NPBには100勝投手が131人いる。彼らの通算打撃成績をランキングしてみた。
規定打席を設けようかと思ったが、あえてそのまま打率順に出す。えんじ色は投手としての成績。ブルーは打者としての成績。

Pitcher Hitting


1位は真田重蔵。海草中のエース。戦時中に職業野球に投じ、1956年まで現役。選手数の少ない時代でもあり、投手だけでなく三塁手としても出場。ただし規定打席に達したことはない。「投手寄りの二刀流」だ。スタミナ抜群。

2位は別所毅彦。この選手も真田と同じように野手での出場も多い。「投手寄りの二刀流」と言っても良いのではないか。二塁打1位、本塁打2位、投手最強の打者と言っても良いのではないか。

3位に松坂を入れたのは異論もあろうが、この投手も打撃が大好きだ。MLBでも交流戦では思い切りの良い打撃を見せた。

4位の野口、5位の御園生、7位の服部は「野手寄りの二刀流」と言うべきではないか。投手より野手での出場試合の方が多い。

6位の藤本も強打で鳴らした。

金田は出場試合数で1位、本塁打も1位。

2割近い打率を残した投手は、打撃でも戦力だったといってよいだろう。

現役では石川雅規は打撃が得意な投手として知られている。

打率が1割前後から下の投手は打席に立っても期待できない。現役の投手の大半はここにいる。

1975年から2004年までに活躍したパ・リーグの投手はほとんど打席に立っていない。
打撃成績はなしである。
DH制が両リーグで導入されれば、こういう選手ばかりになる。

DH制は指導者、指揮官にとってはやりやすい制度だ。投手の交代期がシンプルになるし、打者の出場機会も増える。本音で言えば導入したい向きが多いのではないか。
見る側にすれば、投手の打順での交代の機微など、深みのある面白さがなくなるので好ましいとは言えない。
ただ存続するためには、投手の打撃にもう少し力を入れる必要があろう。


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!




クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。
武上四郎、全本塁打一覧|本塁打大全



広尾晃、3冊目の本が出ました。