少し旧聞になったが、松坂大輔は8月18日、右肩関節唇および腱板のクリーニング手術を受けた。肘ではなく肩、これはかなりショックだ。
肘の靭帯の損傷には、トミー・ジョン手術と言う独参湯がある。投手として完全復活できるかどうかはわからないが、少なくとも損傷した靭帯は完全に修復することができる。
あとはリハビリの状態と投手自身の経年劣化との戦いである。
しかし肩の損傷は、完全復活できる保証はない。
上腕の骨の端をボールとすると、肩甲骨の一部がそれを受けるカップとなるが、カップはかなり浅いので、それを補う為に、カップの縁を取り巻いている繊維軟骨がある。
これが関節唇と呼ばれる組織だ。
肩甲骨から上腕の骨に付着する筋肉の中で、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋という4つの筋を腱板、回旋筋腱板あるいはローテーターカフと呼ぶ事があり、靱帯と共に、ボールをカップに保持する役目を負いながら、肩関節の回旋運動に大きな役割を果たしている。
※kozさんのコメントによって修正。ご教示感謝。
松坂大輔の「右肩関節唇および腱板のクリーニング手術」の内容は素人にはよくわからないが、間接唇、肩腱板ともに損傷はしているが、復旧手術を受けるほどではないということか。

斎藤佑樹も、2012年オフに松坂と同じ右肩の関節唇損傷と診断された。しかし、彼は手術を受けず、温存しながら投球を続けている。
損傷の程度が軽かったのかもしれないが、手術を受けても完治の保証がないからでもあるだろう。その時間が惜しいので、だましだまし現役を続けているということだ。
肩腱板の損傷と言うと、ソフトバンクの先輩である斉藤和巳が、右肩腱板の修復手術を受けている。しかし、彼が復活することはなかったのは周知の通り。
投げられなくなってから、6年もの間、リハビリを続けて一昨年、ようやく引退を表明した。
松坂大輔は難しい局面を迎えている。
彼の今回の故障は、回復の決め手がない「肩」だった。手術をしても、再び投げられるかどうかはわからない。
巨額の契約をしているから、何とかして復活を期しているのだろうが、その可能性は高くはない。
斉藤和巳が投げられなくなったのは30歳のオフ。
松坂は今、35歳。どこまで頑張ってみるか、どこであきらめるか、が大事になってくる。
松坂大輔は「松坂世代」と言われた時代を代表する投手だ。高校時代の圧倒的な投球は誰しもが知るところだ。
同世代の選手はみんな彼を目標にし、彼に夢を託した。
MLBでは、挫折を味わったが、それでも1年目、2年目は彼の素質の素晴らしさを見せつけた。そしておそらくは、後に続く投手の反面教師にもなった。
ある意味で、すでに歴史的な存在になっている。そのことを考えて出処進退を決めるべきなのだろう。
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あとはリハビリの状態と投手自身の経年劣化との戦いである。
しかし肩の損傷は、完全復活できる保証はない。
上腕の骨の端をボールとすると、肩甲骨の一部がそれを受けるカップとなるが、カップはかなり浅いので、それを補う為に、カップの縁を取り巻いている繊維軟骨がある。
これが関節唇と呼ばれる組織だ。
肩甲骨から上腕の骨に付着する筋肉の中で、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋という4つの筋を腱板、回旋筋腱板あるいはローテーターカフと呼ぶ事があり、靱帯と共に、ボールをカップに保持する役目を負いながら、肩関節の回旋運動に大きな役割を果たしている。
※kozさんのコメントによって修正。ご教示感謝。
松坂大輔の「右肩関節唇および腱板のクリーニング手術」の内容は素人にはよくわからないが、間接唇、肩腱板ともに損傷はしているが、復旧手術を受けるほどではないということか。

斎藤佑樹も、2012年オフに松坂と同じ右肩の関節唇損傷と診断された。しかし、彼は手術を受けず、温存しながら投球を続けている。
損傷の程度が軽かったのかもしれないが、手術を受けても完治の保証がないからでもあるだろう。その時間が惜しいので、だましだまし現役を続けているということだ。
肩腱板の損傷と言うと、ソフトバンクの先輩である斉藤和巳が、右肩腱板の修復手術を受けている。しかし、彼が復活することはなかったのは周知の通り。
投げられなくなってから、6年もの間、リハビリを続けて一昨年、ようやく引退を表明した。
松坂大輔は難しい局面を迎えている。
彼の今回の故障は、回復の決め手がない「肩」だった。手術をしても、再び投げられるかどうかはわからない。
巨額の契約をしているから、何とかして復活を期しているのだろうが、その可能性は高くはない。
斉藤和巳が投げられなくなったのは30歳のオフ。
松坂は今、35歳。どこまで頑張ってみるか、どこであきらめるか、が大事になってくる。
松坂大輔は「松坂世代」と言われた時代を代表する投手だ。高校時代の圧倒的な投球は誰しもが知るところだ。
同世代の選手はみんな彼を目標にし、彼に夢を託した。
MLBでは、挫折を味わったが、それでも1年目、2年目は彼の素質の素晴らしさを見せつけた。そしておそらくは、後に続く投手の反面教師にもなった。
ある意味で、すでに歴史的な存在になっている。そのことを考えて出処進退を決めるべきなのだろう。
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コメント
コメント一覧
理学療法士を職業としておりますが、回旋筋腱板と関節唇を混同されておられるのではないでしょうか?
ありがとうございます。もし間違っているのなら、正確な表記をご教示いただければ幸いです。
肩甲骨から上腕の骨に付着する筋肉の中で、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋という4つの筋を腱板、回旋筋腱板あるいはローテーターカフと呼ぶ事があり、靱帯と共に、ボールをカップに保持する役目を負いながら、肩関節の回旋運動に大きな役割を果たしています。
記録に焦点を当てるならば、解剖学・運動学的な記述はこのあたりでも良い気もしますが。
ありがとうございます。記述を置き換えました。
こちらこそ、勉強になりました。
そうなんよ、さいきんすこーし髪の量が減ってきて。