昨日、私は中学の軟式野球部員を「野球競技人口」ではなく、「野球愛好者」だとした。言葉足らずだったので説明を加えたい。
2015年時点での中学校の野球競技人口はざっと24.4万人。
中学軟式野球部員は昨日紹介した通り、20.2万人。
硬式野球倶楽部員数は、日本リトルシニアは561チーム22000人、ボーイズは741チーム。部員数は発表していないが、1チーム40人とすれば30000人。しかし、小学生も入っているので、15000人程度かと思う。
彼らの中から1度でも甲子園に出場する選手は、ざっと1000人。プロ入りする選手は300人程度とみられる。ともにその半数が軟式出身だとすると、こういう比率になる。

甲子園出場選手、プロ入りする選手はともにごく少数だが、特に中学軟式野球出身者は、硬式野球出身者の5分の1以下である。
私が「競技人口」ではなく、「野球愛好者」と言ったのは、中学軟式野球出身者の99%以上が、本格的な野球とは無縁だからだ。
中学野球人口の減少は、競技人口というよりその周辺人口の減少だと考えるべきだと思う。
リトルシニアの会員数は実数はわからないが「年々増えている」とされる。ボーイズも減少しているとは書かれていない。
以前にも紹介したが、コアな競技人口は減少していない可能性がある。このこと自体疑問の余地があるが。
その周辺の愛好者人口が激減している可能性が高い。
高野連は2014年、高校野球部員が過去最高に達したと発表した。少子化の中で、野球は安泰だと言わんばかりだが、高野連の数字と中体連の数字を重ねると、異様なデータになる。
ご指摘を受けて、以下のデータを改めた。
世代男子と中学ファン氏軟式野球部員は2001年からの数字。高校野球部員は2004年からの数字。

昨日も紹介した数字だが、2001年から2015年の間に、この世代の男子は17%減っている。
そしてこれも紹介したが、B中学軟式野球部員は37%減っている。
しかしC高校野球の球児は2004年から2015年の間に5%増えているのだ。
中学野球部から高校の硬式野球部に入る生徒(C/B)は、2001年には50.0%だったが、2015年には64.6%に増加している。世代男子に対する比率も6.8%から9.2%に増えている。
この中には中学硬式野球部出身者の数字は入っていない。硬式野球部員が激増したために、部員数が増えたという説明もできる。しかし、リトルリーグ、ボーイズは減っていないにしても激増したという話は聞かない。
であれば、中学時代は野球をしなかった子供が、高校になって硬式野球を始めたのか。野球経験のない子供がいきなり硬式野球をするとは考えにくいのだが。
同じ高校でもD軟式野球部員は12年間に11.8%減少している。硬式野球部員だけが増加しているのは不自然だと思う。
高野連の数字にはからくりがあるともいう。硬式野球部員には、女子マネージャーも含まれているという。また試合の時だけ駆り出される「パートタイマー」も含まれているという。
そういう水増しもあって、この数字になっているようだ。
先日、高野連は、甲子園のバックネット裏の特等席を「ドリームシート」として少年野球チームの招待に充てる発表したが、その理由として「中学野球部の部員数の激減」への危機意識があるとした。
この数字が実質的なものなら、そんな懸念は必要ないはずだ。
実際には、高校野球人口もかなり減少しているのではないだろうか。
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中学軟式野球部員は昨日紹介した通り、20.2万人。
硬式野球倶楽部員数は、日本リトルシニアは561チーム22000人、ボーイズは741チーム。部員数は発表していないが、1チーム40人とすれば30000人。しかし、小学生も入っているので、15000人程度かと思う。
彼らの中から1度でも甲子園に出場する選手は、ざっと1000人。プロ入りする選手は300人程度とみられる。ともにその半数が軟式出身だとすると、こういう比率になる。

甲子園出場選手、プロ入りする選手はともにごく少数だが、特に中学軟式野球出身者は、硬式野球出身者の5分の1以下である。
私が「競技人口」ではなく、「野球愛好者」と言ったのは、中学軟式野球出身者の99%以上が、本格的な野球とは無縁だからだ。
