調査の紹介に一部不備があった。非常に面白い意見をたくさんいただいた。
少年野球人口の減少はライト層の減少
ABC
中学軟式野球部員数の減少
高校軟式野球部員数の減少
中学リトルシニア野球選手登録者数の微減
高校硬式野球部員数の維持微増
これらの推移は全体的なプレーヤの減少の中でプレーする野球として軟式から硬式への移行が起こっていると考えられます。
明白な事としては学童野球、軟式野球の衰退ではないでしょうか。これまでの日本の「野球社会」で学童軟式野球が担ってきたものが何かを分析すれば、野球界全体に対して今後どのような影響が現れるかを推測できると思います。
主観的な評価ですがリトルリーグや地域の硬式野球クラブは学校の軟式野球部や学童野球よりも充実した環境と高いレベルでプレーができ、尚且つ集まる子供達も意欲が高い子が多いです。その分、保護者の金銭的負担、運営参加の負担が多い傾向があるように思えます。
学童野球は気軽にまた安価に参加したいライト層を受容していたのではないかなと。
Toyotimiさんが提示した記事における米国での「エリート野球」と「レク野球」に対比すれば日本ではリトルリーグ硬式野球と学童軟式野球となるのではないでしょうか。(米国ではtravel teamとlocal little leagueteamですが)
記事内ではtravel teamでのプレイは金銭的負担が大きく、地域性がなくなり優秀なプレーヤを他の地域から集めるとあります。また保護者はチームOBの大学・プロへの進路を気にする、とも。つまりは若年層でも野球市場の形成が始まっているわけです。
またプレーヤである選手たちは高いレベルで野球ができる一方、成績を重視しコーチや保護者から大きな期待を掛けられストレスが多くなると。
前述したように日本の学童野球とリトルリーグの対比と似ています。日本のリトルリーグでもOBの進路や成績を広告にしているところは珍しくありません。またリトルリーグではまだ優秀なプレーヤの獲得競争は表面化していませんが、コネクションの形成が進めばシニアから高校への選手獲得と同様のことがより低年齢層で起こるやもしれません。
日米でレク野球つまりは娯楽野球から競技野球への移行が進んでいて、米国ではより一層それが進んでいるのでしょう。それがライトプレーヤ層の減少へつながると仮定した場合、今後どのような影響が野球界に現れるのか、この点を考察すると面白いかもしれません。(日米では高校野球の存在、NPB・MLBの運営の違いによって影響が異なるでしょうが)

野球は「おじさんが愛好するスポーツ」
ぽんす
少年のプレイ人口が、代表への注目、複数選手の海外リーグへの挑戦が注目を集めるサッカーには完全に抜かれ、バスケと競っていると言われるのは非常に深刻ですね。
バスケの日本人プレイヤーで世界トップに通用している選手は今も昔も皆無で、国内リーグの知名度も高くない。マスコミも野球の方がプッシュしている。
やはり、競技として「野球をやらせるのはちょっと・・・」となっている親(特に母親?)が多いということでしょうかね。
グローブやスパイク、ユニフォームを用意する敷居が高い。野球ができるグラウンドが少なくなっている。
若者にとっては、野球は「おじさんが愛好するスポーツ」というイメージもあるのかもしれません。もう10年以上前になりますが、学校の同級生が「プロ野球はガラの悪いおじさんが缶ビールを握りしめてやじを飛ばしながら見ているイメージ」と言っていたことを思い出します。
旧弊を打破する選手こそヒーロー
てーげー
衰退しているという意見は変わりません。
ヒーローの不在ですが、現時点で思い付くことを2点挙げたいと思います。
①活躍しても、スパンが短い
②プロ野球の枠を出ない
①に関して、現在はケガをしてしまうトップ選手が非常に多いということ。常に成績ランクに名を連ねることがないと②のような活動も声がかかりにくいでしょう。それにリハビリ風景をドキュメントした番組を放映したとしても、プレーには勝りません。
②に関して、やはり野球だけの世界だと結局、大多数が大雑把な「数字」でしか魅力を語れなくなるのではないでしょうか。もちろん歌を歌えとかドラマに出ろというわけではありません。プレースタイルにも哲学をまとってほしいのです。
