ポイントは、斎藤佑樹の相方が正捕手の大野奨太や鶴岡慎也ではなく、今成亮太だったこと。1軍昇格寸前の6月21日のファーム巨人戦でバッテリーを組んだが、このときに何らかの合意があったのかもしれない。少なくとも昨日の斎藤は、大野奨太と組んだこれまでとは大きく異なっていた。


初回、斎藤は攻めた。140km/h台前半のボールをストライクゾーンに投げ込んだ。大学時代、打者を翻弄した小さく動く速球。打てそうで打てない。特筆すべきは、この速球で2番伊志嶺翔大を空振り三振に打ち取ったこと。この攻めの姿勢が、斎藤祐樹をこれまでになく逞しく見せた。
良いあたりも打たれたが、低めにコントロールされているので、大崩れはしなかった。2順目からは100km/hのカーブなども交え、かわす投球も見せたが、立ち上がりの強気の投球によって、打者に対し優位に立っていた。
この日、斎藤の球をよく見ていたのは下位打線だった。福浦和也、里崎智也というベテランが、斎藤の変化球を巧みにとらえた。5回は福浦が変化球の落ち際を叩いて出塁、里崎はバントで送ろうとするが2ストライク後一転ヒッティングに出た。これも変化球。一死後、野戦が出て満塁。ここで高めに浮いたスライダーを岡田に三塁打された。いずれも変化球があまり変化しなかった。4失点。この回に限っては、かわそうという姿勢が強かったように思う。
しかし、首脳陣は以後も斎藤にマウンドを託した。斎藤は安打を打たれながらも攻めの姿勢で7回を投げた。
負けはついたが、本人も納得の登板ではなかっただろうか。立ち上がりで「強い斎藤佑樹」を見せることで、終始自分のペースで投げることができた。統一球元年の今年、速球を思い切って投げ込んでもフライに打ち取れる可能性は高い。コントロールが甘くなれば打ちこまれるが、変化球を生かすためにも速球を磨くのが大事なのだ。
人気や強運などで売り出してきた斎藤佑樹だが、今日はプロの投手としての持ち味を出した。持っていなくても、実力で勝負できると思った。
試合途中で千葉ロッテのサブローと巨人工藤隆人のトレードの報が流れた。金泰均、荻野貴などが欠場している中、サブローは貴重な攻撃力だと思われたが、不可解である。このトレードは、バレンタイン解任騒動以来の軋轢を生むのではないか。
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初回、斎藤は攻めた。140km/h台前半のボールをストライクゾーンに投げ込んだ。大学時代、打者を翻弄した小さく動く速球。打てそうで打てない。特筆すべきは、この速球で2番伊志嶺翔大を空振り三振に打ち取ったこと。この攻めの姿勢が、斎藤祐樹をこれまでになく逞しく見せた。
良いあたりも打たれたが、低めにコントロールされているので、大崩れはしなかった。2順目からは100km/hのカーブなども交え、かわす投球も見せたが、立ち上がりの強気の投球によって、打者に対し優位に立っていた。
この日、斎藤の球をよく見ていたのは下位打線だった。福浦和也、里崎智也というベテランが、斎藤の変化球を巧みにとらえた。5回は福浦が変化球の落ち際を叩いて出塁、里崎はバントで送ろうとするが2ストライク後一転ヒッティングに出た。これも変化球。一死後、野戦が出て満塁。ここで高めに浮いたスライダーを岡田に三塁打された。いずれも変化球があまり変化しなかった。4失点。この回に限っては、かわそうという姿勢が強かったように思う。
しかし、首脳陣は以後も斎藤にマウンドを託した。斎藤は安打を打たれながらも攻めの姿勢で7回を投げた。
負けはついたが、本人も納得の登板ではなかっただろうか。立ち上がりで「強い斎藤佑樹」を見せることで、終始自分のペースで投げることができた。統一球元年の今年、速球を思い切って投げ込んでもフライに打ち取れる可能性は高い。コントロールが甘くなれば打ちこまれるが、変化球を生かすためにも速球を磨くのが大事なのだ。
人気や強運などで売り出してきた斎藤佑樹だが、今日はプロの投手としての持ち味を出した。持っていなくても、実力で勝負できると思った。
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