野球の「体質」に対する深い洞察があった。意義深い。
この意見は「一枚岩」とは別だが、ここに紹介させていただく。
陣内 研二
選手の声が聞こえないほどの鳴り物、最後まで見て帰るとかなり夜遅くなるスケジュールなど、好んで見に行こうとは思わないですよね。ましてや子連れでは。ほかの楽しいところに行くでしょう。
一枚岩でないからチームレベルの国際大会が出来ない
ぱっくり
恐らくこれがオリンピック競技化やサッカーでいえばチャンピオンズリーグ及びクラブW杯のようなチームレベルの国際大会が出来ない理由だと思いますね。一応選手個人レベルではチャンピオンズリーグや欧州リーグはW杯やユーロなりと同じぐらいのウェイトがありますけどね、バロンドール、ベストイレブンなり。こういう賞なりも統一組織がないと結局、発信源や価値なりが曖昧ですから。
ただ、これは主要な理由の一つの理由だけだと思います。
アメリカにも野球の統一団体はなかった
もう
世界レベルでの組織作りはより難しいので、国内の団体組織を統合するのがまだ現実的でしょう。
たしかアメリカにも野球の統一団体はなかったように思います
いきなり、統一団体を作り上げるのは難しいので、まずは、少年野球、高野連、大学野球、社会人野球、プロ野球、独立リーグの代表者が年数回集まり、今後の少年野球の指導やルール改正などを多数決なり話し合いなりで決められる会合が開かれるようでないと。
四国とBCリーグの独立リーグ1位チームをクライマックスシリーズ3位のチームと1試合限定で勝ち抜き戦に参加されるとか、選手年俸の一部を寄付金という形により手取り額は変わらない形で累進課税方式で徴収し、その資金を少年野球や球場の修繕に使うとか、プロアマ含めて全員で話し合えばそれなりに今までできなかったこともできるような気がしますが。
仁志氏がオリックスの指名を蹴り巨人に入団する際に、
巨人なら引退後も解説者として仕事ができるので将来性があると話していましたが、野球OBが解説者として満足な収入を得るのも今は難しい時代ですので、自分たちの仕事や過去の実績にたいして後進にリスペクトされたいのであれば、年俸の一部を未来に投資しても、将来的には学生コーチの職などにつながり損にはならないと思うのですが。
地上波放送の消滅も衰退の原因
ヴィヨンの妻
上でも何人か仰られてますが、地上波放送がほぼ消滅したというのも衰退の原因ですよね・・・
格闘技イベント「PRIDE」が思い浮かびました。
絶大な人気を誇っていて、運営もTV中継の祭の「煽りVTR」の出来も非常に秀逸で、日本人選手も個性的且つ実力派が揃ってました。
ですが、暴力団絡み(?)のトラブルで、フジが撤退。
その後のPRIDEの急激な衰退は目も当てられないほどでした。
TVが廃れてきてるとはいえ、やっぱり地上波放送は強いですね。
地上波放送の減少
G3
確かに、言われてみれば、少年球児が減少した最大の原因は地上波放送の減少だというのは説得力がありますね。単純にテレビの露出が減れば、訴求力が落ちます。シンプルな理屈ですが、シンプルなものが一番強力ですからね。
巨人戦の地上波中継が減っていく中、アンチ巨人の人たちの中には「巨人への一極集中がなくなり、ファンの関心が12球団に分散するから球界にとっては良い傾向」という意見もありましたけど、それは一面では事実でしょうが、こういう反作用も当然あるでしょうね。
サッカーにしても、グラスルーツや百年構想はもちろん重要ですけど、それもワールドカップという最大の露出=訴求力がなければ意味をなさないはずです。人は草の根だけを食べて生きてるわけではありません。
野球にとっては最大の露出は巨人戦と甲子園だったわけですよね。それがあったからこそ、野球は体制に不備を抱えつつも、ナショナルパスタイム足り得たんでしょう。

分裂を繰り返す少年野球
ムラ
他のスポーツについては詳しくないのですが、自分の子供が高校野球まで無事にやれたのでその中で感じたことを述べさせていただきます。
地域性のため小学校ではソフトボール少年団に在籍し、中学校は部活ではなくクラブチームでした。在籍したリーグはボーイズから分裂したものだったのですが、在籍中にさらに分裂、独立したリーグを始めました。その為当時最大の目標だったジャイアンツカップを目指すこともできなくなり非常に無念だったのですが、その時見たのは運営する老人達のちっぽけな見栄と下らない意地の張り合い。綺麗事は並べるのですが巻き込まれたようにしか思えませんでした。良い思い出も勿論ありますが父兄としては残念な記憶が強いです。
今話題にされている「野球が危ない」ですが、関わる指導者や運営する人々の意識が変わらない限り危機的状況は加速して行くと思います。
プロ・アマを統一する動きはないのか?
