松坂世代の代表的な投手だったが、不完全燃焼という思いが強い。
鹿児島県薩摩川内市出身。川内高校時代は鹿児島実業の杉内俊哉の好敵手。亜細亜大学を経て自由枠で巨人に入団。
まさにエリートコースでプロ入りした。
キャリアSTATS

長身から球威のある速球とフォークを投げる本格派だったが、2年目以降、1~2年おきにまともに投げては、翌年また不振という悪循環に陥った。
忘れたころにローテに戻ってくるという印象。
肩、太ももなどの故障も多かったが、説明のつかない不振の期間も長かった。
向かっていく闘志のようなものも感じられず、どこか陰気な印象もあった。
今季は一軍の登板なし。二軍では16試合に投げたが、54イニングで76安打7本塁打を喫し29四死球、26奪三振、自責点46、ERA7.67。
来年の構想に入っていないことを伝えられ、引退に踏み切った。
松坂世代は黄昏にさしかかっていることを実感させられる。
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吹石徳一、チーム別&投手別&球場別本塁打数|本塁打大全
コメント
コメント一覧
引退登板を見ても年齢的に他球団ならまだ戦力として手を挙げるとこもありそーな気がしますが、本人の戦意が萎えてしまったようにも映るので、引退の決断をしたのでしょうね。
引退登板後の栗山監督の「(現役で)まだいける!」の発言がなんとも釈然としない気持ちになりました。今季1軍で1度も投げさせなかったのによく言うよ!と。
まぁ報道陣向けのリップサービスだとは思いますが。
闘志を前面に出す性格だったらまた違ったプロ人生になってたんでしょうね。
でも淡々と飄々と投げるのが木佐貫らしくて好きですけどね。
でも、モデルチェンジしてここまで持ち直したのは立派です。本人もやり切った感があるのでしょうか。
怪我については、本人の体質もあったのかも知れませんが、球数が多いピッチャーだった印象があります。
星野仙一(中日監督時代に木佐貫と対戦した)が、「若いころの木佐貫は珠が速くて手に負えなかった。だから、粘って球数を投げさせるようにしていた。」と言っておりました。
怪我によって早々にその球威を失ってしまったのは気の毒でしたが、そこからキャリアを立て直した精神力と技術は賞賛に値します。
ただあの細身ですし、長身ながら深く重心を落とすフォームはいかにも負担が大きそうで、1年間ローテを回すには体力不足だったのでしょうね。
案外、最初からリリーフでやっていたら名クローザーになっていたかもしれません。
木佐貫は公称188cmですが、清原、松井、野茂、田中将大らと同じなんですよ。そう考えるといかに細いかが分かります。