MLBでは今年も殿堂入りの表彰が行われた。今年はバート・ブライレブン、ロベルト・アロマー、パット・ギリックが栄誉の殿堂入りを果たした。ギリックは競技者としてではなく、GMでの功績だ。しかし彼もマイナー5シーズンで45勝している歴とした野球人だ。このあたりがNPBとは違う。
バート・ブライレブンといえば、一昨年のWBCでオランダチーム監督をして、ドミニカを2度破る大金星をあげたことで記憶に新しい。しかし、殿堂入り表彰のエントリーは今年で14年目、エントリー期限は15年だから、来年までに選ばれないと資格を失う。きわどいタイミングで滑り込んだのだ。
MLBの野球殿堂入りには、明確なルールがある。10年以上の現役生活と引退から5年以上経過した選手の中で候補者が決められ、75%以上の得票で殿堂入り、5%以下で候補者の資格を失う。また、15年の間に選出されない場合も候補者資格を失う。
資格を失った元選手はベテランズ委員会で再度検討され、殿堂入りすることもあるが、これは非常に難しい。
2005年から今年までの殿堂入り表彰の投票結果を野手と投手に分けて一覧にした。まず野手。※はエントリー期限15年の残年数。



文句なしに資格1年目で選ばれたカル・リプケン、トニー・グィン、2年目のロベルト・アロマーなどがいる一方で、資格ぎりぎりの15年で選ばれたジム・ライス、9年目のアンドレ・ドーソンなどもいる。また1年目に箸にも棒にもかからなくて、資格を失効する選手も数多い。
名ショートのデーブ・コンセプシオンや、人気のスティーブ・ガービー、強打のデーブ・パーカーのように15年間延々とエントリーされながら、ついに殿堂入りがかなわない選手もいる。こういう選手にとっては、毎年落選の憂き目を見るわけで、不名誉の殿堂という感じがする。ドン・マッティングリーやデール・マーフィーも同じ道をたどりそうだ。
選ばれるためには、初年度で最低でも30%くらいの得票を得ていないと難しいようだ。バリー・ラーキンは有望だが、ラリー・ウォーカーは微妙だ。エドガー・マルチネス、ジョン・オルルード、ブレット・ブーンとイチローを見てきた人には懐かしい顔ぶれも並ぶ。マルチネスだけが希望をつないでいるが、エントリー1年目より2年目の方が得票率が落ちた。この選手はSEAのフランチャイズプレイヤーであり、全米的にはローカル選手だった。最強のDHと言われたが、アピール力が弱いのかもしれない。
これまでは3000本安打を打っていれば当確と言われたが、ステロイド疑惑の問題があるので一概に言えなくなった。今年資格を得たラファエル・パルメイロの数字が伸びなかったのは、恐らくこのためだ。マグワイアも厳しい数字が続いている。2013年資格を得るバリー・ボンズも厳しい結果が待っていそうだ。
長くなるので投手は稿を改める。
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MLBの野球殿堂入りには、明確なルールがある。10年以上の現役生活と引退から5年以上経過した選手の中で候補者が決められ、75%以上の得票で殿堂入り、5%以下で候補者の資格を失う。また、15年の間に選出されない場合も候補者資格を失う。
資格を失った元選手はベテランズ委員会で再度検討され、殿堂入りすることもあるが、これは非常に難しい。
2005年から今年までの殿堂入り表彰の投票結果を野手と投手に分けて一覧にした。まず野手。※はエントリー期限15年の残年数。

文句なしに資格1年目で選ばれたカル・リプケン、トニー・グィン、2年目のロベルト・アロマーなどがいる一方で、資格ぎりぎりの15年で選ばれたジム・ライス、9年目のアンドレ・ドーソンなどもいる。また1年目に箸にも棒にもかからなくて、資格を失効する選手も数多い。
名ショートのデーブ・コンセプシオンや、人気のスティーブ・ガービー、強打のデーブ・パーカーのように15年間延々とエントリーされながら、ついに殿堂入りがかなわない選手もいる。こういう選手にとっては、毎年落選の憂き目を見るわけで、不名誉の殿堂という感じがする。ドン・マッティングリーやデール・マーフィーも同じ道をたどりそうだ。
選ばれるためには、初年度で最低でも30%くらいの得票を得ていないと難しいようだ。バリー・ラーキンは有望だが、ラリー・ウォーカーは微妙だ。エドガー・マルチネス、ジョン・オルルード、ブレット・ブーンとイチローを見てきた人には懐かしい顔ぶれも並ぶ。マルチネスだけが希望をつないでいるが、エントリー1年目より2年目の方が得票率が落ちた。この選手はSEAのフランチャイズプレイヤーであり、全米的にはローカル選手だった。最強のDHと言われたが、アピール力が弱いのかもしれない。
これまでは3000本安打を打っていれば当確と言われたが、ステロイド疑惑の問題があるので一概に言えなくなった。今年資格を得たラファエル・パルメイロの数字が伸びなかったのは、恐らくこのためだ。マグワイアも厳しい数字が続いている。2013年資格を得るバリー・ボンズも厳しい結果が待っていそうだ。
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