同じタイミングでのMLBの観客動員も見ておこう。
ここ3年間の観客動員数の推移。チームの数字に色がついているのは、ポストシーズン進出チーム。2015年は両リーグの勝率上位5位。

最も人気のあるチームは、ロサンゼルス・ドジャース。ここ数年不動だ。観客動員は370万人を超えている。
続いてセントルイス・カーディナルス。続いてサンフランシスコ・ジャイアンツ。
ニューヨーク・ヤンキースは3~4番目だ。
その次のロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムも含め、MLB人気は東海岸よりも西海岸の方が高いように思われる。
チームの強弱にかかわらず人気があるのはヤンキース、レッドソックス。
それ以外のチームはポストシーズン進出如何で観客動員が大きく変わっている。
今年でいえば、トロント・ブルージェイズ、カンザスシティ・ロイヤルズが大きく伸びている。
反対にアトランタ・ブレーブスが大きく下落。キンブレルを出すなど、不可解なことを行ったのも大きいだろう。
しかしレンジャーズのように、健闘しているのに観客動員が落ちているチームも中にはある。
我々はMLBと言えばヤンキース、アメリカン・リーグと思いがちだ。日本人選手の多くがア・リーグに移籍したからだが、人気の面でいえば、ナショナル・リーグのほうがかなり上だ。
観客動員の下位には。ア・リーグのチームがよどんでいる。「マネーボール」のオークランド・アスレチックス。クリーブランド・インディアンス、タンパベイ・レイズ。球団の価値は低い。
ナショナル・リーグで最も不人気な球団は、イチローのいるマイアミ・マーリンズ。このチームは方針がころころ変わった挙句、毎年失速する。信用を失っているのだ。
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コメント一覧
動員数/収容可能人員で稼働率を計算すると,MLBはNPB以下ではないかというのが直感的な予想です.
特にドジャースタジアムの映像は常に50%以上が空席というイメージなので,4.6万という値はにわかには信じられませんw
空席の多さは1回表から9回裏まで見届けることにはこだわらない観戦文化が影響しているのかなとも推測しますが...
あとひとつ補足するなら、MLBはすでに動員数を重視したビジネスから、次のフェーズに移りつつあるという点でしょうか。具体的には、いい座席の年間シート化と高額化。年間シートの転売ビジネスの普及といったあたりです。ボールパークのサロン化・社交場化、といってもいいかもしれません。
収益の柱はこういった(富裕層向けの)高額シートですから、安価な外野スタンドは、言い方は悪いですが「賑やかし要員」であって正直言って入っても入らなくてもいいのです。
2009年に開場した新ヤンキースタジアムが、旧球場よりも観客席を減らしたのは、こういった考えによるものです。フェンウェイパークも、もともと球場スペースに限りがあることを逆手にとって、座席のプレミアム化を目論んだビジネスを展開しており、実際にそれが成功しています。
以前にも言ったことですが、アメリカのスポーツビジネスの隆盛ぶりは素晴らしいし、その豊富なビジネススキームも賞賛に価するのですが、一方で貧しい庶民が気軽にスポーツコンテンツにアクセスする機会が、どんどん狭まっているような気がしてなりません。
BS放送で気軽に無料の野球中継が見られる、日本の野球ファンの方がもしかしたら恵まれているのかもしれませんよ。球場での観戦にしても、バックネット裏と外野スタンドの価格差がそれほどないのが日本の特徴で、これは貧しい人でも良席をゲットできるチャンスがあるということです。
一方のアメリカでは、良席の確保には数百ドルがかかることが普通で、庶民にはなかなか手が出ません。こういったところも「格差社会」なのかなと思います。
全く打てないのにスタメンで使い、MLB全体でもサイテーレベルの成績で再契約でもしたら、GMが撃たれてもおかしくない。
にしても、マーリンズより下が3チームいるのも驚きでした。
それぞれのチームはそれなりの事情があるのも事実ではありますが。
OAK:まず地域条件が悪い上に、地区最下位
CLE:客を呼べるスターがいない
TB:次世代のヒーローがあらかたいなくなった