ひょっとするとこの日の黒田にとって、勝ち負けは問題ではなかったのかもしれない。それよりも相手を力でねじふせたいと思ったのではないか。





立ち上がり、シンカーとスライダーで攻めたがスライダーが甘く、長打を打たれて3失点。そこで、3回以降は4シームを多投。これが勢いがあったのだ。4シームとシンカー、スプリッターの組み合わせが効果的だった。

打たせて取るという気はそれほどなかったように思う。それよりも打者ととことん勝負をして、歩かせるか、三振させるか。それだけに安打も打たれたが、黒田は終始攻めていた。

6回1/3を投げて116球。球数も多く褒められたものではないが、相変わらず野球どころではないお家事情のなか、野球選手としての証を求めるように気合の入った投球をした。

ナリーグの裏ハーラートップの12敗目。しかし10敗以上しているMLB投手10人の中で、防御率3.19は1位である。

黒田は少なくとも気力は衰えていない。元気である。


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
↓