高野連が発表した数字のからくりに関する考察も多かった。

競技人口を集計しているのではなく、部員数を集計してるから
マネージャー

かなり些細なことを書いてしまいますが、女子マネージャーも含まれてしまうのは水増ししてるとか、カラクリをしてるのでなく、ただ単純に野球の競技人口を集計しているのではなく、部員数を集計してるからなのでしょうね。
マネージャーは部員か部員ではないのかと言ったら一応、部員ですから。
ただし、その女子マネージャーを含めた部員の人口の推移もイメージ的には減ってくのが当然には思えますよね。
最近になって女子マネも加えたわけではなく、以前から含まれてるのでしょうから、女子マネだけが急激に増加するわけはなく、女子マネだって減ってくのが普通です。
ただ単純に、中学生までに野球を始める人口はかなり減ったが、中学生までやった場合は、高校野球やNPB観戦の盛り上がりも受け、高校で続ける人口が多くなったということではないでしょうか。

「部員数」であって「選手登録数」ではない
ABC

この数字の違和感は高野連の発表数字が「部員数」であって「選手登録数」ではない所が要点でしょうね。
 各都道府県の高校野球連盟だと千葉と長崎にだけ男女別部員数があります。また高体連の支部の方で見られる種目別競技者数などとも比較すると、マネージャや女子選手も部員として高野連の定義する「部員数」に入っているのがわかります。
 疑問なのは昔から「部員数」の定義はそうであったのか、選手登録数じゃ駄目なのか、女子選手は男子高校野球に出場できないわけですから女子硬式野球連盟の方でカウントするべきでは?といった点ですね。
 しかし選手統計の資料があまりに少なく気が滅入ります。

ABC

高校軟式野球の加盟校数の減り方を考えると野球を続けるために硬式を始める人が増えている可能性もありますね。マネージャーさんの言うように全体としての継続率が増える要因があるんでしょうか。

04


スパルタではなくなった
鷹De

継続率にもいろいろあって
1年生になって野球部に入った選手が3年まで続ける、これに関しては急増してても不思議ではないと思います
昔のようなしごきを底辺でしなくなった、スパルタではなくなった、文武両道を唄っている高校が練習を制限した
などはあり得るからです
しかし中学から高校にあがって野球を続ける継続率は増加はあり得ても急増はあり得ません
なぜなら高校3年間は今後の人生を決めると言っても過言ではない大学受験が待っているからです
高校受験と大学受験は比較になりません
公立高校ならともかく私立高校は受験の結果が高校の評判にまで直結するんですから勉強の量は多くなりますし、そういうことも考えて、帰宅部を選択する生徒はかなり増えるはずです
具体的な帰宅部の数は知りませんけど

高校から野球を始める人は、まずいない
道心

高校から野球を始める人は、まずいないでしょう。
経験者でないと受付ない雰囲気が当然の様に漂っています。
楽しむのなら、体育の時間か昼休みにと言った感じでしょうか。

マネージャー

すみません、中学硬式野球部員は3万人台って書いてますね。
中学総野球人口23万人、高校野球人口16万人なら減ってないですか?

bunchousann

>マネージャーさん
中学の総競技者数と高校の総競技者数を比べれば、どの競技でも高校で減少するのが当たり前です。
ところで、中体連の統計の取り方も少々気になるところです。今、日本バスケットボール協会のサイトを見たのですが、2014年の中体連の競技者数が177036人なのに対して、バスケットボール協会の中学の登録者数は143636人になっていて、3万人以上もの誤差があります。

広尾 晃

マネージャーさん
2004年の段階では、中学の野球人口36~7万人、高校野球人口16万人でした。
それが2015年では中学の野球人口が23万人まで減っているのに、高校野球は17万人弱。これ、おかしくないですか、と言っているわけです。

統計が大雑把すぎて杜撰なのでは
マネージャー

>広尾さん
継続率がかなり上がった→やはり最近の高校野球のデーターは水増ししてるのではないかということを言いたいのですね。
その統計の中身ですよね。
以前はやはり女子マネージャーを含めない競技人口を載せてたものが、女子マネージャーも含む部員数を載せるようになったというのはあるかもしれません。
故意に水増ししてるということはあまり考えにくいので、統計が大雑把すぎて杜撰なのではないかと思います。
具体的な統計の趣旨を伝えず、ただ部員数を各学校に報告させて、ある学校は女子マネージャーを含めた部員数を報告、ある学校は含めない報告とかはあるかもしれません。

