15シーズンのペナントレースを各球団の「ゲーム差」で見ると、なかなか面白いことが見えてくる。
まずはパ・リーグ。1位球団からのゲーム差で、チームを並べてみた。2004年のプレーオフ導入からはポストシーズン進出圏内をグレー地にした。
なお、パ・リーグは2004~2006年までペナントレース優勝チームを日本シリーズ進出チームにしていた。そのために2005、2006年は優勝チームが下位チームより勝率、勝数ともに下になる「下剋上」が起きたが、これはこの表には反映させていない。あくまでペナントレースの結果である。

年によってゲーム差は大きく変化している。6球団のパワー・バランスは毎年変わるのだ。
2005年に新加入した楽天は1年目、47ゲーム差という絶望的な数字を残して下位に沈んだが、そこから急成長したことがわかる。
しかし、2009年からは乱高下が激しい。監督が良く入れ替わることと関係があるのかもしれない。
ソフトバンクの安定感がこの表からもはっきり見て取れる。それに次ぐのは日本ハムだ。
ロッテ、西武は毎年、ポストシーズンの最後の一枠を争っている。
オリックスは調子の良い年もあるが、それが長続きしないという印象だ。
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2015年大谷翔平、全登板成績【投手の刃が冴え、最多勝】


なお、パ・リーグは2004~2006年までペナントレース優勝チームを日本シリーズ進出チームにしていた。そのために2005、2006年は優勝チームが下位チームより勝率、勝数ともに下になる「下剋上」が起きたが、これはこの表には反映させていない。あくまでペナントレースの結果である。

年によってゲーム差は大きく変化している。6球団のパワー・バランスは毎年変わるのだ。
2005年に新加入した楽天は1年目、47ゲーム差という絶望的な数字を残して下位に沈んだが、そこから急成長したことがわかる。
しかし、2009年からは乱高下が激しい。監督が良く入れ替わることと関係があるのかもしれない。
ソフトバンクの安定感がこの表からもはっきり見て取れる。それに次ぐのは日本ハムだ。
ロッテ、西武は毎年、ポストシーズンの最後の一枠を争っている。
オリックスは調子の良い年もあるが、それが長続きしないという印象だ。
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コメント
コメント一覧
セ・リーグも期待です。
印象深いのは2004年です。
選手会ボイコットのためになくなった2試合を振り替えるかどうかが正式に決まったのが、全日程終了後。
その2試合をもし開催してれば、ホークスは西武に5ゲーム差をつけることができたかもしれない。マリーンズはファイターズを交わして3位になれたかもしれない。
決定を遅れさせた意識の低さが各球団の順位に直結した、NPBの体質の悪さを思い出しました。
毎日毎日、間違った表ばかり作って申し訳ありません。いやになります。
これは正直いって、長期的なチーム戦略の失敗と言っていいんじゃないでしょうか。一昨年の優勝でそのことから目が逸れてしまいましたが、あれは田中とマギーの神がかり的な活躍によるもので、球団創立以来の課題は解決していないように感じます。
いろいろと足りない要素はありますが、最大のものは主軸を打てる日本人の不足でしょう。楽天野手のうち外国人だけを見ると、OPSでリーグ上位につけている。今年は他チームに低打率で終わった選手が多く、相対的に楽天外国人はまずまずの成果を残しています。特にペーニャが長打と四球をよく稼いでいる。
逆に日本人だけのOPSはダントツの12球団最下位。長打が圧倒的に足りない上に、四球を奪える選手が少ない。いくら打率は稼げても、長打も四球もない選手を揃えていては勝てません。
外国人は不確定要素が強いため、チームの長期的な成績は日本人OPSとかなりリンクしているはずです(計算はしていませんが)。今年のソフトバンクとヤクルト、数年前の巨人のように日本人だけでクリーンアップを組めるチームはやはり強い。日本人OPSと長期的順位との相関はかなりの水準だろうと予測します。
5割ラインとか6割ラインとか入れられないでしょうかね。