われる数字を次々と可能にしてきた。数字に対する執念こそが、彼の最大のモチベーションではなかったかと思う。彼が、ここからどこまで数字に肉薄するか、ある意味でイチローという選手の集大成を見る思いで、見届けたいと思う。

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