長野久義の発言をめぐって、これだけ議論が広がるとは思ってもみなかった。私の意見も述べておきたい。
長野久義のダメな部分
長野の発言は12月4日、アンバサダーをつとめるミズノの会議のあとのことだ。いろいろなスポーツ紙が取り上げているが、概要はこうだ。
まず、長野はマエケンのMLB挑戦に対して
「がんばってほしい」とエールを送った。一流の野球選手として当然のことだ。
そのうえで、今季、7打数無安打3三振とカモにされていた前田に対して「球界を代表する投手。本当に打てないから、対戦しなくなることは良かったです」と述べた。
これが軽い発言だったことは間違いない。目くじら立てることはないかもしれないが、彼は有名選手である。発言は広く伝えられ大きな影響を与える。
この発言をマエケンへのリップサービスとする見方もあるようだが、だとしてもあまり上等のコメントとは言えない。「対戦しなくなることは良かった」と言われてマエケンが喜ぶとも思えない。
むしろ、本音がぽろっと出てしまったと解釈するほうが自然だろう。今季、長野は不振にあえいだ。6年目の今年も長野は規定打席に達したが、安打、打率は過去最低に終わった。年俸も2500万円下がって2億円を割った。
その直後で弱気になっていたために、つい本音を漏らしてしまったのだと思う。
野球選手は勝負師である。難敵に対しても「負けまい」と闘志を燃やすことで生きていくことができる。ファンもそれを望んでいる。
「本当に打てない」は、長野の活躍を期待しているファンには、残念なコメントではなかったのか。
今後も対戦する相手に対して「とても打てない」というのは、ある種の策略だとみることもできる。油断をさせておいて、新手の策で勝負するために三味線を弾いたとみることも可能だ。
しかし、もう対戦がない相手に「とても打てない」「対戦しなくなることは良かった」というのは、額面通りに受け取るしかない。
再起を期すべきオフの発言としては、いささか情けない。勝負師に必須の闘争心を失ったかと思わせる。長野は「焼きがまわった」という感じか。
もちろん、どんな発言をしようと、弱気を見せようと「長野久義命」というファンもいるだろう。長野の言うことはいつも肯定的に受け取るという人もいるだろう。しかし、それはそういう人たちだけで通用する見方だ。そう思うのはもちろん自由だが、みんながそう思うと考える方がどうかしている。非難される筋合いはない。
野球選手は成績が良ければもてはやされ、悪くなれば責められる。勝負師なのだから仕方がない。来季に期待したいファンに対して「勝負師らしからぬ言葉を吐いた」のは、情けないと思う。
もし、マエケンに対してはなむけの意味でコメントするなら
「来季こそリベンジしようと思ったのに残念です」くらいにしておくべきだっただろう。
そうしたこと以前に、この発言には看過できない側面がある。大友一仁さんも書いておられたが、みなさん、読んでくださっただろうか。
長野久義のダメな部分
ダルビッシュ有は、2011年オフにMLBに移籍を表明した際に「NPBではこれ以上モチベーションを維持できなくなった」ことを理由の一つに挙げた。
彼は、試合前に相手打者から「今日は手加減してくれよ」と冗談交じりに言われて本当にがっかりしたというのだ。
投手という商売は、モチベーションが非常に大事だ。勝ち負けや数字なども重要だが、良い打者と打ったり打ち取ったりの好勝負を繰り広げることが投手にとって、何よりの「やりがい」になる。
ダルビッシュは、戦う前から両手を上げるようなNPB打者の情けない発言に、失望したのだ。
もちろん、ダルビッシュに闘争心をむき出しにして立ち向かうNPBの打者もいるにはいただろう。2011年のダルビッシュは球史に残るものすごい投球をしたが、それでも彼を打ち崩した打者はいたのだ。しかし、NPBでダルが燃えることは少なくなっていたはずだ。
ダルビッシュはテキサス・レンジャーズに移籍後、デトロイト・タイガースの三冠王、ミゲル・カブレラとの対戦を非常に楽しみにしていると話した。
ずば抜けた選球眼を持ち、どんな球にでも対応できるうえに、すさまじいパワーもある。ダルはNPBではお目にかかれなかったすごい打者と見えて、失いかけていた闘争心を取り戻したのだろう。
