1967年、昭和42年生まれの野球人。今年48歳。

MLBの選手から。殿堂入り選手はいないのでキャリアの長い代表的な選手。
この時期から同年代の選手数が200人近くに増える。エクスパンションの影響だ。

tosiotoko-1967-MLB


オマー・ビスケルの守備にはほれぼれしたものだ。地を這うようなゴロを道に落ちているごみでも拾うように処理した。格好良かった。晩年は若手内野手の指南役だった。
ジョン・スモルツはブレーブス王朝のエースの一人。20勝と50セーブを記録している、何でもできた投手。
トレバー・ホフマンはブリュワーズのクローザー。マリアノ・リベラに抜かれるまでセーブのMLB記録を保持していた。
ケニー・ロフトンは韋駄天。イチローがマリナーズに入ったとき「ロフトンくらいはやるのか?」「まさか、無理だろう」という噂があった。
ティノ・マルチネスはヤンキースで活躍。
ロビン・ベンチュラはホワイトソックスの監督。

NPBは桑田、清原世代(桑田は68年生)。

tosiotoko-1967-NPB


22年間現役を続けたのは、清原和博と田中幸雄。最も注目され続けて、しかも同世代で1位の数字を上げたのだから、清原は偉大だ。

中日の正捕手中村武志、広島のエース佐々岡真司、打点王を取ったロッテの初芝清、西山秀二は広島の正捕手を長く務めた。

河本育之はロッテのクローザー、巨人、日ハム、楽天でも投げた。
遠山奬志は阪神―ロッテ-阪神。阪神でしか活躍できなかった。
デニー・友利は大洋横浜、西武、中日で投げた。MLBにも挑戦したが果たせなかった。球場や放送局で、何度か見る機会があったが、素晴らしい肉体の持ち主。もてるだろうなあ、と思った。

イチローのオリックス時代の同僚も多い。
小川博文は横浜でもプレーした渋い内野手。高橋智は強打者。「でか」と呼ばれた。大島公一もオリックスで活躍した内野手。

史上最高の外国人打者の一人、ロバート・ローズ、キューバの大選手オマール・リナレスもこの世代。

今年から楽天監督に就任した大久保博元も今年の年男だ。10年で303試合しか出ていない。裏街道を歩いた野球人だ。


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