スポニチ
オリックスは2日、井川慶投手(36)と来季契約を結ばないことを発表した。本人は現役続行を希望しているという。

最近は感覚がマヒしているが、普通に考えれば当たり前のことである。
井川の年俸は4800万円、今季は一軍登板なし。二軍では13試合に投げたが20回で41被安打、6被本塁打10四球15奪三振、自責点32、ERAはなんと14.40だった。

NPB復帰来の4年間で3億800万円もの年俸を得てきた。しかし29試合で8勝12敗に終わった。

キャリアSTATS

Keiigawa


1998年、水戸商からドラフト2位で阪神入団。1年目から一軍で投げ、3年目にはローテに定着。
荒れ球だが、圧倒的な球威で三振の山を築いた。スタミナも抜群で、200回以上を4回も記録した。

1歳下の松坂大輔と同時にMLBにわたり、期待されたが1年目で失格の烙印を押され、以後、5シーズンのほとんどをマイナーで暮らす。マイナーでは5年で36勝。
ローテーションに乗り、AAAのエース格となった。

井川は主としてコミュニケーションの問題でMLBに適応できなかったようだ。入団会見での恐ろしい英語と言い、捕手との意思疎通の悪さと言い、向いていなかったのは間違いないが、その溝を努力して埋めようとする姿勢も見られなかった。

漏れ聞こえてくるのは、趣味に没頭する姿。カネシゲタカシさんの漫画には楽しませてもらったが。



2600万ドルものポスティングフィーを支払い、5年2000万ドルの契約を結んだヤンキースにとっては、怒り心頭だったかもしれない。
他球団に契約を譲渡せず井川を飼い殺しにしたのは気の毒だったが、それほどの衝撃だったのだろう。井川自信がこの境遇を好んだとの話もある。
2009年、ニューヨークポストが「過去10年のニューヨークのプロスポーツ選手ワースト10」の1位に指定した。

“刑期”を終えて日本に復帰したが、昔の剛腕ぶりが嘘のようになった。

本人は現役続行の意思があるようだが、本当に闘志があるのなら、藤川球児のように独立リーグから再スタートしてはどうだろうか。


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