この年もパッとしなかった。特に逆指名の選手の収穫が乏しい。
逆指名は赤枠。通算安打=Hと通算勝利数=W セーブ=S、そしてH=1ポイント、W=10ポイント、S=5ポイントでチームごと、リーグごとのポイントをつけた。グレー地は入団拒否。えんじ色は移籍。移籍後の記録は加算していない。ただし元のチームに復帰した時はその数字も加算。
要するにドラフトで獲得した選手が、直接的にどれだけ貢献したかを数値化。

巨人はチーム史上最強の捕手、阿部慎之助。しかしあとは全くふるわず。
中日は先発、中継ぎで活躍した岡本。土谷鉄平は中日ではわずか5安打だが、楽天、オリックスで870安打。首位打者も獲得。
阪神は中継ぎの藤田大洋。西武で8勝4セーブ。狩野は控え捕手、外野にコンバートされ今も現役。そして赤星。韋駄天ぶりは素晴らしかった。沖原は楽天で132安打。藤本は赤星との1,2番コンビで鳴らした内野手。
広島は廣瀬純が出たのみ。
ヤクルトは、5位に遅咲きの好打者畠山が出る。鎌田も短期間ながら活躍。3位の松谷は競輪選手になる。
横浜は、現役最高の安打製造機内川、ソフトバンクですでに632安打。一時期エースだった吉見が出たが他は芽が出ず。
ダイエーは秋親が少し活躍した程度。5位の荒金はオリックスで66安打。
日本ハムは2年だけだがレギュラーで活躍した内野手の木元邦之。
西武は豊作。救援の大沼、先発の三井に期待がかかったが、3位の帆足がエース級に。今はソフトバンク。中心選手に成長した中島裕之が5位。アメリカから帰国して来季はオリックスへ。そして渋い打撃の佐藤。
オリックスは、この時代では珍しく2人が入団拒否。内海に蹴られたのはショックだった。救援で活躍した大久保が出た。
ロッテは、2位に今も阪神で活躍する加藤。そしてサブマリンエースの渡辺俊介。今も米独立リーグで投げている。
近鉄は、山本、愛敬の2投手に期待がかかった。山本省吾、オリックス、横浜、ソフトバンクで33勝11セーブ。阿部真宏はユーテリティとしてオリックス、西武で活躍。5位の牧田は近鉄では1軍出場が無かったが分配で移籍した楽天で327安打。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。
1973年佐伯和司、全登板成績
広尾晃、3冊目の本が出ました。


要するにドラフトで獲得した選手が、直接的にどれだけ貢献したかを数値化。

巨人はチーム史上最強の捕手、阿部慎之助。しかしあとは全くふるわず。
中日は先発、中継ぎで活躍した岡本。土谷鉄平は中日ではわずか5安打だが、楽天、オリックスで870安打。首位打者も獲得。
阪神は中継ぎの藤田大洋。西武で8勝4セーブ。狩野は控え捕手、外野にコンバートされ今も現役。そして赤星。韋駄天ぶりは素晴らしかった。沖原は楽天で132安打。藤本は赤星との1,2番コンビで鳴らした内野手。
広島は廣瀬純が出たのみ。
ヤクルトは、5位に遅咲きの好打者畠山が出る。鎌田も短期間ながら活躍。3位の松谷は競輪選手になる。
横浜は、現役最高の安打製造機内川、ソフトバンクですでに632安打。一時期エースだった吉見が出たが他は芽が出ず。
ダイエーは秋親が少し活躍した程度。5位の荒金はオリックスで66安打。
日本ハムは2年だけだがレギュラーで活躍した内野手の木元邦之。
西武は豊作。救援の大沼、先発の三井に期待がかかったが、3位の帆足がエース級に。今はソフトバンク。中心選手に成長した中島裕之が5位。アメリカから帰国して来季はオリックスへ。そして渋い打撃の佐藤。
オリックスは、この時代では珍しく2人が入団拒否。内海に蹴られたのはショックだった。救援で活躍した大久保が出た。
ロッテは、2位に今も阪神で活躍する加藤。そしてサブマリンエースの渡辺俊介。今も米独立リーグで投げている。
近鉄は、山本、愛敬の2投手に期待がかかった。山本省吾、オリックス、横浜、ソフトバンクで33勝11セーブ。阿部真宏はユーテリティとしてオリックス、西武で活躍。5位の牧田は近鉄では1軍出場が無かったが分配で移籍した楽天で327安打。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。
1973年佐伯和司、全登板成績
広尾晃、3冊目の本が出ました。
コメント
コメント一覧
しかし、期待に応えたのは阿部選手と吉見選手のみでした。高卒では内川選手が評価通りでしたが、中里選手は残念でした。素晴らしいストレートを投げていたのですが…
ドラフトというのは10年経ってみないと豊作か不作かなんてわからないことが実感できます。
分業化の進展で投手の人数が大量に必要になってきたが、若手投手の伸び悩みや故障などで思うように補充が効かないのが各チームの実情で、FA宣言したベテラン投手や契約切れの外国人投手の移籍獲得が手っ取り早い対応策にもなっていましたね。
それにしても、逆指名対象だった1・2位で大成したのは阿部慎之助と内川聖一くらいで、あとは廣瀬・山本省吾・吉見・三井・大久保が及第点という期待外れの上位組でした。
後は西武3位の帆足くらいか。
むしろ、下位で入った選手がじわじわ成長して中心になったり(赤星・中島裕之・畠山和洋 等)、名脇役になっり(佐藤友亮・阿部真宏・山崎勝巳 等)でした。