今朝、「サンデー・モーニング」に出演した有藤通世さんが、「イチローは打席に立っている気で盗塁しているのだと思う。投手が変化球やウィニングショットを投げるときは、盗塁が成功する確率が高い。イチローは塁上でその配球を読んで走っているのだと思う」といっていた。隣にいる張本勲さんに遠慮しながらのコメントだったが、なるほどと思った。だとすれば、盗塁した試合のイチローは、投手の配球が良く読めていて打撃好調のはずだ。そこでイチローの盗塁を記録した試合の打撃成績をピックアップしてみた。年度別である。







予想以上の数字。イチローが盗塁をした試合の打撃成績は1年目から今年まですべて.400以上。OPSも1.000。盗塁はイチローの「絶好調のバロメーター」だといってよいだろう。イチローはV字回復してから6試合で4盗塁している。まさに絶好調なのだ。

ただ、こういう数字もある。



イチローは盗塁失敗した試合での打撃成績は、盗塁に成功した試合よりもさらに良い。これは、何を意味するのか。

つまり、イチローは、成功するにせよ、失敗するにせよ、盗塁を企図するときは、調子が良いのである。反対にいえば、積極的に次の塁を奪おうと言う意欲がわくのは、打撃好調のときだけなのだ。

401個の盗塁は、MLBでは70番目に過ぎない。しかし、盗塁を企図した400試合(複数盗塁の試合、複数盗塁死の試合も含む)では、イチローはOPS1.000を超える非常に危険な打者だと言うことだ。


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