今オフ、派手な話題を振りまいたが、楽しみ半分、不安半分と言うところか。
左側が昨年の戦力、右側が今季。左側、移籍はオレンジ、戦力外、引退はえんじ色、右側、ブルーは他球団からの移籍、緑は新外国人、グレーは新人。文字のえんじ色は規定投球回数以上。

先発のバリントンとクローザーのミコライオを抜かれてしまった。これは非常に痛い。
黒田博樹はバリントンの穴を埋めればよいという程度か。衰えは見せていないが40歳である。無理は難しいだろう。
このところ前田健太以外の投手は、1年だけ活躍して、以後「半休」状態だ。大瀬良もそうなる可能性がある。
野村、福井、そして昨年の2位九里あたりが規定投球回数に達しなければ枚数が足りなくなる。ヒースの終盤の活躍が本物ならば、助かるところだ。
新外国人のジョンソンがローテを維持できるかどうかは微妙だ。
それ以上に問題なのは救援陣。一岡が元気ならクローザーに抜擢したいところだが復調しているかどうか。
過去165セーブの実績がある永川、新外国人のザガースキーあたりが候補だろうか。
セットアッパーも薄い。進退できるのは戸田隆矢くらいだったが、彼は先発候補だという。
中﨑あたりが主力になってくるが、救援も枚数が足りない。
好調な打線の足を投手が引っ張らなければよいが。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。
1974年鈴木啓示、全登板成績【西本近鉄での1年目】
広尾晃、3冊目の本が出ました。



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黒田博樹はバリントンの穴を埋めればよいという程度か。衰えは見せていないが40歳である。無理は難しいだろう。
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野村、福井、そして昨年の2位九里あたりが規定投球回数に達しなければ枚数が足りなくなる。ヒースの終盤の活躍が本物ならば、助かるところだ。
新外国人のジョンソンがローテを維持できるかどうかは微妙だ。
それ以上に問題なのは救援陣。一岡が元気ならクローザーに抜擢したいところだが復調しているかどうか。
過去165セーブの実績がある永川、新外国人のザガースキーあたりが候補だろうか。
セットアッパーも薄い。進退できるのは戸田隆矢くらいだったが、彼は先発候補だという。
中﨑あたりが主力になってくるが、救援も枚数が足りない。
好調な打線の足を投手が引っ張らなければよいが。
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コメント
コメント一覧
こうして見ると投手陣はいろいろ不安要素が多いですね。
また、九里はドラフト2位です。
黒田はバリントンの穴埋め程度のということは10勝くらいの期待でしょうか?
それで、どうして4億のオファーは失礼なのでしょうか?多すぎるくらいでは?
13勝以上を期待します。
自分もそこは同感ですが、優勝を狙うとなるとやはりあと1枚くらいは覚醒しないと厳しいかもしれないですね。
バリントンとミコライオは勤続疲労か慣れによる弛みかは分かりませんが、成績が下降気味だったので仕方はないかと。
しかし最大の懸念材料は、長らく優勝候補などと言われたことがないのに他球団のマークが厳しくなる中で期待通りの実力が発揮できるのか、という点ではないでしょうか。
広尾さんの代弁者の方ですか?
勝ち数じゃなくてWARでもなんでもいいですが、広尾さんはバリントンの穴埋めができればよい程度と明確に書かれています。
そのバリントンの今年の年俸は1.5億です。
いかがですか?
広尾さんのご意見に共感していますが代弁者ではありません。
確かに広島愛さんの意見も一理あるかもしれません。バリントンはMLBでは金銭的評価が低く、黒田は高い、だけどNPBではバリントンと黒田の成績は大きく違わない、だから黒田のNPBでのサラリーは安くない、というロジックですね。なぜこのような不思議な現象が起きたかというと黒田が市場価値を大幅に下回るカープのオファーを受け入れたという市場経済の歪みが発生しているからです。なぜカープが失礼である可能性があるかというと黒田の義理人情に訴えてそういうオファーを受け入れることがさも当然であるかのような雰囲気を醸成した可能性があるからだと思います。黒田からしたら母国でリラックスして野球を楽しもうと思っているから安いサラリーでもいいと思ったのかもしれません。ただ普通の野球選手はNPBとMLBを仕事場として比較対象にしているから黒田のような考え方はしないということだと思います。黒田という特異なケースが市場経済を歪めたユニークなケースだと思っています。
あなたの考えを読んで私の考えも明確になりました。
あなたはMLBとNPBとで市場経済は共通と考えておられるようですが、私は別物と考えます。
したがって黒田をMLBのチームとしてではなく、NPBのチームとして採る以上、NPBの市場価値としてほぼ上限の4億でのオファーは決して失礼ではないと考えます。
その市場間格差が明確になったのが今回のケースだったのではないでしょうか?