中学野球人口の減少は、競技人口というよりその周辺人口の減少だと考えるべきだと思う。
リトルシニアの会員数は実数はわからないが「年々増えている」とされる。ボーイズも減少しているとは書かれていない。
以前にも紹介したが、コアな競技人口は減少していない可能性がある。このこと自体疑問の余地があるが。
その周辺の愛好者人口が激減している可能性が高い。
高野連は2014年、高校野球部員が過去最高に達したと発表した。少子化の中で、野球は安泰だと言わんばかりだが、高野連の数字と中体連の数字を重ねると、異様なデータになる。
ご指摘を受けて、以下のデータを改めた。
世代男子と中学ファン氏軟式野球部員は2001年からの数字。高校野球部員は2004年からの数字。

昨日も紹介した数字だが、2001年から2015年の間に、この世代の男子は17%減っている。
そしてこれも紹介したが、B中学軟式野球部員は37%減っている。
しかしC高校野球の球児は2004年から2015年の間に5%増えているのだ。
中学野球部から高校の硬式野球部に入る生徒(C/B)は、2001年には50.0%だったが、2015年には64.6%に増加している。世代男子に対する比率も6.8%から9.2%に増えている。
この中には中学硬式野球部出身者の数字は入っていない。硬式野球部員が激増したために、部員数が増えたという説明もできる。しかし、リトルリーグ、ボーイズは減っていないにしても激増したという話は聞かない。
であれば、中学時代は野球をしなかった子供が、高校になって硬式野球を始めたのか。野球経験のない子供がいきなり硬式野球をするとは考えにくいのだが。
同じ高校でもD軟式野球部員は12年間に11.8%減少している。硬式野球部員だけが増加しているのは不自然だと思う。
高野連の数字にはからくりがあるともいう。硬式野球部員には、女子マネージャーも含まれているという。また試合の時だけ駆り出される「パートタイマー」も含まれているという。
そういう水増しもあって、この数字になっているようだ。
先日、高野連は、甲子園のバックネット裏の特等席を「ドリームシート」として少年野球チームの招待に充てる発表したが、その理由として「中学野球部の部員数の激減」への危機意識があるとした。
この数字が実質的なものなら、そんな懸念は必要ないはずだ。
実際には、高校野球人口もかなり減少しているのではないだろうか。
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コメント
コメント一覧
他には、理不尽さ・過酷さ等々新入部員を取らなくなったPL学園に代表される、体育会系独特のしごきや絶対的な「上下関係」の厳しさが昔ほどではなくったこと等も継続率が高くなり、プラスに転じた要因のひとつではないかと。
↓野球人口の減少と硬式野球部員の増加
http://yffam.seesaa.net/article/413279337.html
未だ身体のできていない中高生が、成長とともにソフトテニスから硬式テニス転向すると同様に、軟式野球 から硬式野球に転向する例も多いようですが。
広尾さん称する「野球愛好者」から、「野球競技者」への変節・・もとい進化ってやつ。
プロ野球の観客数も増えているのだから問題ない
中国の国家統計よりひどいかもしれませんよ。
幸せですなー。悩みがなくて。いいお客さんだ。
少なくともJOCの上層部や文科省の関係者も薄々しってそう。
リオ五輪メダル獲りに「隠し玉天才ストライカー」
http://samuraigoal.doorblog.jp/archives/47660931.html
頻繁に野球部を入退部を繰り返していや落合始め、遅咲き、確変する輩もスポーツ界には多々いる。
NPBの現場の関係者、侍ジャパンの担当者もみんな知っています(私がそのことについて話した時には、もう知っていました)。
NPBのオーナーたちにも情報は入っていますが、それがどういうことか理解できる人はあまりいません、
感覚で言いますが、0.5%以下でしょう。データ上は無視できるレベルです。
知っていても高野連とNPBの関係が。
侍ジャパンにはマーケティングやスポーツビジネスの専門家がいますから。
