珍しく、気負いが感じられた昨日の黒田博樹である。



シンカーは十分にスピードがあった。また、スライダーの調子も良く、引き続き好調を維持していると感じられた。

最近の黒田の特徴として、1回を4人でかたづけるパターンが多いのだが、3回までは無難な滑り出し。4回に1点を失ったものの、冷静な投球が続いた。

しかし6回、1‐1の同点のままで黒田は何としても7勝目がほしいと思ったのではないか。珍しく肩に力が入っていた。ベルトランを二塁に置いてデューダの初球はこの日最速の153キロ、しかし続くフォーシームをワイルドピッチ。これで調子がくるって3者連続安打をくらい、4失点目を喫した。

ロサンゼルス・ドジャース=LADとニューヨーク・メッツ=NYMは、チーム事情では雲泥の差がある。今、MLBで最も暗い雰囲気のLADは、ナリーグ西地区最下位で5連敗中、NYMは東地区3位ながら4連勝中。そうしたチーム事情の差もはっきり出た。

現在、両リーグで10敗以上している投手の成績。




ナリーグ2人目の10敗投手となった黒田だが、黒星白星が入れ替わっていてもおかしくない成績であることが分かる。

ただ、昨年の川上憲伸がそうだったが、報われない投球をしているうちに精神的につぶれてしまいことも考えられる(内容的に今年の黒田のほうがはるかに良いが)。事態が好転してくれることを願いたい。

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