昨日までのセリーグ投手の打撃成績を調べてみた。

 


相変わらずの貧打ぶり。「投手が貧打なのはあたりまえじゃないか」と言われそうだが、エース級の中には毎年2割前後を打ち、本塁打も打つ投手がいたものだ。江川卓は通算.187の13本塁打。堀内恒夫は.172、21本塁打。
近年は、打席で迫力のある投手が少なくなった。これではドングリの背比べだ。中で石川が少し打席でも努力しているように思える。

昨年はどうだったのか?






藤井秀吾が野手並みの成績を残している。ただし、藤井の生涯打率は.130で0本塁打だから昨年は狂い咲きのようだ。藤井は今年ファーム暮らしが続いている。それ以外の投手は昨年もそれほど大したことはない。このレベルでは「統一球」は大きな影響を与えなかったということか。

打席数は少ないが、今年のパリーグ投手の交流戦での打撃成績。






大物投手がバッティングを愉しんでいるという感じ。ダルビッシュは三振が0。打席でも相手投手が警戒しているのではないかと思う。やはり、打撃面でもパリーグ投手の方が元気な感じがする。

MLBでは、投手も打席に立つナリーグで投手の「シルバースラッガー賞」がある。投手も打撃で貢献すべきだ、という考えがあるのだ。

ナリーグの投手の打撃成績。昨日まで。



日本の野球とはレベルが違うことが分かる。首位打者のハドソンは、昨年まで1割台の通算打率だから、フロックの可能性があるが、2位のカルロス・ザンブラーノは投手の中で最強打者として知られる。通算.242、23本塁打。過去3度のシルバースラッガー賞を受賞している。

黒田博樹はしばしば「打席でやる気がない」と批評されているようだ。NPBと同じ感覚で打席に立つのはよくない。

「この投手は、打ちますよ。打席でも侮れませんよ」解説者やアナのこの一言で、俄然その勝負が面白く見えることがある。「意外性」とはまさに投手の打撃のこと。

スラッガーの投手が増えれば、野球はもう一段面白くなると思う。

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