広尾 晃

マネージャーさん
部員数は各県高野連の申請のようです。信ぴょう性はそれほど高くないかもしれません。特に「にわか部員」は難しいでしょう。

マネージャー

そうですね。
信憑性には欠けそうですね。
にわか部員は仕方ないにしろ、マネージャーを除いた部員=実際の競技人口をしっかり統計とってほしいものですね。



高野連データを見ていて気がつくのは、2~3年生部員が増えていることです。
現在は3年生になっても1年生の頃から1割くらいしか減っていないため、野球部員が中途退部しなくなっていることが考えられます。
高野連は体罰が減ったことを原因として挙げていますが、他に助っ人部員の存在も考えられるかも知りません。
助っ人は退部しませんからね。

鷹De

bunchousannさんへ
おそらくですが、退部または幽霊部員をバスケ協会の方はカウントしてないのではないでしょうか
中学で部活をやられていた方はご経験があると思いますが、まず部活に入る前に入部届けを出します
おそらく中体連はこの部員届けの数をカウントしているのではないかと
対してバスケ協会の方は大会に出た「登録数」にあたるのではないかと
よって部員届けを出したけど行かなくなった幽霊部員、そして退部届を出して退部した人数が3万人なのではないかと

ぱっくり

広尾さんには夏に全国の高校野球の予選、特に高知のような地方の予選に出向き、更に1回戦とか2回戦のような試合を取材してきてもらいたいです。いわゆる助っ人の現状を調査してほしいからです、カラクリなども含め。こういう核心的な部分を掘り下げるのはかなり興味深く、本質が見えてくるかもしれません。そして、その調査をご自身がご主筆なさる本なり、ベースボールチャンネルのコラムなりに書いて頂けると非常ありがたいと思います。恐らく、野球関係者や、他の競技や文科省の関係者や少年少女を相手にマーケティングしている関係者、とりわけ団体競技関係者にはものすごく関心を持たれると思われます。

ABC

bunchousann さん
協会や連盟の登録と中体連の各支部への登録が別なので数字が変わってしまうんだと思います。他の種目でも色々と違ってしまっていますね。

Sacchan

>bunchousann さん
バスケ協会に限った話じゃないですが、協会が発表するのは
「日本バスケットボール協会に登録料を支払った者」
です。日本バスケットボール協会が主催する大会(及び
その地方予選)に出場する選手は協会に選手登録し、
登録料を支払わないといけません。バスケ協会は
全国のバスケプレーヤーから集めた登録料を原資として
各種大会を運営しているわけです。
バスケ部に入っただけで幽霊やっている部員、あるいは
真面目にやっていても試合に出られる見込みのない部員は
登録料なんて払いませんから、バスケ協会はカウントしない
わけです。「実際に各種大会に出る選手」を管理しているのは
バスケ協会(を始めとする各競技団体)ですから、
中体連の発表数はプレーの実態がない部員を含めて
若干水増しした数字と言えるでしょう。
私が知る限りでは高野連だけは登録料を
徴収していないと思います(誤解があったらごめんなさい。
少なくとも、東京は徴収していないと思うんだけど)。
これは「登録料を徴収しないで済むほどスポンサー収入が潤沢」
ということでもあるし、「審判や運営担当者に十分な謝礼を
払っていないからお金がそれほどかからない」ということでもあります。
(バスケやサッカーの登録料は審判育成の原資の一部にもなっています。
審判がいないと困るの選手だものね)
いずれにせよ、お金を集めてないから選手数の実態もあやふや
なんですよ。毎年夏になるとよく聞く「他部から助っ人集めて
選手権予選に出場」も登録料を取ってないから簡単に出来るんです。
「夏の予選に出るから3,000円払って」なんて言われたら
躊躇する助っ人が多数出てきますよ。

bunchousann

>鷹Deさん、ABCさん、Sacchanさん

なるほど、少しは理解できました。皆さんありがとうございました。
ただ、サッカーに関しては最新の数字では中体連の数字よりも協会の3種登録の数字がかなり上回っており、これは中学の部活にクラブチームの選手の数を加えたものとして解釈して良さそうです。
ちなみに、私は中学時代バレーボール部でしたが(30年弱ほど前、大阪で)、登録料のようなものを払った記憶はありません。そこそこ強い学校だったので、市の大会を勝ち上がって府の大会にも出ていたくらいですから、そんなにおかしなことはしていないと思うのですが。また、バレーボール協会はデータを出していませんでしたから、調べようがないですけどね。



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