長野久義の言葉も、ダルに「手加減してくれ」といった打者の言葉と同類の、勝負師の口からは聞きたくない言葉だった。勝負師としては「終わっている」発言だろう。
そういう言葉がこともあろうに首位打者まで取った当代屈指の打者の口から漏れたことに、大友さんはがっかりしたのだ。
私もまったく同感だ。

NPBを代表する投手が全盛期にFAを待たずにポスティングでMLBに移籍するのは、球団の側からみれば「これ以上年俸を払いきれない」からである。
そして投手は「NPBではもうやることがない」気持ちになって移籍すると思われる。何度も言うようにモチベーションが維持できないのだろう。
そう思わせているのは、ふがいない打者たちだ。実力で勝てないにしても、せめて闘争心を盛り上げて向かっていく姿勢を示すべきではないのか。
大谷翔平の年俸が3年で2億円に達した。彼もあと2~3年で「やることがない」と思う境地に達するだろう。
それは大きすぎる才能を持ったが故ではあるが、一方にそう言わしめるような不甲斐ない打者たちがいることも忘れてはならない。
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まず、長野はマエケンのMLB挑戦に対して
「がんばってほしい」とエールを送った。一流の野球選手として当然のことだ。
そのうえで、今季、7打数無安打3三振とカモにされていた前田に対して「球界を代表する投手。本当に打てないから、対戦しなくなることは良かったです」と述べた。
これが軽い発言だったことは間違いない。目くじら立てることはないかもしれないが、彼は有名選手である。発言は広く伝えられ大きな影響を与える。
この発言をマエケンへのリップサービスとする見方もあるようだが、だとしてもあまり上等のコメントとは言えない。「対戦しなくなることは良かった」と言われてマエケンが喜ぶとも思えない。
むしろ、本音がぽろっと出てしまったと解釈するほうが自然だろう。今季、長野は不振にあえいだ。6年目の今年も長野は規定打席に達したが、安打、打率は過去最低に終わった。年俸も2500万円下がって2億円を割った。
その直後で弱気になっていたために、つい本音を漏らしてしまったのだと思う。
野球選手は勝負師である。難敵に対しても「負けまい」と闘志を燃やすことで生きていくことができる。ファンもそれを望んでいる。
「本当に打てない」は、長野の活躍を期待しているファンには、残念なコメントではなかったのか。
今後も対戦する相手に対して「とても打てない」というのは、ある種の策略だとみることもできる。油断をさせておいて、新手の策で勝負するために三味線を弾いたとみることも可能だ。
しかし、もう対戦がない相手に「とても打てない」「対戦しなくなることは良かった」というのは、額面通りに受け取るしかない。
再起を期すべきオフの発言としては、いささか情けない。勝負師に必須の闘争心を失ったかと思わせる。長野は「焼きがまわった」という感じか。
もちろん、どんな発言をしようと、弱気を見せようと「長野久義命」というファンもいるだろう。長野の言うことはいつも肯定的に受け取るという人もいるだろう。しかし、それはそういう人たちだけで通用する見方だ。そう思うのはもちろん自由だが、みんながそう思うと考える方がどうかしている。非難される筋合いはない。
野球選手は成績が良ければもてはやされ、悪くなれば責められる。勝負師なのだから仕方がない。来季に期待したいファンに対して「勝負師らしからぬ言葉を吐いた」のは、情けないと思う。
もし、マエケンに対してはなむけの意味でコメントするなら
「来季こそリベンジしようと思ったのに残念です」くらいにしておくべきだっただろう。
そうしたこと以前に、この発言には看過できない側面がある。大友一仁さんも書いておられたが、みなさん、読んでくださっただろうか。
長野久義のダメな部分
ダルビッシュ有は、2011年オフにMLBに移籍を表明した際に「NPBではこれ以上モチベーションを維持できなくなった」ことを理由の一つに挙げた。
