NPBの熊崎コミッショナーは、14日のプロ野球実行委員会で、野球とばく事件で無期限失格者が出た案件に関連して、再発防止策を発表した。
「再発防止対策チーム」の座長になった、井原事務局長から発表された防止策は以下の通り。
(1)来年1月12日に開催されるNPB新人研修会での研修
(2)キャンプでの1、2軍選手全員の研修
(3)ポスター作り
(4)選手間の金銭の授受を伴う賭け事を全面禁止に関する開幕前のコミッショナー通達
(5)野球協約と、野球賭博など有害行為部分だけの小冊子を選手だけでなく、球団職員など全員に配布
(6)契約更改の席での有害行為防止の周知徹底
私は、これらの防止策を発表する前に、3人の実質的な永久追放者だけでなく、賭博に関与していた選手、OBなど球界関係者の調査を行い、問題人物を徹底追及すべきだと思っている。
これは、3人の処分で事件は「もう済んだこと」にしたことを宣言するに他ならない。早々の幕引きである。
何度も言っているが、雑誌メディアなどで、新たな問題が明るみに出たときには、NPBは大きな衝撃を受けることになりかねない。
しかしながら、見るべきものはある。
再発防止策の(1)から(3)と(5)(6)までは、全部、選手は「してはいけない」と言われれば、それを守るという性善説に立っている。
実効性があるとは思えない。

ただし、(4)だけは、これまでにない具体的な通達だ。
コミッショナーが、開幕前に、選手間の金銭の授受を伴う賭け事を全面禁止にするというのだ。
これは明確な禁止の指示だ。
これによって、選手はプロ野球のシーズン中、バカラとばくや野球とばくはおろか、賭けマージャンや、賭けゴルフ、他の競技のトトカルチョなども一切できなくなる。
笠原将生ら、失格処分になった3選手は、シーズンの最中にバカラとばくや野球とばくに手を出して、金銭の授受を行っていたのだ。
その違法性や、金銭の額にかかわらず、小ばくちも、大ばくちも一切禁止するというのだ。
これは大きい。
昔の野球雑誌を見ていると、雨の日の野球選手の多くは雀荘にこもっていた。遠征でも、空きの日は旅館の一室で雀卓を囲むのが日常の風景だった。
こうした行為が、コミッショナーによって一切禁止になったのだ。
これによって、選手たちはオフにパチンコや公営ギャンブルを除くすべての賭博行為ができないことになる。原則的に言えば、子供が正月にやるような、数十円、数百円をかけるお遊びも含め、一切禁止となる。
これは一部のギャンブル好きな選手には、ショッキングな通達だろう。これまでなら見逃されたようなお遊びもすべてアウトになる。
小ばくちは、野球とばくなど深刻な違法行為、野球に対する背信行為につながりかねないという「性悪説」的な考えに基づいた規制だといってよいだろう。
一部の不心得者がいたために、選手のささやかな楽しみさえも奪われた、という受け取り方もできよう。選手が信用されていないともいえるかもしれない。
しかし、勝負の世界とは、出世を目指して上を向いてまい進する勝者と、失意のうちにうつむいて、無為の時間をすごす敗者が同居する世界である。
小人閑居して不善をなす危険性は、常に存在していると考えるべきだろう。
観念論による綱紀の粛正は難しいが、こうした禁止事項によって、選手の行いは改まる可能性が高いだろう。
NPB各球団は(4)を徹底させていただきたい。
そしてメディアは、これまでのように、選手のおかしな行動を看過しないでほしい。コミッショナーが禁じた行為を見かけたら、どんどん記事にしてほしい。
我々ファンも、遠征先での選手の行状を注視しよう。
昨日の喫煙の記事もそうだが、プロ野球選手には窮屈な時代がやってきつつある。
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(2)キャンプでの1、2軍選手全員の研修
(3)ポスター作り
(4)選手間の金銭の授受を伴う賭け事を全面禁止に関する開幕前のコミッショナー通達
(5)野球協約と、野球賭博など有害行為部分だけの小冊子を選手だけでなく、球団職員など全員に配布
