この選手は褒めると成績が急落するので慎重に扱うべきなのだが、すでに好調な時期が半月以上にわたっている。これは松井秀喜の調子が上がったのではなく、調子を取り戻したのだと考えたい。
今年のゲームごとの成績。例によって長い表で恐縮です。

松井秀喜は当初、数試合に一度休みながら起用されていた。調子が下がるとともに休む頻度は多くなり、特に左投手のときは起用されなくなった。そして一時的に規定打席から外れた。その起用法は「ベテランの左打者」という一般論に基づいているように思えた。
6月9日、松井を活かせないうちにボブ・ゲレン監督が解任された。後任はシアトル・マリナーズの采配を取ったこともあるボブ・メルビン監督代行。
ボボ・ゲレンの時代に14試合も欠場していた松井は、ボブ・メルビンになってから3試合休んだだけである。また、DHではなく左翼の守備にもつくようになった。これは、松井秀喜の望んでいた起用法であり、メルビンがそれを受け入れたのだと思う。
監督交代前後の成績。

ともに捕手出身で、同い年、ボブという名前まで同じだが、松井秀喜は二人の監督の下で、別人といっても良いほど違うパフォーマンスを示した。メルビン就任後もしばらく足踏みをしたが、1ヶ月後くらいから数字をグングン上げたのだ。
要するに、「信用されているかどうか」が大きいように思う。高校時代から常に主軸だった松井秀喜は、信じてすべてを託してくれさえすれば結果を出す男なのだろう。
打撃内容でも興味深い変化があった。通算と、7月7日からの1か月間の左右投手別の打撃成績。

対右投手の成績がここ1カ月は何と5割。左打者は対左投手の成績が問題にされることが多いが、はるかに対戦数の多い右投手が打てなければお話にならないのだ。松井秀喜は右投手を確実に打ちこむことで調子をあげてきたのだ(この稿をアップした後の今日は、LHPプライスから一発)。
松井がどんどん打率を上げてイチローに肉薄してきた。以後、イチローの打棒が少しふるい出したのは気のせいだろうか。イチローは2005年、松井に打率で負けたときにかなり気にしているように思えた。松井に追い上げられてイチローが奮起するとすれば、それもうれしい「松井秀喜効果」である。
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松井秀喜は当初、数試合に一度休みながら起用されていた。調子が下がるとともに休む頻度は多くなり、特に左投手のときは起用されなくなった。そして一時的に規定打席から外れた。その起用法は「ベテランの左打者」という一般論に基づいているように思えた。
6月9日、松井を活かせないうちにボブ・ゲレン監督が解任された。後任はシアトル・マリナーズの采配を取ったこともあるボブ・メルビン監督代行。
ボボ・ゲレンの時代に14試合も欠場していた松井は、ボブ・メルビンになってから3試合休んだだけである。また、DHではなく左翼の守備にもつくようになった。これは、松井秀喜の望んでいた起用法であり、メルビンがそれを受け入れたのだと思う。
監督交代前後の成績。

ともに捕手出身で、同い年、ボブという名前まで同じだが、松井秀喜は二人の監督の下で、別人といっても良いほど違うパフォーマンスを示した。メルビン就任後もしばらく足踏みをしたが、1ヶ月後くらいから数字をグングン上げたのだ。
要するに、「信用されているかどうか」が大きいように思う。高校時代から常に主軸だった松井秀喜は、信じてすべてを託してくれさえすれば結果を出す男なのだろう。
打撃内容でも興味深い変化があった。通算と、7月7日からの1か月間の左右投手別の打撃成績。

対右投手の成績がここ1カ月は何と5割。左打者は対左投手の成績が問題にされることが多いが、はるかに対戦数の多い右投手が打てなければお話にならないのだ。松井秀喜は右投手を確実に打ちこむことで調子をあげてきたのだ(この稿をアップした後の今日は、LHPプライスから一発)。
松井がどんどん打率を上げてイチローに肉薄してきた。以後、イチローの打棒が少しふるい出したのは気のせいだろうか。イチローは2005年、松井に打率で負けたときにかなり気にしているように思えた。松井に追い上げられてイチローが奮起するとすれば、それもうれしい「松井秀喜効果」である。
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