何となく、ではあるが私は太った選手が好きだった。
ドカベン香川、矢作公一、杉浦亨、中村剛也などなど。
プレーしている様子がユーモラスだし、その体で機敏な動きを見せる意外性が好きだった。
肥満度BMIで見たNPBデブ10傑。

Ryoji-Nakata201400


断トツのトップだった中田亮二。今季は減量して107kgになったそうだが(それでも36.6で依然1位だが)、その甲斐なく戦力外通告を受けた。
2軍も含めてキャリアSTATS

Ryoji-Nakata2014


中田は動きは俊敏で、守備も良く、足も速い。しかしそれはすべて「その体形の割には」という但し書きが付く。

やはりこうした体形の選手求められるのはパワー、長打力だ。中西太、森徹など昔の「怪童」と言われる選手も本塁打で鳴らしたものだ。

中田亮二はその体形の割に長打力が足りなかった。
一軍では長打は二塁打4本だけ、本塁打はゼロ。二軍ではキャリアハイが2010年の5本、通算でも15本。

二軍の通算打率は3割を超え、選球眼も良い。OPSも8割近い。
しかしながらこのパワーではロースターに置いていく価値がないと判断されたのだろう。

中田はトライアウトを受けて他球団に移籍する意思があるようだが、長打をアピールする必要があるだろう。


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クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。
1972年高橋直樹、全登板成績



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