6月は、防御率0点台の先発投手がセパで4人も出た。調べたわけではないが、近年まれな記録ではないか。言わずと知れたダルビッシュと田中将大。ヤクルトの館山、そしてダルの同僚武田勝も投球回は少ないが素晴らしい投球。





ダルビッシュは5月、6月と圧倒的なピッチングをしていた。しかし、田中将大はダルを大股で追いかけている。6月は4勝。勝ち星だけでなく内容的にダルを上回っている部分もあった。

驚くのは田中の被安打率の低さ。32回を投げてわずか15安打しか打たれていない。球の速さはダルにやや劣るが、切れでは上だったのだ。それとともに特筆すべきは投球数(NP)の少なさ。ダルは、交流戦を終えてソフトバンク戦になって急に球数が増えたが、田中は常に8回を110球前後でまとめている。冷静な投球が続いているのだ。

ダルは6月は死球を1つ出しただけで1人も歩かせなかった。田中も四死球合わせて3人だけ。また館山も武田勝もほとんど四球を出していない。飛ばない統一球によって安打が出にくくなったのは分かるが、ダルは昨年まで1試合(9回)当たり2.58個、田中は2.52個の四球を与えてきた。これが急速に改善したのは、どう考えれば良いのか。統一球はコントロールやコマンドにも影響を与えるのか。やはり、セパの審判部が統一されて、ストライクゾーンが両リーグの最大域にまで広がった影響が大きいのだろうか。

まだ全試合数の40%弱しか消化していない時点で、ダルビッシュは9勝4完封。久々に25勝10完封と言う大昔の大記録が生まれるかもしれない。田中も20勝超が期待される。大投手の時代がやってくるかもしれない。


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
↓