道心
プロ・アマを統一する動きはないのでしょうか?
日本野球機構を立ち上げ、プロの下に独立リーグ、その下に社会人とし、更に下に学生野球の部門を置く。
高校野球は甲子園を目指す生徒もいれば、プロ傘下のチームで活動しながらプロを夢見る…。
とまあ、書いているうちにサッカー界がやっていることをパクっていたと気づきました(笑)
広尾さんに質問なのですが、プロアマ統一となると高野連や朝日・毎日新聞が障壁になると思うのですが、あっさりOKするでしょうか?
野球界の異常性の問題
bunchousann
この問題は、「サッカー界の特殊性の問題」ではなく、「野球界の異常性の問題」という認識を野球ファンはまず持つべきでしょう。
なぜなら、サッカーに限らず、他の球技、例えばバスケットボール、ラグビー、ハンドボール、バレーボールなど、概ね全て国内の全てを統括する団体が存在し、その上位に国際競技団体が存在するという図式が全く同じだからです。
しかし、もうさんも仰るように、日本が一国だけでまともに機能する野球の国際団体をどうこうすることはできないでしょうから、現実的な路線で言えば、道心さんの仰るような国内を統括する団体の設立が求められるのでしょう。
ところが、このような団体がなぜ日本の野球界にできないかというと、前にもコメントさせてもらったのですが、日本の野球界がモデルとしてきたアメリカの野球界にも同じような団体が存在しないからです。模倣するモデルがない悲しさ故、野球関係者の思考法としては「アメリカでもああいう統括団体はないんだから、野球ではそれが当たり前」になってしまっているのでしょう。
2013・15年K.レイ、全登板成績【帰ってきたジャーニーマン】
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陣内 研二
選手の声が聞こえないほどの鳴り物、最後まで見て帰るとかなり夜遅くなるスケジュールなど、好んで見に行こうとは思わないですよね。ましてや子連れでは。ほかの楽しいところに行くでしょう。
一枚岩でないからチームレベルの国際大会が出来ない
ぱっくり
恐らくこれがオリンピック競技化やサッカーでいえばチャンピオンズリーグ及びクラブW杯のようなチームレベルの国際大会が出来ない理由だと思いますね。一応選手個人レベルではチャンピオンズリーグや欧州リーグはW杯やユーロなりと同じぐらいのウェイトがありますけどね、バロンドール、ベストイレブンなり。こういう賞なりも統一組織がないと結局、発信源や価値なりが曖昧ですから。
ただ、これは主要な理由の一つの理由だけだと思います。
アメリカにも野球の統一団体はなかった
もう
世界レベルでの組織作りはより難しいので、国内の団体組織を統合するのがまだ現実的でしょう。
たしかアメリカにも野球の統一団体はなかったように思います
いきなり、統一団体を作り上げるのは難しいので、まずは、少年野球、高野連、大学野球、社会人野球、プロ野球、独立リーグの代表者が年数回集まり、今後の少年野球の指導やルール改正などを多数決なり話し合いなりで決められる会合が開かれるようでないと。
四国とBCリーグの独立リーグ1位チームをクライマックスシリーズ3位のチームと1試合限定で勝ち抜き戦に参加されるとか、選手年俸の一部を寄付金という形により手取り額は変わらない形で累進課税方式で徴収し、その資金を少年野球や球場の修繕に使うとか、プロアマ含めて全員で話し合えばそれなりに今までできなかったこともできるような気がしますが。
仁志氏がオリックスの指名を蹴り巨人に入団する際に、
巨人なら引退後も解説者として仕事ができるので将来性があると話していましたが、野球OBが解説者として満足な収入を得るのも今は難しい時代ですので、自分たちの仕事や過去の実績にたいして後進にリスペクトされたいのであれば、年俸の一部を未来に投資しても、将来的には学生コーチの職などにつながり損にはならないと思うのですが。
地上波放送の消滅も衰退の原因
ヴィヨンの妻
上でも何人か仰られてますが、地上波放送がほぼ消滅したというのも衰退の原因ですよね・・・
格闘技イベント「PRIDE」が思い浮かびました。
