続いて交流戦のセパ投手成績を見てみる。1カ月に及ぶ交流戦がどういう戦いだったか、が見えてくる。リーグ戦、交流戦ともに規定投球回数に達した投手の比較。防御率、WHIP(1回当たり走者を何人出したかの数値)、AVG(被打率)。
セリーグの投手。15人いる。
確かに8人がERAを下げている。福井優也や山本省悟、高崎健太郎のように、がた落ちしている投手もいるが、前田健太のように交流戦に入ってから調子を上げている投手もいる。館山昌平は交流戦のERAは0.44と驚異的だ。全体に思ったよりも悪くはない。被打率やWHIPは悪化した投手よりも改善された投手の方が多いのだ。


パリーグの投手。17人いる。
17人中11人がERAを向上させている。ダルビッシュの0.21は館山を上回り、すごいとしか言いようがない。田中将大も0点台。先発に転向して以来もたついていた攝津が、交流戦で実力を発揮しているのも目立つ。
セパ両リーグともに交流戦の投手成績は、悪化していない。セはリーグ戦肩横ばい、パは向上している。これは言うまでもなく、統一球の影響で安打や長打が出にくくなっているからだ。セリーグは接戦に競り負けたということができよう。
もう一つ気になるのはソフトバンク。交流戦で圧勝したソフトバンクの投手は、攝津が立ち直った以外は、ホールトンも杉内も和田もERAを悪化させている。打者編で見たようにソフトバンクは、交流戦で打者の成績も落ちている。では、ソフトバンクは何の力で18勝4敗2分と言う圧倒的な数字を記録したのだろうか。この稿と趣旨が異なるので、稿を改めて考えたい。
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確かに8人がERAを下げている。福井優也や山本省悟、高崎健太郎のように、がた落ちしている投手もいるが、前田健太のように交流戦に入ってから調子を上げている投手もいる。館山昌平は交流戦のERAは0.44と驚異的だ。全体に思ったよりも悪くはない。被打率やWHIPは悪化した投手よりも改善された投手の方が多いのだ。
パリーグの投手。17人いる。
17人中11人がERAを向上させている。ダルビッシュの0.21は館山を上回り、すごいとしか言いようがない。田中将大も0点台。先発に転向して以来もたついていた攝津が、交流戦で実力を発揮しているのも目立つ。
セパ両リーグともに交流戦の投手成績は、悪化していない。セはリーグ戦肩横ばい、パは向上している。これは言うまでもなく、統一球の影響で安打や長打が出にくくなっているからだ。セリーグは接戦に競り負けたということができよう。
もう一つ気になるのはソフトバンク。交流戦で圧勝したソフトバンクの投手は、攝津が立ち直った以外は、ホールトンも杉内も和田もERAを悪化させている。打者編で見たようにソフトバンクは、交流戦で打者の成績も落ちている。では、ソフトバンクは何の力で18勝4敗2分と言う圧倒的な数字を記録したのだろうか。この稿と趣旨が異なるので、稿を改めて考えたい。
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