このような記事ばかり書いて読者にだけ伝えてるけどその立場を利用して何故今の若者が野球に触れなくなったのかの実態をもっと探って統計なども出して伝えてほしい。
サッカーの方が後進育成などに手が回ってるのが凄いとか話聞くけどそれだけで野球離れがここまで進むとも思えないし、日本人の気質からしても野球の方が間違いなく合ってると思うし文化的浸透度も高い。
今の子には野球よりサッカーが人気。サッカーの方が若い人も出来て敷居が低く、国際的なところにも目が向いているから。それはもう20年も前から言われてることであったが2010年まで野球人口にその影響は見られなかった。では何故2011年以降急激に人口減少が進んだのかその根本的な理由として考えられるものを挙げてほしい。
野球界には香川や本田や長友はいるけど、メッシやクリロナやネイマールという存在はいないし、バルサやレアル、マンチェスターユナイテッドという世界のあこがれ的な存在がいない。これでは競技によほど魅力がないとどうにもならないと思います。
バスケもこの戦略ができる。NBAという存在。レブロンジェームズなり。
そのために本を書きます。4月に刊行する予定です。その思索として、ブログで皆さんの意見を聞いています。本ではこうしたデータをまとめたうえで、川淵三郎さんなどにも話を聞くつもりです。
ブログはあくまで思考の過程であって、結論を発表する場ではないと思っています。
昨今の野球に対する扱いがあまりに酷すぎる。中継で視聴率が取れないと嘆くがまず中継の実況や解説のレベルがCSに比べて質が低すぎる。その上無茶な脚色ばかりしてあれで視聴率が取れないなんて笑止千万。いい加減にして欲しい。
さらにスポーツニュース内での野球の扱い。試合の報道だけはするがその僅か数分の試合結果の報道レベルすら昭和の頃に比べても劣っている。試合経過や活躍した選手が頭に入ってこない。とても野球を理解した方が制作したVTRとは思えない。その辺についても意見を聞かせて欲しい。
またサッカーの試合中継と野球の試合中継でサッカーの方が視聴率が取れるのは当たり前だと思う。なぜなら結果がスマホなりネットなりで簡単に手に入るがサッカーはネットだけでは限界があり、やはり生で観るものとしては適している。これは認める。
しかし巨人戦の視聴率が取れないだけで野球ファンそのものも減少しているという考えはおかしいと思う。自分の身の回りとの比較だがサッカーを継続的に見ている人より野球を継続的に見ている人の方が多い。つまり需要も野球の方があると思っていい。これは様々なアンケート結果に反映されている。
それでもキー局の扱いは先日の珍プレー好プレーのようにいつまでも過去の人気にすがりつこうとしており、今の野球界を全く鑑みようとしていない。野球界の人気復活こそが経済の活性化、テレビ視聴率そのものの上昇に繋がるのに全くそうしようとする気配もなく、目先人気のサッカー報道を優先している有様。このままではテレビ離れも止まらないしスポーツ観戦人口や文化も廃れる一方だ。
ここら辺全体の意見についても聞かせて欲しい。
一言で言えばコンテンツの選択肢が増えたからです。価値観の多様化もあってキラーコンテンツがなくなった。野球では視聴率がとれなくなった。
野球、スポーツの扱いが粗略になるのは、視聴率第一主義の世の中では当然のことです。
この問題では、主催者である高野連は、責任を取るということは無かったですね。 予想通りだけど。
高野連のスケープゴートですねぇ、まぁ相手も相手でついでによかったのかな?
勿論、高野連同様主催側である毎日と朝日系は知らんぷりのおなじ穴のムジナ(笑)。
まぁ、官僚システム(だけではないが)というのは責任問題が発覚した場合、責任を取るのは、意思決定機関である組織のトップとなる・・。
よって、“非”は絶対に認めないという日本のトホホ・社会システム?
8号門倶楽部の問題は、ネットで大騒ぎになりましたが、大した問題ではありません。放置していた高野連や新聞社には責任がありますが、解消されればそれで済む話です。責任問題は発生しません。
以下の記事によると、中学硬式野球クラブは1500チームで、選手数は3万人くらいのようです。(2ページ目参照)
子どもの「野球離れ」は、もう止められない
http://toyokeizai.net/articles/-/81350
着眼点としてはバスケの浮上では?
