このところ恒例になっているが、今年も「NPBが3リーグだったら」をやっておく。
地理的に3地区にNPB球団を振り分け、実際の勝敗を当てはめて順位をつける。W%の赤字は優勝。青字はワイルドカード。今年はMLBにならって2枚にした。
ウェスタン・リーグはソフトバンクが圧勝。2位以下は借金である。
セントラル・リーグはヤクルトが西武を振り切る。
イースタン・リーグは日本ハムが優勝。ワイルドカードは2位以下の勝率上位の巨人、ロッテ。楽天は蚊帳の外だったが、このリーグは盛り上がったことだろう。
ワイルドカード争いは結構盛り上がる。
ポストシーズンは、実際の対戦成績に基づいて決める。
1試合だけのワイルドカードゲームはロッテが勝ち上る。
各リーグ優勝チームとワイルドカードで争う7戦制のクライマックスシリーズはソフトバンクと日本ハム。
日本ハムとヤクルトは今季１勝１敗1分だったので前年の成績も加味して日本ハム。
日本シリーズはソフトバンクと日本ハム。北海道と九州の対戦。
順当にソフトバンクが優勝。
ということになる。
この体制にすると、ペナントレースで敗退したチームが短期決戦で勝ち上る「下剋上」という釈然としない事態をなくすことができる。
また、リーグを越えて勝率を争うワイルドカードは、シーズン終盤になるともう一つのペナントレースとして盛り上がるのではないか。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください！
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コメント
コメント一覧
あと、前から提案されていたNPB二軍（三軍）のフランチャイズ分散と、その上での各独立リーグとの統合も、ぜひ実現してもらいたいものです。
そうすりゃ、Jリーグと同じく、多くの都道府県、多くの都市で「おらが野球チーム」を持てますもんね。
が、実際にやるとなるとたとえばこの分け方であればセントラルリーグの「ヤクルト・西武・中日・DeNA」という顔ぶれになることにこの4球団、特にヤクルト・中日・DeNAが反対するでしょうねえ。
交流戦でさえ、減らせ減らせと合唱してるぐらいですからね。
でも、MLBの各球団のチーム補強の活発さも含めてですが、常に変化があるほうがやっぱり見ている方は面白い。変化なく淀んでいると閉塞感を感じます。
実際に3リーグを始めるなら、最初は1リーグ3地区制のようにして、対戦11チーム×13回戦レギュラーシーズン１４３試合で始めるのかなあ。
その後、状況によっては徐々に各リーグ内の試合を増やしていく感じですかね。
いずれにせよ２リーグ制を止めるとなると
これまで２人受賞していた個人タイトルが１リーグ制なら１人になってしまうという問題がありますね
個人タイトルが気にならない人にはどうでもいいことかもしれませんが最も大きな歴史の損失です
これはあくまで過渡期の体制ですね。できれば球団を増やして3リーグ18チームにするべきでしょう。
ただ実際にやったとして難があるのは、関東在住のカープファンとしては、生観戦の機会がぐっと減ってしまうことです。神宮や横浜でのレフトスタンドの盛り上がりが無くなってしまうのは寂しいです。
みなさんのコメントを読んでいると、やはり似たようなことを考えるのかと思いました。
南さんの11チーム×13試合、すなわち全てのチームと同数の対戦数にするというのは、競技面でも営業面でも全てのチームに最も公平であると思います。
ぽんすさんの「チームをシャッフル」も面白い。というよりも、むしろ毎年やるべきでしょう。MLBのように広大な国土がある場合は地区制もありでしょうが、NPBではそこまで移動の手間がかかるわけではありませんからね。
3つのリーグ（あるいは3つのカンファレンス）の優勝チームを自動的にシードとし、残りの2位、3位、4位チームをそれぞれの順位ごとにポッド分けをして（ワールドカップなどで馴染みの方式です）、NPBアワードなどの公開の場で毎年抽選をすればいいでしょう。そうすることでファンはどこのチームと優勝争いをするのか、毎年楽しむこともできます。
現行ならば
セ東地区 巨人、ヤクルト、DeNA、新潟（新規参入）
セ西地区 中日、阪神、広島、石川or岡山（新規参入）
パ東地区 日本ハム、楽天、ロッテ、西武
パ西地区 オリックス、ソフトバンク、静岡（新規参入）・愛媛or岡山（新規参入）
静岡がセだと神奈川・静岡・愛知とセばかりでバランスが悪い。
そうなると、オリックス、ソフトバンクに岡山・愛媛・石川のうち2つとなる。
静岡をパとしたほうが現地に多いといわれる中日、DeNAファンも地元球団でパリーグということで応援しやすいと思う。（移転初期の北海道と東北がそうだった。普段は地元を応援だが、交流戦だけは巨人・阪神を応援するファンはいた）
岡山がセだと兵庫・岡山・広島とこれまたセばかりでバランス悪い。
半面愛媛はパで決まりか。
どれがバランスとしていいだろうか。
独立リーグの兼ね合いもある。
これについては私は何度も書いているので広尾さんは「この宮城の人はしぶといなぁ」と呆れているか。
各東西地区の優勝チームがリーグ優勝決定シリーズをやる。
リーグ優勝チームが日本シリーズをやる。
いずれも7試合制で、先に4勝したチームが勝利。
課題は球団を持つ親会社と交通網の整備。
新潟－広島、仙台－松山などの飛行機定期便がないと苦しい。
ぜひ広尾さんにシミュレーションしてもらいたい。
となると、石川と愛媛が苦しくなってしまうのだが。
いろいろ考えましょう。