全部読み直してみたが、実に読みごたえがある。野球をめぐる問題が浮き彫りになっている。放送と部員数減の問題は調べてみる。
水増しの可能性
せるしおーる

3.高校野球の部員数の数字は、実数なのか、水増しされているのか ⇒
(1)(夏の大会だけの)他部活からの助っ人をカウントしている。
(2)女子マネージャーもカウントしている。
(3)一度入部届を出した生徒に「退部届」を提出させていない。
という『(1)~(3)の数字が水増しされている』と思っています。
ただ、これについては、(実状がどうであろうと)現場も広報もコメントしないでしょうから(もしも水増しを認めたら、甲子園の全試合TV放送の意義が問われる可能性もあるでしょう)、もしも広尾さんがここまで切り込めたら、何というか、凄いなあと思いますw

放映権料より観客動員
アナリスト

現実に経済効果や収益に占める割合が大きいから、放映権料の話になりがちですが、まずは球場に来てもらいスタジアムを満員近くにするためにはどうするか、それが先です。
まず、スポーツであれエンタメであれ、客席がスカスカなコンテンツに対し放映権料をかけたいなんて思わない、自明の理です。
競技スポーツとしての野球を観に来る層だけでなく、アイドルとかアーティストを見るような層にも訴求出来る興行としての一面を開拓するようにしないといけないでしょう。
サッカーのユニフォームやタオルが商品性高くなっているのに対して、野球のグッズにはまだ向上させる余地はあります。


届かにゃい

13. アナリスト様
>まず、スポーツであれエンタメであれ、客席がスカスカなコンテンツに対し放映権料をかけたいなんて思わない
これは多くのスポーツビジネスのコンサルタント諸氏のコメントでよく目にすることですね。
ただ、「現在の」我が国では本当にこれは合っているのかと疑問を感じざるをえません。
NPBでしたらソフトバンク等、Jリーグでしたら浦和レッズ等はもはや観客動員能力はほぼ限界値に近い部分にまで来ているように思えるのですが・・・
いちおうSBは地元九州や(なぜか)東京MXTV、浦和はテレ玉で放映はされていますが、恐らく放映権料は雀の涙程度でしょう。
日本人が希薄になった「テレビ観戦」という文化が再構築されるまでは
我慢の時期が続くのでは・・・

06


水増しは問題ない
タフィ

高校野球部員数の水増し疑惑の件ですが、「競技者としての裾野の広さ」の指標として見るなら、助っ人や女子マネのカウントは問題ですが、「愛好者の裾野の広さ」を見るなら、助っ人に応じる他部員や女子マネも野球部に全く縁のない人に比べれば野球に親近感が強いのは明らかでしょうから、特に問題視するに及ばないのでは。
水増しが、「全く野球に縁のない人の名前を何らかの形で借りている」「全く実態がないのに数字だけ誇張している」といった理由なら、「愛好者としての裾野の広さ」の指標としても問題でしょうけれど。

観客収入もグッズ収入も放映権料もスポンサー収入も全て大事
ぱっくり


水増しというか、その競技に対して真摯に向き合ってプレーしている人口っていったほうがいいのかなって思います。
そうなると、助っ人なりマネなりの人口って??果してプレーしているわけでもなく、真摯にずっと向き合うわけでもなく。
結局、観客収入もグッズ収入も放映権料もスポンサー収入も全て大事だと思います。

WBCの2連覇の効果なし
通りすがり

WBCの2連覇が競技人口の増加に影響を全く与えてなさそうだ
というのは個人的にはとても興味深いです
若年層にインパクトを与えていないということなのか、新規を受け入れる体制が整っていなかったということなか

私は「潜在的入部希望者の減少・消滅」
化石

1. なぜ2010年から少年野球、中学野球部の部員数は激減しているのか

私は「潜在的入部希望者の減少・消滅」という仮説を持っています。潜在的入部希望者とは、野球をやりたいけど野球部に入らない人です。
種々の状況を勘案すると、彼らは減少していると思われます。しかしそれが統計に出ることはありません。入部していないからです。
しかし彼らが減少していけば、いつかは野球部員が減ります。野球部には野球をやりたい人が入るからです。
 
 ●を野球部員、○を潜在的入部希望者として図解すると次のような感じです。

 2006年 ●●●●●●○○○ 
 2007年 ●●●●●●○○ 
 2008年 ●●●●●●○
 2009年 ●●●●●●
 2010年 ●●●●●
 2011年 ●●●●


