左内腹斜筋の筋挫傷、つまり脇腹を痛めて2軍調整していた斎藤佑樹が、6月29日に1軍復帰して投げると言う。結局、交流戦の期間をまるまる休んだことになる。ダルビッシュの怪物的な投球があり、ソフトバンクの圧勝があり、すっかり影が薄くなった感がある。1、2軍を通じての斎藤佑樹の公式戦の記録。



不思議な投手だと思う。2軍でも1軍でも斎藤は結構打ちこまれ、ぱっとしなかったが、それでいて負けていない。合計4勝しているのだ。
斎藤の球は、甘く入れば2軍の打者でも易々と打つことが出来る。しかし、肝心のところでは打たれない工夫をすることが出来る。昔、横綱輪島を評して小坂秀二は「相撲は大して強くないが、負けない。相撲がうまいのではなく『勝負がうまい』」と言った。斎藤佑樹も「勝負がうまい」投手なのかもしれない。
まるでベテラン投手のように打者を翻弄し、最後は白星を手にする。そういうことなのかもしれないが、これではダルビッシュのはるか後塵を拝し、ローテーションの端っこにぶら下がる存在になるだろう。今でこそちやほやされるだろうが、いずれ色あせるのではないか。
若いのだから、と常とう句を振り回す気はないが、速い球はなくとも、変化球の百貨店(というかスーパーマーケット)ではなく、何かウィニングショットを見つけるべきだと思う。はっきりした輪郭をもってほしい。
シーズン初めに比べて、打者のバットの振りはずいぶん鋭くなっているはずだ。良い滑り出しをしてほしい。
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不思議な投手だと思う。2軍でも1軍でも斎藤は結構打ちこまれ、ぱっとしなかったが、それでいて負けていない。合計4勝しているのだ。
斎藤の球は、甘く入れば2軍の打者でも易々と打つことが出来る。しかし、肝心のところでは打たれない工夫をすることが出来る。昔、横綱輪島を評して小坂秀二は「相撲は大して強くないが、負けない。相撲がうまいのではなく『勝負がうまい』」と言った。斎藤佑樹も「勝負がうまい」投手なのかもしれない。
まるでベテラン投手のように打者を翻弄し、最後は白星を手にする。そういうことなのかもしれないが、これではダルビッシュのはるか後塵を拝し、ローテーションの端っこにぶら下がる存在になるだろう。今でこそちやほやされるだろうが、いずれ色あせるのではないか。
若いのだから、と常とう句を振り回す気はないが、速い球はなくとも、変化球の百貨店(というかスーパーマーケット)ではなく、何かウィニングショットを見つけるべきだと思う。はっきりした輪郭をもってほしい。
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