野球が落ちた要素にハンカチフィーバーとかそういうところとか子供に何も伝わっていないし、親や祖父祖母にも何も伝わっていなかったどころか、悪いイメージがついた可能性もある。
何せ、プロで何も出来ていない(現在も微妙)子をなんでフォーカスするのか。
高校生は高校体育連盟では無く高校野球連盟(単独組織)なので水増し捏造し放題
その内、中学生→高校生の継続率が100%超えるという珍事が起きますね
他スポーツ部の父兄からは、「大部分が補欠なのに何で野球がいいんだろう」と言われたらしい。
何かもっと一般人では知り得ないメディアの裏側とかもっと知ってるのかと思ってましたよ。
本で出版として出すのなら別ですけどね。
なぜそれを無料で公開すると思うのでしょうか?ただ読みできると思うのでしょうか?
ちょっと調べればわかるというのも、かなりとんでもです。失礼でしょう。
取材をして得た情報は依頼者のメディアにのみ公開します。それが取材の原則です。
別にあなたに読んでいただきたいわけではないですが一応言っておきます。
おっしゃる通り、修正しました。
感想は「ボールが凄く飛んでくのが面白い」といった、おおむね好意的な感想が多かったです。
ただ、「今もやってるの?」と聞くと、「最近はやってない」という答えが。
そりゃあ、ここまで寒くなったら(雪が積もったりしたら)、バットとボールを使う野球を外でやるという学校はほとんど無いですよね。
折角、ある程度の魅力を伝えておきながら、冬期間で中断する、っていうのが問題の一つかと思います。
今人気のスポーツは、『何時でもどこでも誰とでも』ということが一つの理由になってるので、野球も一年中出来る対策が必要かと。
話ズレましたが、硬式に野球エリートが流れてる今、軟式野球部や少年野球は逆にチャンスではないかと思うのです。そういうスポーツ音痴や乗り遅れてしまった少年達を取り込むという点で。極端ですが、がんばれベアーズの様な下手だけど楽しい試合が出来ますよ、というのも魅力の1つとして。
問題は、野球の指導者達の中に、野球の技術は教えられても、野球の楽しさを伝えられる人がどれだけいるか?あまりいないのではないかと。
トップリーグからしてそうです。
地元にJリーグのチームありますが、試合後の監督の記者会見で、直近に見たヨーロッパクラブの試合の感想から入ります。で、それに対し自分はこんな試合がしたいんだ、うちのクラブがそれを目指すにはどうするか…と、サッカーの試合そのものの魅力ポテンシャルを語ります。
一方、野球の解説者や監督のコメントの多くは選手個々のプレイの技術論や精神論(或いは自慢)で、野球のゲームとしての魅力を語るシーンをほとんど見たことがありません。野球界全体がこういう雰囲気ではないでしょうか。
これではスポーツ音痴、或いはこれからスポーツやりたい、やらせたいって人達に魅力ある世界と思わせる事ができません。
マネージャーは部員か部員ではないのかと言ったら一応、部員ですから。
ただし、その女子マネージャーを含めた部員の人口の推移もイメージ的には減ってくのが当然には思えますよね。
最近になって女子マネも加えたわけではなく、以前から含まれてるのでしょうから、女子マネだけが急激に増加するわけはなく、女子マネだって減ってくのが普通です。
ただ単純に、中学生までに野球を始める人口はかなり減ったが、中学生までやった場合は、高校野球やNPB観戦の盛り上がりも受け、高校で続ける人口が多くなったということではないでしょうか。
各都道府県の高校野球連盟だと千葉と長崎にだけ男女別部員数があります。また高体連の支部の方で見られる種目別競技者数などとも比較すると、マネージャや女子選手も部員として高野連の定義する「部員数」に入っているのがわかります。
疑問なのは昔から「部員数」の定義はそうであったのか、選手登録数じゃ駄目なのか、女子選手は男子高校野球に出場できないわけですから女子硬式野球連盟の方でカウントするべきでは?といった点ですね。
しかし選手統計の資料があまりに少なく気が滅入ります。
その可能性は捨てきれません。でも、そうだとすれば、高校から野球を始める人が数千単位でいることになるかと思います。
このあたりは調べてみる必要ありですね。
野球にしろどのスポーツにしろメディア戦略が重要な位置づけであることは重々承知でしょう?それに対してどのようにお考えなのかライターの意見に直接触れる機会が無いものですからこの場を借りてお聞きしたのに全く具体的な表現を使われなかったので残念だったということです。
ここで「なら、こちらをお読みください」とでもあなたの今まで書き著した著書でも紹介して頂いたなら喜んで購入しますよ。
別に何もブログに公開してくれとは言ってません。スポーツライターを生業としてる方ならではの意見をお聞かせ願いたかっただけです。
このブログはそういう宣伝の意味も兼ねて開設しているのでしょう?その場で貴重な読者の消費機会を手放してしまっても良いんですか?