彼は、試合前に相手打者から「今日は手加減してくれよ」と冗談交じりに言われて本当にがっかりしたというのだ。
投手という商売は、モチベーションが非常に大事だ。勝ち負けや数字なども重要だが、良い打者と打ったり打ち取ったりの好勝負を繰り広げることが投手にとって、何よりの「やりがい」になる。
ダルビッシュは、戦う前から両手を上げるようなNPB打者の情けない発言に、失望したのだ。
もちろん、ダルビッシュに闘争心をむき出しにして立ち向かうNPBの打者もいるにはいただろう。2011年のダルビッシュは球史に残るものすごい投球をしたが、それでも彼を打ち崩した打者はいたのだ。しかし、NPBでダルが燃えることは少なくなっていたはずだ。
ダルビッシュはテキサス・レンジャーズに移籍後、デトロイト・タイガースの三冠王、ミゲル・カブレラとの対戦を非常に楽しみにしていると話した。
ずば抜けた選球眼を持ち、どんな球にでも対応できるうえに、すさまじいパワーもある。ダルはNPBではお目にかかれなかったすごい打者と見えて、失いかけていた闘争心を取り戻したのだろう。
長野久義の言葉も、ダルに「手加減してくれ」といった打者の言葉と同類の、勝負師の口からは聞きたくない言葉だった。勝負師としては「終わっている」発言だろう。
そういう言葉がこともあろうに首位打者まで取った当代屈指の打者の口から漏れたことに、大友さんはがっかりしたのだ。
私もまったく同感だ。

NPBを代表する投手が全盛期にFAを待たずにポスティングでMLBに移籍するのは、球団の側からみれば「これ以上年俸を払いきれない」からである。
そして投手は「NPBではもうやることがない」気持ちになって移籍すると思われる。何度も言うようにモチベーションが維持できないのだろう。
そう思わせているのは、ふがいない打者たちだ。実力で勝てないにしても、せめて闘争心を盛り上げて向かっていく姿勢を示すべきではないのか。
大谷翔平の年俸が3年で2億円に達した。彼もあと2~3年で「やることがない」と思う境地に達するだろう。
それは大きすぎる才能を持ったが故ではあるが、一方にそう言わしめるような不甲斐ない打者たちがいることも忘れてはならない。
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コメント
コメント一覧
~~
オールスターゲームが行なわれたのは、クリーヴランドのジェイコブズ・フィールド。私は、三対一とリードした九回に登板した。この三点は、地元クリーヴランドのヒーロー、サンディ・アロマーのツーランホームランと、エドガー・マルティネスのソロホームランでの得点だ。エドガーが同じチームでほっとした。彼はどんな投手よりも私との相性がいい。私はいいカモで、彼が引退するときは、うれしくてパーティーを開いてやりたいくらいだった(彼の引退時の通算打率が三割一分二厘、私との対戦の通算打率は五割七分九厘だ)
~~
他にはオフのトークショーでオリの金子や楽天の聖澤が似たようなコメントをしたのを直に聞いています。長野にしろ、リベラにしろ、金子や聖澤にしろ、シーズン中での発言ではないわけですし、確かにガッカリしてしまいますが、まあ...仕方ないかな...とも思います。タチが悪いのは、本人達には全く悪気がないであろうこと。相手をリスペクトしている気持ちでぽろっと出た発言なのでしょう。
ただ、これ↓↓↓はダメですね。私の中では、シーズン中はNGですね。
>彼は、試合前に相手打者から「今日は手加減してくれよ」と冗談交じりに言われて本当にがっかりしたというのだ。
引退後の本でこういう話を読むのは、勝負師の心の内を見るようで、むしろ楽しみでもあります。
同じ発言でも、それがどのレベルの選手なのか、いつの発言なのかでニュアンスは変わってきますね。
読売という狭い檻の中で1.5流選手としての生を全う出来て本望でしょう
単なる悪口ではなく、彼の発言についてどう思うかを聞きたいところです。
キャラとしては全然ありだと思います。
気の抜けたプレーにはファンとして徹底的に批判、炎上させたいですけども。
そういうご意見もあるでしょう。炎上はしていないと思いますが。
そういうのがかっこいいね!
