予言めいたことを言うが、統一球2年目の今年、NPBの打線は安打数は増えるだろうが、長打は相変わらず横ばいで推移しそうだ。
オープン戦の数字をいろいろさわっているうちに、興味深いことに気がついた。
2011年、オープン戦で規定打席に到達した選手の総和の数値が、レギュラーシーズンの両リーグのトータルの打撃の数値と酷似しているのだ。

打率、OBPが全く同じ。SLGだけはレギュラーシーズンの方が少し高い。昨年は東日本大震災の影響でオープン戦は大幅に減少した。そのデータだから単なる偶然ともいえようが、オープン戦で正選手たちが残した数字が、レギュラーシーズンの成績と似ていても不思議はないともいえよう。
で、今年の春の数字をこれに加えてみる。

打率はかなり上がる。大きくて重たい球をミートする技術は向上しているのだろう。しかし長打は増えていない。本塁打を打つ技術はまだ編み出されていないということか。今季も昨年ほどではないが、投高打低が続きそうだ。


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2011年、オープン戦で規定打席に到達した選手の総和の数値が、レギュラーシーズンの両リーグのトータルの打撃の数値と酷似しているのだ。

打率、OBPが全く同じ。SLGだけはレギュラーシーズンの方が少し高い。昨年は東日本大震災の影響でオープン戦は大幅に減少した。そのデータだから単なる偶然ともいえようが、オープン戦で正選手たちが残した数字が、レギュラーシーズンの成績と似ていても不思議はないともいえよう。
で、今年の春の数字をこれに加えてみる。

打率はかなり上がる。大きくて重たい球をミートする技術は向上しているのだろう。しかし長打は増えていない。本塁打を打つ技術はまだ編み出されていないということか。今季も昨年ほどではないが、投高打低が続きそうだ。
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コメント
コメント一覧
タイトル打高投低になってます!
修正指摘、3件は当ブログの記録であります。失礼しました。
先週の土曜日にWeb版Sportivaに【プロ野球】投高打低に終止符?導入2年目『統一球』に変化あり!?
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/2012/03/24/2_1/
という記事が掲載されましたが、本当にそう言えるのか?と思っています。
興味深いデータですね。広尾さんも打者の復権、巻き返しはまだまだ・・・という厳しい見方ですか。
このオープン戦逐次チェックしていたのですが、この状況だと私も同様、厳しい見方をしなければならないと思います。
私の場合、主に昨年と今年のOP戦での1試合平均得点を調べていたのですが、昨年3.13、今年2.92とほぼ変わらず。より正確に言えば今年のほうが僅かに悪いんですよね。得点や得失点差の分布、本塁打の発生頻度なども確認しましたが、打者の巻き返しがしっかり目に見えて確認できる数字はありませんでした。
個人的にはシーズン終わってみれば、打者の復権があったと数字でもそう思いたいところですが、特にパリーグは開幕当初、前半戦は今季も打者は統一球に苦しめられるのでは?と思います。(セリーグは予告先発の影響で打者有利のファクターが働くのでどうなるか?・・・というところ)