広尾さんも同様なことを書かれていましたが、広島が義理人情に訴えたとか、カープ愛にすがるよう仕向けたとかいうのは、根拠のない邪推です。
黒田の判断とは別に、単純にある選手の年俸が、成績が落ちたわけでもないのに、4分の1になることについてはどう思われますか?
日本とアメリカでは年俸の水準が違うから仕方がないと言い切れるのでしょうか。物価や給与水準には大きな差はありません。
黒田がその判断をしたことは、尊重すべきですが、一般的にはおかしいのではないでしょうか?
それから単に10勝投手と言いますが、その年俸はキャリアによって全く異なります。戦力的に同じだから同程度の年俸でも良いというのは、単純に過ぎるでしょう。
大変些細なことなのですが、九里は昨年の1位ではなく2位ではないかと。
30年来のカープファンですが、広尾さんの「楽しみ半分不安半分」というのが、まさにドンピシャのファン心理(私個人のですが)で、巷の優勝予想などを見るとムズムズします。
うまいうまい
そのギャップをカープが全てかぶらないといけないとでも言うのでしょうか。
業者買い叩きの件は、がっかりです。
このあとカープがブラックではないということを書こうと思っていましたが、取り止めます。
市場格差ではなく、NPBとMLBの能力格差です。
為替レートと賃金水準を見れば、日本とアメリカの経済格差は4倍もありません。1万円で買えるものと、80ドルで買えるものに、それほど大きな差はないじゃないですか。
要するにNPBがお金を儲ける才覚がなくて、選手にたくさん年俸を払えていないだけです。
同じプレーをして何倍も高い年俸がもらえるなら、そっちへ行くのが普通のプロ選手です。
MLBに行こうという選手に、うちはこれだけしか出せないからと言って引き留めることは、普通できません。
黒田が、人とは違った価値観を持っているのをよいことに、それをぬけぬけとしたことが恥ずかしいと思います。
広島がブラックなのは、地元の人ならだれでも知っていることです。ごく普通の中小企業のモラルです。
黒田は巨人やSBからのオファーでも入団を決めたでしょうか?きっとそうはしていないでしょうね。
カープやカープファンにに恩義を感じたから決めた。カープやカープファンはそれだけ選手に温かいのではないでしょうか?
あなたは決して肯定しないでしょうが、私はそう思います。
カープブラック論については、できれば別記事で詳しく説明して欲しいところです。
なぜ私があなたにカープのブラック性について説明する必要があるのかよく分かりません。お断りします。
16億貰っている人が4億で来るというのなら、まともな企業でもブラックでも、喜んで受け入れるでしょう。広島が偉いとは思いません。
黒田がカープにかける思いは、「お金じゃない」と言って良いと思いますが、カープが黒田に対する思いは「お金じゃない」のでしょうか?
修正したのは、失礼ながらご理解いただけないと思ったので。
MLBとNPBの格差があるというのは、NPBの方が商売が下手で、貧乏だということです。だから才能のある人材の流出が起こっている。
世界基準に照らして、実力に見合う年俸が払えないから、選手が出ていくわけです。
NPBではこれが精いっぱいの金額だから、4億と十数億は同レベルだ、というのは、勝手な言いぐさに過ぎません。
きちんと説明できないならいいです。
カープの黒田への思いはお金もあるしそれ以外もあるでしょう。
率直なところ、内情をある程度知っているので敢えて書きません。
ただ、カープだけでなく、プロ野球チーム、そして一般的な企業にロマンチックな思い入れはされない方が良いと思います。ただの営利企業です。
私はカープが営利企業であることを否定しません。
ただ一般的に目先の利益だけを優先する企業は長くは続かないものと認識しています。
営利か目に見えないもの(ロマンとか愛とか)かという二元論で物事を割り切れるものではないと思います。
両者のバランスをうまくとることが企業として必要なのではないでしょうか。
搾取かどうかは、カープ球団が今後その利益をどこに回すかによるのではないでしょうか。
チーム強化やファンのために使ってくれることに期待したいです。
ブラックであるかどうかの是非はおくとしても、黒田との契約がカープにとってはビジネスだったことは間違いないところです。
そう思っている方が幸せではありますね。