抽象論かつ、話がそれてしまうかもしれませんが、現在は興味や対象が分散されて、色んなものを享受できます。
昔あったような「押し付け」は減少はしたでしょうし、それを非とする風潮も育ってきていると思います。
しかし、それと同時に周りへの無関心も助長されていると感じます。昔との比較というよりも、プロフェッショナルに対する誤解なのでしょうか。
日本代表やその分野のトップ選手のみにスポットライトが当たり、年々増える啓発本がそうさせるのかもしれません。
練習の大切さより、本、歌、釣りや遊ぶことでもうまくなることを言うべきです。旧弊を打破する選手こそヒーローです。
スパンの短さと人気の分散
seriseri
おっしゃる通り、現在の野球界にヒーローがいなくなったのは事実の様に思えます。そして、世界と戦うアスリートの人気が高くなったのもおっしゃる通りだと思います。それ以外に表を見て私は以下のことが気になりました。(野球と直接関係なくとも、この議論では有用だと思います。)
・人気のアスリートの人気の波が短くなっている様に感じる。澤や本田、香川などはあっさりとランキングが下がり、近年は羽生や錦織がぽんと上位にランクインしている。
・上位であってもポイントが低くなっている。人気選手がある程度分散しているのではないかと感じます。事実二桁ポイント、あるいは一桁後半のアスリートがどんどん減っている。
・競技に限らず世界選手権などで活躍している選手や国別代表の選手ばかりがランクインしている。これは世間の視点が国際化しているのではなく、単純にメディアが日本vs世界の視点での報道が多く、特に地上波ではこれらが中心となっているからか?
すべてをメディアのせいにしてしまうのは簡単ですが、それだけではいけないと思います。特に最近は日本代表が大好きな日本人というイメージが私の中であります。悪いことではないですが、それが本当の意味で国際的な視点かどうかについてはかなり疑問があります。むしろかなり国内に目が向いてしまっている気がするのです。
純粋にヒーローたちの超人的なプレーを楽しんでそれを真似するのではない、何かを感じてしまいます。。。スポーツ観戦ではなく、スポーツ應援が中心であるように感じてしまうのです。
2に続く
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コメント
コメント一覧
野球オタクと謳ってる僕の意見を書かせて頂きます。
今の時代、これからの時代、野球に限らずどのスポーツもパイは減っていくと思います。単純に人口減少、少子化もありますが、スマートフォンという小型コンピュータを誰もが持ち歩いてる時代だからこそ、一人ひとりが多くの情報を知り得る機会が増えたからというのが一番の理由でしょう。野球じゃなくてもいい、サッカーじゃなくてもいい、じゃあマイナースポーツをやってみようという動機も今後増えていきます。それは新聞や雑誌が最高の情報源だった昔に比べて、スポーツや遊びの選択肢がインターネット、スマホを通して大きく広がったからだと思います。要は多様性の時代ですよね。テレビを持つ人も減ってきてる時代ですから。
だから野球が今後やるべきことって今まで手を打ってこなかったここ5年で進化の加速してるITテクノロジーをフル活用させた戦略プランだったり、見せ方を変える、新しい視点を植え付けつけるって所だと思います。ファンクラブではない潜在的な層への新しいアプローチも重要になるかと思います。
古い体質が根強く残る球団は今後経営はどんどん厳しくなっていくと思いますし、逆にDeNAや楽天のような新しい発想や視点のズラしが持てて即行動・改善ができる球団が観客数や収益を伸ばしていくと思います。
結局どう捉える次第なんですが、スター不在だから野球人気低迷だとか、野球人口減ったから人気がなくなるなどネガティブに受け止める事や理由を挙げる事なんていくらでもできると思います。
でも僕は逆にそれがある意味チャンスだと捉えてるので今後自分の行動で示していきます。
長々と失礼しました。今後も参考にさせて頂きます。