ただ、大野豊を「一生打てない」「ベンチにいるだけで嫌」と大の苦手にしていた松井秀喜も、引退が報じられた時に「本当ですか!?」と喜んでいた、という話もあるくらいです。そこまで目くじらをたてんでも、という気もしなくはないです。
長野本人は「その苦手投手」がいなくなる来シーズンはさぞ立派な成績を残してみて頂きたいと思います。
読売程度に入っただけで満足してるから、向上心もないのだろう
坂本といい長野といい、ショボいメンタルで右肩下がりのキャリアを歩めばよい
Miggyもダルについて「もう対戦したくない、日本に帰ってくれ」って言ってたと記憶するが、これは冗談だと誰でも分かる。
要はジョークで流されないのなら、当該選手の現状がそれだけ滑稽なものだってこと。
松井秀喜は確かマスコミ相手の対応をかなり教育されてたみたいですけど。
単なる悪口で、何も語っていないのど同然だということにお気づきでしょうか。
確かにこの発言は、誰が言ったかでニュアンスが変わりますね。
今季の長野だったら逆に、「来年打たれるのが嫌で、逃げたな」とでも
言ったほうがよっぽど(いい意味で)リップサービスだと思う。
ざぶとん1枚。
明らかにピークを過ぎ、しかも大きな故障持ちの選手が、自信にあふれた大きなこと言うとそれこそ炎上すると思います。
今回の発言については、大友さんというまともな方が取り上げたから「情けない」的な反応で済んでますが、現在の長野の状態で仮に覇気のある発言なんかしていたらまともでない方面ではもっと叩かれてたと思います。
冗談ならともかく気持ち的にマジなんでしょうし
実際、あちらこちらの掲示板等では選手やコーチ、監督のちょっとしたコメントに毎日スレッドが立っています。
特に注目度の高い巨人阪神、日本代表等の発言は実際に言ったかどうか分からないものにまですぐ群がります。
有名になると口数が少なくなる人が多いのは当然でしょうね。
>野球選手は勝負師である。難敵に対しても「負けまい」と闘志を燃やすことで生きていくことができる。ファンもそれを望んでいる。
野球選手は勝負師というのは二昔前くらいのイメージなのでは?今はむしろ野球選手=プロアスリートでしょう。ちなみに「勝負師」を辞書で調べると“ばくちうち。また、棋士など勝ち負けを競うことを職とする人”とあります。ギャンブルに対してかなり否定的にもかかわらず、あなたは図らずもばくちうちとしての一面を期待してしまっているんですね(笑)。
それに「難敵に対しても「負けまい」と闘志を燃やすことで生きていくことができる。ファンもそれを望んでいる」とありますが、それを望んでいるのは広尾さん、あなたでしょう。あたかもファンの代弁をしてやったみたいになってますが、それは少し傲慢すぎやしませんか。プロ野球の楽しみ方は様々あるにもかかわらず、ライトファンからコアなファンまでひっくるめてそれを言うのは、さすがに偏見かつ傲慢と言わざるを得ません。
個人的に長野の発言は、彼の本音というか、率直さや正直さ、つまりマエケンやファンへの誠意が感じられ、とても好感を持ちました。闇雲に闘志を剥き出しにすることだけが美学ではないし、その価値観はむしろ廃れつつあるということを学んだほうがいいですよ。
あまりに今のファン心理を知らない偏りすぎた広尾さんの情けない発言に、本当にがっかりしました。
お得意の、批判にかこつけた人格攻撃ですね。そんなに私のことが気になるのでしょうか。私は何とも思っていないのに。
私の文章で、私が思っていることを書くのは当たり前でしょう。別に他の人の代弁をしているわけではない。この文章で、お前は自分の言いたいことを書いている、と言われればそうですよ、としか言いようがないです。
おんなじパターンの批判しかできないようですが、純粋にあなたのご意見が聞きたいものです。
そうだ、そうだ。
情ないのは、広尾だ。あ、いや、広尾さんだ。
おーー、元気?