たった一人の方のために、そこまで大きなテーマについて語るのは難しいです。それにブログでこのテーマについてはたくさん書いていますから。
それに二つ目のコメントを見る限り、常識のない方のように思えたので、対応したくないと思いました。別に買っていただく必要もないです。
言葉遣いが癪に障られたのなら謝ります。それに買って欲しい方を一人でも増やすことに最善を尽くすのもライターの重要な仕事なのではないですかね?まあそこまで事情は存じ上げてませんので究極はその方次第なのでしょうけど。
では質問を変えます。あなたの著書、もしくはあなたが読んで関心したスポーツのメディア戦略について詳しく言及している著書を教えて下さい。
お断りします。自分で調べてください。
2015年の中学の軟式野球部員数は20万人台、中学の硬式野球部というのは、かなりレアな存在ですから、この軟式野球部員を中学の野球総競技人口として、高校は軟式と硬式合わせて16万人台になってるから、中学の野球人口より高校の野球人口は減ってるわけですよね。
では何故あなたはブログを開設しているのですか?一人でも多くの方にスポーツ界、ひいては野球界の実情を知ってもらおうと思っているからではないのですか?
1年生になって野球部に入った選手が3年まで続ける、これに関しては急増してても不思議ではないと思います
昔のようなしごきを底辺でしなくなった、スパルタではなくなった、文武両道を唄っている高校が練習を制限した
などはあり得るからです
しかし中学から高校にあがって野球を続ける継続率は増加はあり得ても急増はあり得ません
なぜなら高校3年間は今後の人生を決めると言っても過言ではない大学受験が待っているからです
高校受験と大学受験は比較になりません
公立高校ならともかく私立高校は受験の結果が高校の評判にまで直結するんですから勉強の量は多くなりますし、そういうことも考えて、帰宅部を選択する生徒はかなり増えるはずです
具体的な帰宅部の数は知りませんけど
その通りです。同時にコメントによる意見交換も主要な目的です。しかし、数多くの方とコメントのやり取りをするので、できるだけストレスを避けたいとも思います。
失礼ながら、そういうデリカシーを感じられませんので。一人でも多く、ではありますが、誰でも良いとは思っていません。
私は全然優しくない人間なので、いけないとは思いますが。
スポーツマーケティングの本としては、故大坪正則さんの「プロ野球は崩壊する」は読むべきかと思います。
経験者でないと受付ない雰囲気が当然の様に漂っています。
楽しむのなら、体育の時間か昼休みにと言った感じでしょうか。
中学総野球人口23万人、高校野球人口16万人なら減ってないですか?
