この球団のフロントは3年に1回くらいしか仕事をしない。今年もストーブを囲んで楽しいお話をしていたようだ。
左側が昨年の戦力、右側が今季。左側、移籍はオレンジ、戦力外、引退はえんじ色、右側、ブルーは他球団からの移籍、グレーは新人。文字のえんじ色は規定打席以上。

MLBに挑戦するという鳥谷を引き留めて4億で契約しただけ。
なぜか「これで安心」と言う声があちこちで聞こえたが、おめでた過ぎるのではないか。
2011年オフ、阪神は下柳剛を戦力外にした以外、何もしなかったが、2012年、阪神は5位に沈んだ。
プロ野球にとって、現状維持は戦力下落に他ならない。
選手は1年たてば1歳年を取る。ベテラン選手は今年も前年同様の活躍をするとは限らない。
そして競争原理が働かないと、チームは失速する。
今年は西岡剛が昨年規定打席に達した上本と二塁の定位置争いをしている。また捕手もレギュラー争いがあるが、他は無風。
鳥谷敬のように、他の選手にポジションを譲らない選手が故障をすればどうなるのか、と言った準備はしていないように思われる。
マウロ・ゴメスが2年目も働く保証もない。
新人では江越大賀が目立っている。思い切ってスタメンで使うなど、刺激策が必要かと思う。

例によって期待を裏切る可能性は大いにあるのではないか。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。
1974年鈴木啓示、全登板成績【西本近鉄での1年目】
広尾晃、3冊目の本が出ました。



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選手は1年たてば1歳年を取る。ベテラン選手は今年も前年同様の活躍をするとは限らない。
そして競争原理が働かないと、チームは失速する。
今年は西岡剛が昨年規定打席に達した上本と二塁の定位置争いをしている。また捕手もレギュラー争いがあるが、他は無風。
鳥谷敬のように、他の選手にポジションを譲らない選手が故障をすればどうなるのか、と言った準備はしていないように思われる。
マウロ・ゴメスが2年目も働く保証もない。
新人では江越大賀が目立っている。思い切ってスタメンで使うなど、刺激策が必要かと思う。

例によって期待を裏切る可能性は大いにあるのではないか。
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コメント
コメント一覧
つまり打球に追い付けなくなっている。
今すぐ表面化する問題ではないでしょうが、ちょっと心配です。
毎年ってことはないと思います
'11年から'13年までは上がり調子で、一昨年'13年はキャリアハイでした
33歳と遊撃手として考えると衰えてもおかしくない年齢ですが、例えば井端は30中頃になっても元気でしたし、
怪我による一時的なものならいいんですが…
膝の故障の影響もあったんでしょうか?
いずれにせよそろそろコンバートやら休ませながら使うやらを考えないと
また金本の悲劇が繰り返されそうです
2Aの中島に4億なんか馬鹿げてるし小谷野も大引もFAで取るほどの選手じゃないですからね
ただ、リーグトップに位置するような図抜けた存在もまたいない。打力に優れたマートンやゴメスは、守備得点で大きなマイナスを出しており、守備に優れた今成や大和は、RCAAでマイナスの数値が出ているからです。結果的に、どのポジションでも平均かそれ以上の戦力、という布陣になっている。
その中でも穴となるのが、まず貧打揃いの捕手陣。梅野の長打力には見るべきものがありますが、この低打率では如何ともしがたい。
次に主に福留が守った右翼。守備でも打撃でもリーグ平均を下回っており、質の高い阪神レギュラー陣の中で捕手とともにNPBワースト水準の数値が出ています。
一昨年までは鳥谷が攻守両面でNPBトップクラスの傑出度でしたが、昨年は怪我の影響もあるのか、守備得点-28というちょっと考えられない数値となっている。これが一時的なものか、それとも不可逆なものなのか、今年は真価が問われる年になるでしょう。
西岡は三塁にコンバートし、今成と競わせる方針のようですが、これは指標的には正しい選択です。二塁の上本は菊池、山田に次いでNPB3位レベルの指標を叩き出していますが、三塁の今成はNPB平均レベル。ポジションの重要性では上本の方が上です。
上本、今成、大和と3人もの野手が台頭してきたのは喜ばしい限りですが、いずれも野手のピークとされる27歳を過ぎてしまっており、惜しい、勿体ないという印象は拭えません。それぞれ怪我やコンバートなど事情があるのは分かってはいるのですが・・・ドラフト上位でない選手が強豪チームでレギュラーを掴む難しさを感じます。このあたりの事情は巨人とよく似ている。