PR(Pitching Runs)の合計ポイントで1950年代の投手のランキングを作ってみた。
PR=投球回×(リーグ防御率-投手の防御率)/9

1位は杉下茂。1954年にはNPB史上最高のPR75.99を記録。リーグ平均防御率からの傑出度ではずば抜けていた。それ以外の9年間のPRもすべて二ケタを記録。
2位は別所毅彦。別所は1リーグ時代の同じランキングでは5位、息の長い活躍をしていた。
最多勝の金田正一は3位。登板数、先発数、完投、完封、投球回数、奪三振も1位だが、傑出度では3位。
4位は稲尾だが、わずか4年。1年あたりでは50を超え、ずば抜けている。
以下、荒巻、長谷川、大友と言った顔ぶれ。
50年代最高の投手は杉下茂と言ってよいのではないか。
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コメント
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他の数字が圧倒的なので私はそれでも50年代最高の投手は金田だと思いますが
順序はどうあれ上位3人は納得のメンツ。
こういうイメージに指標が合致するのも野球の記録で見る醍醐味の一つですね。
今後のランキングが楽しみです。
おそらく今回RSAAではなくPRを出されたのは過去の記録から追いかけるのが楽だったからだろうと思います。
広尾さんも書かれているように打たれながらもなんとなく試合を作りそこそこ勝ち星をあげるというイニングイーターは評価されないものだと思います。
ただそれよりもこれは、縦の変化を記録するのには有効か問題な気がします。それはNPBの防御率が決して小さい変化ではないということがあるからです。
たしか藤川が全盛期には彼がRSAAやPRのトップになってたはずです。リーグの防御率が悪くなってますから登板イニングの少ない救援投手でも、やはり評価されてしまうのです。
そこで偏差値を使って補正を試みたこともあります。これをやると61年の稲尾が偏差値84になり面食らったことがあります。こんなの数万回に1回の頻度でしか出ませんからこれも中々きついのです。偏差値統計は能力のあるなしにかかわらず同一頻度で機会が発生しなければいけません。そもそも能力のない投手に登板機会はありませんからリーグ平均の防御率が相当出来の良い数字なのです。
だからPRやRSAAを評価する場合はマイナスであってもイニングイーターは良い評価をするように考えねばいけない気がします。これが中々いアイデアがありません。
ここは記録サイトですが多くの人にはPRというものの価値が分かっていない気がします。コメントの数を見れば明白ですよね。
FIPあたりになればもっと凄いのかなあという気もします。
よくおわかりで。FIPでやりたいともおみますが、NPBの全投手の記録を洗い出しての上ですので、まずはPRから。
偏差値もやってみたことがあるのですが、高校時代数学で赤点を取りまくりでしたので、ちょっと無理でした。
少し前までこの手の記録にもよくコメントをいただいたのですが、最近少なくなったのが気になっています。