長野の発言は、弱気にも見えるし、現実の自分の力量が解っているともとれる。
そこに対し、自分の思うことを述べるのは自由だし、自分と違う他人を否定するのも如何かと思います。
しかしながら、批評は好き勝手にして、自分自身への批評には傷つくというのは違うと思います。
特に他人を辛辣に否定したり批判すれば、同じことを誰かにされる、これは覚悟しないといけない。
プロ野球選手といえど、ペナントレースという勝ったり負けたりの長期戦の中、給与所得で生きるという面もあるわけだから、勝負師であっても公務員体質でも、それは尊重したい。
自分としては、昔の子供時代にテスト前に散々弱気発言していて、いざテストでは満点みたいな彼や彼女みたいで、ユニークだとは思いました。
好きか嫌いか、正しいか誤りかは別として。
長野はテストを受ける子供ではなく、公人です。その発言は重たいと思います。
プロ野球選手が公務員体質になってしまえば魅力は半減するわけですから、私は認めたくないですね。すでにそういう部分は散見されますが。
批判に対して傷ついているって、私に言ってるんですか?
誰ということでなく、このコメント欄での論争を見ると、強い言葉を使う人ほど、他人からの反論で責められる耐性が弱いと思ったのです。
広尾様がコメント欄で繰り返し、「自分が正しいと信じていることをのべているのだ」と返信しておられますが、まさに内心の自由と表現の自由という原則のことです。それをズバッと表明されていて、 これが分かっていてしかも首尾一貫言い切れる日本人は珍しい。
広尾さんは、批判とはいえやっているのは自己の考えの表明であって人格攻撃や押し付けではない。
長野選手が仮にまた同じ発言をしたとしてもそれを理由に悪口や嫌がらせをする意思が広尾さんにはないからです。
対して何名かのコメント者は、広尾さんが自らの考えを表明すること自体への攻撃や悪口に及び、人格攻撃をしている。
議論とは、長野選手の意見への賛同を繰り返すこと、あるいは広尾さんの意見自体を批判することを続けることであり、広尾さんや広尾さんが意見を述べることへの攻撃であってはならない。
広尾さんは、自分も遠慮なく批判を返しはするが意見や考えの中身そのものへの批判は常に歓迎していることは明らかです。
広尾さんはその証拠に、自分が批判を悪口と感じて批判に応えなかった応えなかったとご自身で感じられたときは、明確に謝罪して議論を続行している場面をよく見かけます。
意見の表明にブレーキをかけようとする行為は社会にとってマイナスです。だから、例えば「長野選手を批判するのは彼にとって大変だからやめてほしい」という自分の気持ちや考えを述べるのは正当ですが、「長野選手を批判するな」「お前は批判する資格がない」というのは押し付けであり表現の自由の侵害です。
盟主球団にしては似つかわしくない言動が目に付く。
コンプライアンスとか吹っ飛んでる球団だから仕方ないのかな…。
契約解除されて間もなく草野球チームで投げる発端取り立て投手。
どの面下げて…。
「(本来の打順とは)打順が違ったので打てなかった」
とか言い出す某遊撃主将。
自分の起用打順について(首脳陣に)言及する選手なんて近頃珍しい。
それは(僕3番以外使用禁止)って事かしら。
代表での起用方法にクレーム入れるとかどれだけ考え違いしてんだか。
打順とは奪い取るものであって今シーズン成績で山田差し置いて誰が3番起用するんだろか…。
というか周り回って指揮官ヨシノブに対する注文にも聞こえてくるし、この傍若無人なメンタルはある意味凄いプロ向きなのかなぁ。
こういう選手は呼ばなきゃ使わなきゃ済む話なんだけど強要巨人推しとか難しいのか。
サッカー代表本田みたいに代表を私物化する輩勢力が現れると必ずチームは劣化するわなぁ。
記事自体は面白いものも結構あるので、私はこのブログ、けっこう好きですよ。ただ、もう少し書き手としてのしなやかさや懐の広さがあったほうが、よりライターとしてのキャパシティが広がるのではないかと、私は長野のように率直に思い、それをアウトプットしたまで。しかしながら今のスタンスが広尾さんのチャームポイントでもあると思いますので、それが無くなってしまったらそれはそれで残念な気がします。