意見交換の場にふさわしいかはともかく、それに準ずるような自分なりの意見を2つ目のコメントで発言してみたのですがそれに対してあなたが返答した「意見」があまりに簡素でした。これで意見交換と言われましても疑問符が付きますね。
こちらのブログはスポーツメディアや文化について勉強したいと考えている人の疑問を解消させてくれる場ではなかったということですね。
中学の総競技者数と高校の総競技者数を比べれば、どの競技でも高校で減少するのが当たり前です。
ところで、中体連の統計の取り方も少々気になるところです。今、日本バスケットボール協会のサイトを見たのですが、2014年の中体連の競技者数が177036人なのに対して、バスケットボール協会の中学の登録者数は143636人になっていて、3万人以上もの誤差があります。
あなたに落ち度はないというお考えのようなので、これ以上なにも申しません。
お若い方かと思いますが、口の利き方も大事です。
2004年の段階では、中学の野球人口36~7万人、高校野球人口16万人でした。
それが2015年では中学の野球人口が23万人まで減っているのに、高校野球は17万人弱。これ、おかしくないですか、と言っているわけです。
高校から始めた人が多数いるという広尾さんの言葉への疑問でした。
だったら、部員数は増えてるはずなのに、減ってるからです。
継続率がかなり上がった→やはり最近の高校野球のデーターは水増ししてるのではないかということを言いたいのですね。
その統計の中身ですよね。
以前はやはり女子マネージャーを含めない競技人口を載せてたものが、女子マネージャーも含む部員数を載せるようになったというのはあるかもしれません。
故意に水増ししてるということはあまり考えにくいので、統計が大雑把すぎて杜撰なのではないかと思います。
具体的な統計の趣旨を伝えず、ただ部員数を各学校に報告させて、ある学校は女子マネージャーを含めた部員数を報告、ある学校は含めない報告とかはあるかもしれません。
部員数は各県高野連の申請のようです。信ぴょう性はそれほど高くないかもしれません。特に「にわか部員」は難しいでしょう。
信憑性には欠けそうですね。
にわか部員は仕方ないにしろ、マネージャーを除いた部員=実際の競技人口をしっかり統計とってほしいものですね。
現在は3年生になっても1年生の頃から1割くらいしか減っていないため、野球部員が中途退部しなくなっていることが考えられます。
高野連は体罰が減ったことを原因として挙げていますが、他に助っ人部員の存在も考えられるかも知りません。
助っ人は退部しませんからね。
おそらくですが、退部または幽霊部員をバスケ協会の方はカウントしてないのではないでしょうか
中学で部活をやられていた方はご経験があると思いますが、まず部活に入る前に入部届けを出します
おそらく中体連はこの部員届けの数をカウントしているのではないかと
対してバスケ協会の方は大会に出た「登録数」にあたるのではないかと
よって部員届けを出したけど行かなくなった幽霊部員、そして退部届を出して退部した人数が3万人なのではないかと
協会や連盟の登録と中体連の各支部への登録が別なので数字が変わってしまうんだと思います。他の種目でも色々と違ってしまっていますね。
ライターとはある意味で夢の仕事です。日本を代表する超一流のアスリートからお話を聞けたり、その周りの関係者などからはそのスポーツや球団を運営、発展、普及させて行く上で何を考えているのかを聞きだし、文章にまとめて世に実名と共に発信し、不特定多数の方の目に映ることで自らの考えを世に広げる事が出来ます。それはライターの使命でもあると思います。
その中でもあなたは数少ない、スポーツ全体の人気や競技人口にも言及するライターの一人です。それに目をつけて、半年ほど記事を読まさせて頂きました。
確かに読んでいて面白いですし、勉強にもなります。あれだけ野球のデータを記録して分析して、傾向を見つけ出して記事にする。大変貴重な野球データの、主に数字の記録面での資料として価値も高いと思います。おそらく相当野球が好きでそれが転じてライターになられたのではないかと思います。
だからこそ、その立場を活かして、ただ若者にとって野球がサッカーに後塵を拝している現状を伝えるのでなく、野球界(プロ野球、アマチュア野球共々)が今その対策として何を行っているのか、サッカー界、Jリーグの百年構想を野球界はどう捉えているのか、今後日本における野球の立ち位置はどうなっていくのかなど、野球界を主観とした取材に基づいた考えも伝えて欲しいなと思っています。
