開幕して1か月、今年のNPBは投高打低が続いている。「また統一球に細工をしたんじゃないか」という疑問もわいてくるのだが。
過去10年の2リーグの打率、1試合当たりの本塁打数の推移を見る。
2015年は1週ごとのデータも出す。赤線は統一球導入。

NPB HRG


2011年からNPBの野球は激変した。
2013年には反発係数をひそかに改変、これによって打率、本塁打ともに急回復。「おかしなことをするな」と大問題になって、加藤コミッショナーが辞任に追い込まれたのは記憶に新しい。
昨年はそのまま。
今年は、開幕から本塁打が出ず、2週目には両リーグともに極端な投高打低に振れる。
その後の週は徐々に回復しつつある。
しかしトータルで見れば、打率も本塁打数も減っている。

ただし、セパ両リーグで数字に大きな差があることも見逃せない。
パ・リーグでは本塁打は、前年水準に回復しつつあるが、セ・リーグは貧打のままだ。
使用球の問題だけでなく、投打のバランスの問題も大きいように思える。
2週目に両リーグともに貧打に陥ったのは、雨天が続いたことと関連があるかもしれない。

率直に言って統一球に改変をした可能性は少ないのではないかと思う。
コミッショナーの首が飛ぶような大ごとに発展したのだ(ご本人は知らなかったようだが)。あえてリスクを踏む人はいないだろう。
いるとすれば、“あのお方”だろうが、最近は人の方に寄りかかって移動をされているようだし、そこまで考えが及ばないのではないかと思う。

投高打低は間違いないところだが、もう少し推移を見守りたい。


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