最近5試合のダルビッシュ。



十分好成績と言えるが、交流戦当時と比べるとやや見劣りがする。この期間のダルビッシュの最初の失点は、8/6楽天4回(2失点)、7/30ソフトバンク1回、7/20楽天2回、7/13オリックス2回、7/7千葉ロッテ3回、つまり、ダルは比較的早い回に相手チームの攻略を許しているのだ。

昨日のソフトバンクにも好機はあった。





2回、松田宣浩、多村仁志が連続安打、いずれも良い当りではなく多村はバットを折っていたが、安打は安打である。9球粘った多村は評価できる。松田は盗塁で3塁まで進み、明石健志がストレートの四球を選び2死満塁。この段階のダルビッシュは球が高めに浮き、ぴりっとしなかった。しかし細川享が三振。

これが唯一の勝機だったのだ。ダルビッシュは3回以降調子をグングンあげていく。打たせるのではなく、はっきり攻めていた。4回2死から6者連続奪三振。速球で攻めるかと思えば、腰を引かせて変化球でも空振りを取る。6回先頭の川崎などは、体に当たりそうなスライダーを空振りしていた。

川崎の後の本多の安打もファウル性の当たりがフェアグランドに入ったもの。以後は打たせて取る経済的な投球に変わる。

100球を超えたころから速球のスピードもやや落ちて、オーティズに安打を打たれ、四球も出した。3点差(最終的に4点差)ある余裕もあって、ダルビッシュは落ち着いて後続を断った。9回には松中にグラブを吹っ飛ばされる安打を打たれたが、動揺はなかった。振り逃げはご愛敬だ。

「中継ぎ陣、リリーフエースのみなさんから“投げたくないオーラ”が出ていたので完投しようと思った」とのこと。ここへきて、またエンジンがかかったようだ。今季5度目の完封。シーズン終盤に来て、手がつけられなくなりそうな予感である。

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