リーグ戦とトーナメントの組み合わせだから、実力と運のハイブリッドな表ではある。しかし大会の全容はわかるだろう。
11月8日から21日までの大会のトータル。P%はピタゴラス勝率。

勝率では日本、カナダ、韓国、アメリカの順。韓国はリーグ戦で日本とアメリカに負けている。
しかしピタゴラス勝率では、韓国は1位になる。得失点で見れば韓国は日本を上回るのだ。
特に勝った試合は圧勝が多かった。
日本は辛勝がいくつかあった。

決勝トーナメント、準々決勝でA組が全敗した。一発勝負だからこういうことも起こりうるが、グルーピングに問題がなかったとは言えない。
主催国台湾を残すために、A組に比較的弱そうな国を集めたと見えなくもない。それでも決勝トーナメントに出ることができなかったのは残念だが。P勝率では5割を超えていた。勝つときは大勝、負けるときは惜敗だったのだ。
キューバはMLB選手不出場の影響を受けないのにめっきり弱くなった。
反対にドミニカ共和国は、MLB選手が出ないとここまで弱くなる。
最弱はイタリア。仕方がないが、これで意欲を失わないでほしい。

いろいろ問題があったが、有意義な大会だったと思う。次回もぜひやるべきだ。
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そりゃそう思う。
現在開催しているビッグイベントでも、最初から盛んだったものばかりではありません。天下のサッカーW杯も、第1回ウルグアイ大会はウルグアイ建国百周年事業の意味合いが濃く、サッカーの母国英4協会など見向きもしませんでした。イングランドが参加を表明したのは第二次大戦後の50年第4回大会からでした。そしてソ連などの東欧諸国が出場し文字通り世界大会になったのは第6回大会です。
とにかくプレミア12も継続していくことが大事です。日本も野球大国を自認するならば、世界に積極的に働きかけていかなければ。
高校野球に例えるとWBCが夏の選手権で、プレミア12が春の選抜のような位置付けに発展することを願ってやみません。