絶大な人気を誇っていて、運営もTV中継の祭の「煽りVTR」の出来も非常に秀逸で、日本人選手も個性的且つ実力派が揃ってました。
ですが、暴力団絡み(?)のトラブルで、フジが撤退。
その後のPRIDEの急激な衰退は目も当てられないほどでした。
TVが廃れてきてるとはいえ、やっぱり地上波放送は強いですね。
地上波放送の減少
G3
確かに、言われてみれば、少年球児が減少した最大の原因は地上波放送の減少だというのは説得力がありますね。単純にテレビの露出が減れば、訴求力が落ちます。シンプルな理屈ですが、シンプルなものが一番強力ですからね。
巨人戦の地上波中継が減っていく中、アンチ巨人の人たちの中には「巨人への一極集中がなくなり、ファンの関心が12球団に分散するから球界にとっては良い傾向」という意見もありましたけど、それは一面では事実でしょうが、こういう反作用も当然あるでしょうね。
サッカーにしても、グラスルーツや百年構想はもちろん重要ですけど、それもワールドカップという最大の露出=訴求力がなければ意味をなさないはずです。人は草の根だけを食べて生きてるわけではありません。
野球にとっては最大の露出は巨人戦と甲子園だったわけですよね。それがあったからこそ、野球は体制に不備を抱えつつも、ナショナルパスタイム足り得たんでしょう。

分裂を繰り返す少年野球
ムラ
他のスポーツについては詳しくないのですが、自分の子供が高校野球まで無事にやれたのでその中で感じたことを述べさせていただきます。
地域性のため小学校ではソフトボール少年団に在籍し、中学校は部活ではなくクラブチームでした。在籍したリーグはボーイズから分裂したものだったのですが、在籍中にさらに分裂、独立したリーグを始めました。その為当時最大の目標だったジャイアンツカップを目指すこともできなくなり非常に無念だったのですが、その時見たのは運営する老人達のちっぽけな見栄と下らない意地の張り合い。綺麗事は並べるのですが巻き込まれたようにしか思えませんでした。良い思い出も勿論ありますが父兄としては残念な記憶が強いです。
今話題にされている「野球が危ない」ですが、関わる指導者や運営する人々の意識が変わらない限り危機的状況は加速して行くと思います。
プロ・アマを統一する動きはないのか?
道心
プロ・アマを統一する動きはないのでしょうか?
日本野球機構を立ち上げ、プロの下に独立リーグ、その下に社会人とし、更に下に学生野球の部門を置く。
高校野球は甲子園を目指す生徒もいれば、プロ傘下のチームで活動しながらプロを夢見る…。
とまあ、書いているうちにサッカー界がやっていることをパクっていたと気づきました(笑)
広尾さんに質問なのですが、プロアマ統一となると高野連や朝日・毎日新聞が障壁になると思うのですが、あっさりOKするでしょうか?
野球界の異常性の問題
bunchousann
この問題は、「サッカー界の特殊性の問題」ではなく、「野球界の異常性の問題」という認識を野球ファンはまず持つべきでしょう。
なぜなら、サッカーに限らず、他の球技、例えばバスケットボール、ラグビー、ハンドボール、バレーボールなど、概ね全て国内の全てを統括する団体が存在し、その上位に国際競技団体が存在するという図式が全く同じだからです。
しかし、もうさんも仰るように、日本が一国だけでまともに機能する野球の国際団体をどうこうすることはできないでしょうから、現実的な路線で言えば、道心さんの仰るような国内を統括する団体の設立が求められるのでしょう。
ところが、このような団体がなぜ日本の野球界にできないかというと、前にもコメントさせてもらったのですが、日本の野球界がモデルとしてきたアメリカの野球界にも同じような団体が存在しないからです。模倣するモデルがない悲しさ故、野球関係者の思考法としては「アメリカでもああいう統括団体はないんだから、野球ではそれが当たり前」になってしまっているのでしょう。
2013・15年K.レイ、全登板成績【帰ってきたジャーニーマン】
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