ちなみに長野の件については、その発言自体が彼の個性であり、人柄であり、魅力とも言えるかもしれません。あなたの言う「闘争心を剥き出して然るべき」的な、自らの価値観をぐいぐい押しつけてくる発言は、はっきりいって本当に見苦しい。ヒーローインタビューであたり触りなく「チームのために頑張りました、明日も声援をお願いします」的なフワフワした内容を言え、そう言っているに等しいですよ。今は誰もそんなことは聞きたくない。知りたいのは選手の本音やパーソナリティですよ。
今後成長することのないまま引退するでしょう
本心は違うかもしれないし、本当に弱気かもしれません
立場を考えると、それでも言うべきではなかったのかもしれませんが
立派に生きるとはなかなかたいへんなものですね
記事の要諦は今回の発言がダルビッシュの指摘するNPBの体質を示しているようにみえるってことだろう。
ダルビッシュはSotoを引き合いに出して、彼でさえVerlanderを打ちくずすつもりで打席に入ってると述べ、そこがNPBとの違いだと指摘した。NPBの8番打者にはその意識はないし、Managerからしてそれを期待してなどいないのだと。(ダルのSoto評の当否はここでは措く)確かにSotoだってクラブハウスの外では外交的に振舞うだろうし、長野みたいなことを言うかもしれない。でもダルに言わせれば、試合のなかでの振る舞いで意識の違いは歴然としているのだろう。
NPBには気のやさしい選手しかいないのか、「野球」が過剰に「分を弁える」ことを求めるのか、いずれにせよダルはつまらないと思ったわけだ。
投手の一流どころが次々MLBへと流れていくなか、長野のようなそれなりに名を成した打者が今回のような発言をすれば、人柄の良し悪しとは別のコンテクストから無様だ、滑稽だ、と発言を評価されても仕方なかろう。
グラウンドでのパフォーマンスが評価の対象のはずの野球選手が、記者とのちょっとした会話で揚げ足を取られるのだから、ちょっとしたコメントにも政治家並の気遣いがこれから必要ですね。
マエケンに対するエールのつもりで言ったのだろうけど、もし彼がここの記事を読んだら自分のコメントをここまで曲げて受け取る人の存在に驚くかもしれません。
私は野球ファンとして長野にガンバレ!を言いたいですね。くだらん外野の声を気にするなと。
もちろん、そういう方がおられるのは結構なことです。どうぞご自由に。
別に読んでもらわなくてもいいですよ。見ず知らずの人のおためごかしは気持ち悪いだけですし。
このブログで一番いいたいことは、長野の性格や彼がどういう意図でそれを言ったかではなく、こうした発言がNPBのトップクラスの投手のモチベーションに与える影響です。
少なくともこういう発言からは、自分が苦手な投手を克服しようという気持ちが感じられません。
こうした空気が、好投手の人材流出を助長するのではないかという危惧を示したまで。
完全にポイントをを外しておられるので、アドバイスもへったくれもありません。
そういうことです。的外れのぽいふるさん、わかりましたか。
うけるー。自分の幼稚な意見の押し売りー。
もはや、残念より、滑稽だよ。広尾にゃん。
私的には取るに足らない発言ですが。
はいはい、中身が理解できないのなら、コメントしないでねー。
こういう言葉を見逃さないのがセンスだと思うなあ。大友一仁さんは鋭い。
まぁ、そうとも言えますね。
これだけ物議を醸したのだから。
いまの選手同士は仲良し子よし。乱闘もめっきり減りました。打てなかったら「カンベンしてよ」とあっさり白旗上げて薄ら笑い。世の中全体が緩くなっているからでしょうか
こういう中で国際試合に注目が集まるのは、普段のお仲間同士の対戦ではない緊張感にみんなが飢えているからじゃないかなと思います
ただの感想です。お目汚し失礼しました
確かにそういうゆるい空気の中で発せられた言葉かもしれません。
あの、これに関しては、ほぼゼロでしょう。もし本気でこれを憂いているのなら、選手を舐めすぎ。他人の、しかもどんな意図で言ったかも不確かな情報で、選手の気持ちが揺らぐわけがない。広尾さんこそ的はずれもいいところです。
ダルビッシュが海外に行ったのは誰かの発言があったからとうわけでは決してなく、共存共栄を図ろうとしない日本のプロ野球に辟易としたからというのは明白です。そしてプロ野球界がいまいちまとまらないのは「リーダーがいないから」という簡単な理由です。
誰かの何気ない発言が、選手の人生を左右するわけがない。そんなことも分からないのですか?
