昨年の時点で優勝した楽天に匹敵する投手陣だったが、さらに進化した。

2013年と2014年の陣容の比較。安打を打った投手を含むすべての打者。文字のえんじ色は規定打席以上。
2013年のグレーは移籍した選手。2014年のえんじ色地は新加入。薄緑色はマイナーからの昇格。ブルーは新外国人。表外のRankは、リーグ6球団のランク。

OB-P


外国人投手、中堅、ベテラン投手を大量に整理した。
新加入は、日本ハムを戦力外になったかつてのセットアッパー榊原諒だけだが、上り調子の投手陣は健在だった。

投手陣が好調だったことは、起用した投手数が30人から22人へ、8人も減ったことでわかる。
先発も救援も顔ぶれが固定されていたのだ。

NPBで一番良い投手になった金子千尋、勝ち星には恵まれないが安定感のあるディクソン、前半はWエースの一人になった西の3本柱に、松葉が成長。

さらに東明、吉田と二人の新人が、一時期ではあったが先発を担う活躍。ともに来季はフルでの活躍が期待できる。

救援陣は、リーグ一のセットアッパーになった佐藤達也、ほとんど失点しない比嘉、マエストリ、中山、ベテランの馬原、岸田と質、量ともに充実。
平野は失点の多いクローザーだが、それでも「イニングイーター」のようなたくましさで、セーブを量産した。

引き留めに成功した金子のリハビリが気にはなるが、打線より一足先に、優勝の準備が整った。

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