その為、同様のテーマに関心を持っている一人の消費者に対して求めていたものが異なっていたため、発言が荒くなってしまいました。とはいえ、無料で読ませてもらっている立場にありながらこのように上から目線でモノを発言してしまった点については申し訳なく思っています。
バスケ協会に限った話じゃないですが、協会が発表するのは
「日本バスケットボール協会に登録料を支払った者」
です。日本バスケットボール協会が主催する大会(及び
その地方予選)に出場する選手は協会に選手登録し、
登録料を支払わないといけません。バスケ協会は
全国のバスケプレーヤーから集めた登録料を原資として
各種大会を運営しているわけです。
バスケ部に入っただけで幽霊やっている部員、あるいは
真面目にやっていても試合に出られる見込みのない部員は
登録料なんて払いませんから、バスケ協会はカウントしない
わけです。「実際に各種大会に出る選手」を管理しているのは
バスケ協会(を始めとする各競技団体)ですから、
中体連の発表数はプレーの実態がない部員を含めて
若干水増しした数字と言えるでしょう。
徴収していないと思います(誤解があったらごめんなさい。
少なくとも、東京は徴収していないと思うんだけど)。
これは「登録料を徴収しないで済むほどスポンサー収入が潤沢」
ということでもあるし、「審判や運営担当者に十分な謝礼を
払っていないからお金がそれほどかからない」ということでもあります。
(バスケやサッカーの登録料は審判育成の原資の一部にもなっています。
審判がいないと困るの選手だものね)
いずれにせよ、お金を集めてないから選手数の実態もあやふや
なんですよ。毎年夏になるとよく聞く「他部から助っ人集めて
選手権予選に出場」も登録料を取ってないから簡単に出来るんです。
「夏の予選に出るから3,000円払って」なんて言われたら
躊躇する助っ人が多数出てきますよ。
なるほど、少しは理解できました。皆さんありがとうございました。
ただ、サッカーに関しては最新の数字では中体連の数字よりも協会の3種登録の数字がかなり上回っており、これは中学の部活にクラブチームの選手の数を加えたものとして解釈して良さそうです。
ちなみに、私は中学時代バレーボール部でしたが(30年弱ほど前、大阪で)、登録料のようなものを払った記憶はありません。そこそこ強い学校だったので、市の大会を勝ち上がって府の大会にも出ていたくらいですから、そんなにおかしなことはしていないと思うのですが。また、バレーボール協会はデータを出していませんでしたから、調べようがないですけどね。
年を取って、自分の許容範囲が狭まっていることを痛感します。ごめんなさい。
いま .このテーマで私が考えていることを明日、ブログで紹介します。
このリーグ戦はピラミッド型になっており、一番上がプレミアリーグ(イーストとウエストがあります。)その下に全国を9地域に分けて行われるプリンスリーグがあります。そして、さらにその下に都道府県リーグが1部から3部~4部(県によって異なる)まであります。そして、このリーグ戦は高校のチームだけでなくJクラブの下部組織のユースチームやJクラブの下部組織でないクラブチーム、いわゆる「まちクラブ」も一緒になって争われます。ちなみに、この町クラブですが野球ファンの方にはなじみが薄いかもしれませんが、現在ドルトムントで活躍する香川真司選手は宮城県にある「FCみやぎバルセロナ」という町クラブの出身です。(このように、ほぼ高校の部活しか選択肢がない野球と違って、選択肢が複数あることもサッカー界の強みではないでしょうか。)
今年度の東福岡の場合ですと、トップチームはプレミアリーグウエストに所属しガンバユースやサンフレッチェユース等の強豪クラブと切磋琢磨しながら経験を積む一方で、BチームやCチームもが福岡県リーグに所属し試合をこなしていく中で多くの部員が公式戦で実戦経験を積む環境が整っています。
翻って高校野球はほぼトーナメント形式の大会しかありませんので、多くの部員を抱える強豪高では3年間で1度も公式戦を経験できないままに卒業する部員が多くいるのではないでしょうか。
素晴らしい説明、ありがとうございます。本で使わせていただくかもしれません。
できればメアドにご連絡ください。
baseballstats2011@gmail.com
リトルシニア競技者登録数
2012年登録選手数 22,341名
2013年登録選手数 21,672名
2014年登録選手数 20,971名
http://www.little-senior-hokkaido.com/aboutus/organization.html
ありがとうございます。