野球部は入部希望者が多く、かつては入部試験を行っていた学校もあるようです。しかし、今は希望者が減っており、”全入状態”になっていると思います。

ぱっくり

多分、観客収入の中で
シーズンシートが相当ウェイトがあると思いますが、特にセ・リーグの読売と中日、ヤクルトそれとパリーグのオリックスはかなりウェイトがあると思います。ここの収入が今後どうなるのか、よく言われるタニマチの存在なり、ここの収入が相当絡んでいます。この実体を調査してほしいです。

野球界になんらかのポジティブな変化があると良い
もう

高校野球やプロ野球の数字の欺瞞や不正を暴くというだけなら、文春などゴシップ誌(といってもその手のバッシングすらもう需要がもうないでしょうが)がやればいいだけであって、今後、すべてを統括する野球協会の設立のきっかけになるなど前向きな目的がなければ、本を出す意味がないと思いますよ。
短期的な人気や興行の問題より、もはや野球が文化として残れるのかどうかというレベルになっていると思うので。
学生野球でいえば、いじめや犯罪の問題は猛烈にたたかれるのに、暗黙の了解として髪型の自由を奪うような部の圧力はなぜいまだに存続しているのかなど、わりとすぐに競技人口を増やせる改善点はあると思います。
当事者に聞くというので、野球界になんらかのポジティブな変化があると良いのですが。
広告収入効果も減っているなかで、未だにプロ野球球団を持っている企業も善意でみればとてつもない貢献をしていると思いますが、12球団のオーナー企業とその取引企業だけに野球の未来をすべてまかせている現状は今まで問題にすらなりませんでしたが、かなり危うい体制だと思います。

「夢の舞台」の差
kabu

高校野球には甲子園という「夢の舞台」があります。参加者数、観客数、注目度、資金面など様々な面で高校スポーツはもとよりアマチュア競技の中でも指折りの大イベントです。
サッカーと野球の盛衰にも、この「夢の舞台」の差が影響を与えているように思います。
(一昔前)
プロ野球の夢の舞台: ○日本シリーズ
サッカーの夢の舞台: ▲天皇杯決勝
(現在)
プロ野球の夢の舞台: △日本選手権シリーズ? WBC決勝? MLBWS?
サッカーの夢の舞台: ◎ワールドカップ(予選含む)
プロを目指すような若者は誰しも、「あの夢の舞台でいつかは自分も活躍するのだ」と胸に秘めているものでしょう。その夢の舞台が大きければ大きいほど努力もしましょうし、ドラマも大きくなるでしょう。
サッカーのW杯という”世界一”の夢の舞台を向こうに回して、プロ野球がどんな夢を提示できるのか? 非常に難しい宿題です。(侍ジャパンの取り組みなどは方向性は合っている気がしますが、これだけでは力不足でしょうし・・・)

巨人戦の放送減が原因
あまえ

1. なぜ2010年から少年野球、中学野球部の部員数は激減しているのか

この答は「巨人戦の放送数が減った」からです。2005年からゴールデンのナイターが全試合放送されなくなりました。これを境に一気に放送数が減っていき2010年には30試合を切るようになりました。
おまけに中継をしても1桁は当然、延長もなく打ち切り。つまり、興味を持とうとしても持つことができなくなっているんですね。巨人戦の中継数と視聴率に注目するといろいろと見えてきますよ。

ちん

私も最大の原因は中継激減だと思います。スポーツニュースは相変わらず野球一辺倒の報道を続けていますが、それでも小学生以下を「野球洗脳」することが近年は難しくなってきています。小学生以下が見るのは試合であってニュースではないですからね。

アナリスト

届かにゃいさん

そのテレビ観戦の文化で一定期間社会に定着してしまったことが、実際にスタジアムに行くという魅力を忘れさせてしまったように感じます。
数十年前の野球中継が視聴率をとれたのは、空席が少ない巨人戦の中継だったからで、昔のパリーグの試合のような客入りでは視聴率とるのは難しかったでしょう。
今はパリーグに代表される地元密着や地方試合も盛んになってきたように見えるので、そこで野球はテレビ観戦よりもスタジアムの方が面白いということを伝えていかないとと思います。



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