今季は新人王になった選手が合同トライアウトに3人も参加していた。榊原も、セットアッパーとしていい働きをした選手だ。
中京高-関西国際大を経て2008年、ドラフト2位で日本ハムに入団。

小柄な右腕投手だが、150km/h前後の勢いのある速球とスライダーが武器。スリークオーター、ノーワインドアップのコンパクトなフォーム。内角攻めも多く、強気な印象があった。またクイックでの投法も巧みだったように思う。
当初は先発でも使われたが、2年目にロングリリーフ中心に10勝を挙げ、新人王。
翌年はセットアッパーとして60試合を投げて23ホールド、チームの主力に躍り出た。
しかし登板過多の影響か、翌2012年は、右肩痛で出遅れ、5月に復帰を果たすが6月以降不振、7月に登録抹消。
翌年も2試合しか投げられなかった。
実績のある投手でもあるし、故障の治療、リハビリの猶予期間があると思われたが2013年に戦力外に。本人の意思を尊重した結果だという。起用方法に不満があったようだ。球団、指導者とそりが合わなかったのだろうか。
オリックスに育成枠で移籍。すぐに支配下登録されるも2年間で18試合しか投げられず、戦力外になった。
この投手は、投げることさえできれば今でもそこそこ結果を出す。ただ右肩痛は完治していないようだ。
トライアウトでは4人に投げて1四球を与えたのみ。参加者の中では目立つ存在だったと思われる。どこかの球団に収まるのではないだろうか。
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