ダルビッシュ自身が「手加減してくれよな」という発言にショックを受けたと語っています、
あなたが開陳しているダルビッシュのMLB移籍の動機こそ、妄想でしょう(その中に注目すべき解釈があるのは認めます)。
ちょっと苦しいと思いますが、味噌汁で顔洗って出直してはいかがでしょう。
退屈なやり取りです。
その意味ではダルビッシュも田中将大らとお友だち関係ではあったのですが、彼はやはりグラウンドではよりレベルの高い戦いを求めていて、結果NPBが物足りなくなった。
長野に関しては、今年はケガで不振だから弱気な発言とも違うような気が。
3年前に広尾さんも記事にされてましたが、最終戦の時点で最多安打のタイトルを手中にしていたのに、3安打差の坂本が追いつくまでは自分はヒットを避けて四球を狙い、単独タイトルより二人での同時受賞を心から願ったメンタリティの人ゆえに、今回の発言もポロっと出たのでしょうが、やはり闘志のない発言で自分も残念な限りです。
こういう発言って、個人スポーツで言ったら本当にキャリアが終わりかねないですね。
たとえば錦織圭が「ジョコビッチが引退するなら歓迎したい」とか、浅田真央が「キムヨナが引退してくれてホッとしてる」とか発言したら、大変な騒動になりそうです。内心そういう気持ちがゼロだとは思えませんが、発言してしまうと競技者としての沽券に関わってくる問題です。
今シーズンもあれだけ貧弱で魅力のカケラもない打線でありながら、投打に優れていたヤクルトに最後まで食らいついたのは巨人だけでした。その分投手が頑張ったんだろう、というのはもちろんですが、簡単にドロップアウトしないしぶとさがありました。最後に及びませんでしたが、さすがは巨人、勝負に強いな、と感じたものです。
長野のこの発言は、そういうメンタリティとは対を成すような発言に感じます。この発言一つとって「巨人も落ちたものだ」は言い過ぎでしょうが、坂本と並んでチームのリーダーであるべき選手にしてはちょっと弱腰すぎるなと感じますね。
お手手繋いでみんなでゴールの運動会で育ってきた人間は、闘志云々を理解できないんだろう
ダルビッシュや田中将大に降参ならともかく、前田程度にお手上げというのは非常に情けない
所詮防御率4位、菅野やメジャーの落ちこぼれ外人に負ける程度の投手なのに
これくらいサラッと言えてたら他球団ファンでも彼のファン、増えるでしょうね
ダルビッシュ有は、2011年オフにMLBに移籍を表明した際に「NPBではこれ以上モチベーションを維持できなくなった」ことを理由の一つに挙げた。
34. Colon the Great 2015年12月11日 20:54
長野の人柄とかどうでもいいんじゃないかな。
大丈夫かこのコメント欄??人柄はどうでもいい??どうでもいいのにダメ呼ばわりwwww打った文章見直してから言えよクソ虫
あなたのコミュニティ以外では伝わらないコメントだと思います。常人でもわかるように説明してください。
それから「クソ」とかいう言葉を日常的にネットで使っていると、バカになりますよ。もう手遅れかもしれませんが。。