(6)契約更改の席での有害行為防止の周知徹底
私は、これらの防止策を発表する前に、3人の実質的な永久追放者だけでなく、賭博に関与していた選手、OBなど球界関係者の調査を行い、問題人物を徹底追及すべきだと思っている。
これは、3人の処分で事件は「もう済んだこと」にしたことを宣言するに他ならない。早々の幕引きである。
何度も言っているが、雑誌メディアなどで、新たな問題が明るみに出たときには、NPBは大きな衝撃を受けることになりかねない。
しかしながら、見るべきものはある。
再発防止策の(1)から(3)と(5)(6)までは、全部、選手は「してはいけない」と言われれば、それを守るという性善説に立っている。
実効性があるとは思えない。

ただし、(4)だけは、これまでにない具体的な通達だ。
コミッショナーが、開幕前に、選手間の金銭の授受を伴う賭け事を全面禁止にするというのだ。
これは明確な禁止の指示だ。
これによって、選手はプロ野球のシーズン中、バカラとばくや野球とばくはおろか、賭けマージャンや、賭けゴルフ、他の競技のトトカルチョなども一切できなくなる。
笠原将生ら、失格処分になった3選手は、シーズンの最中にバカラとばくや野球とばくに手を出して、金銭の授受を行っていたのだ。
その違法性や、金銭の額にかかわらず、小ばくちも、大ばくちも一切禁止するというのだ。
これは大きい。
昔の野球雑誌を見ていると、雨の日の野球選手の多くは雀荘にこもっていた。遠征でも、空きの日は旅館の一室で雀卓を囲むのが日常の風景だった。
こうした行為が、コミッショナーによって一切禁止になったのだ。
これによって、選手たちはオフにパチンコや公営ギャンブルを除くすべての賭博行為ができないことになる。原則的に言えば、子供が正月にやるような、数十円、数百円をかけるお遊びも含め、一切禁止となる。
これは一部のギャンブル好きな選手には、ショッキングな通達だろう。これまでなら見逃されたようなお遊びもすべてアウトになる。
小ばくちは、野球とばくなど深刻な違法行為、野球に対する背信行為につながりかねないという「性悪説」的な考えに基づいた規制だといってよいだろう。
一部の不心得者がいたために、選手のささやかな楽しみさえも奪われた、という受け取り方もできよう。選手が信用されていないともいえるかもしれない。
しかし、勝負の世界とは、出世を目指して上を向いてまい進する勝者と、失意のうちにうつむいて、無為の時間をすごす敗者が同居する世界である。
小人閑居して不善をなす危険性は、常に存在していると考えるべきだろう。
観念論による綱紀の粛正は難しいが、こうした禁止事項によって、選手の行いは改まる可能性が高いだろう。
NPB各球団は(4)を徹底させていただきたい。
そしてメディアは、これまでのように、選手のおかしな行動を看過しないでほしい。コミッショナーが禁じた行為を見かけたら、どんどん記事にしてほしい。
我々ファンも、遠征先での選手の行状を注視しよう。
昨日の喫煙の記事もそうだが、プロ野球選手には窮屈な時代がやってきつつある。
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コメント
コメント一覧
選手間の野球に関する金銭の授受、多額の金銭授受を伴う賭け事の禁止
このように「野球に関する金銭」「多額」としている記事があったので、これら言葉にどんな意味があるのかなと思っていました。
もしNPBの通達が上の文章のとおりなら、例えば巨人の2軍で行われていたらしい賭けトランプは野球に関係ないですし多額でなければ許容されるかのようです。そうならば選手間での野球賭博と度を過ぎた賭け事の禁止、程度の通達とも受け取れます。
どっちやねん!という感じなので、発表はNPB公式でもやって欲しいんですよね…
分かってはいてもやっちゃうのが人間ですし。
巨人のゴルフはベンツ1台くらいが動く金額ですから、
今までそれをやっていた連中がそうそう簡単に止めるとは・・・