「いまさら情報」が噴出している。特にスポーツ紙はかまびすしいが、そこまでの情報を知っていたからには、現役時代からの清原の行状を知らなかったわけはないと思う。
サンケイスポーツ
元プロ野球選手でタレントの清原和博容疑者(48)が覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件で、巨人時代の同僚(47)が現役時代の覚醒剤使用について「チームメートもみんな知っていた」と衝撃の証言をした。

スポーツ報知

元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)が覚醒剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件で9日、新疑惑が浮上した。昨春、四国八十八か所の寺院を巡る「お遍路」の旅をしたが、実際には八十八か所を完歩せずに途中で断念した可能性が高いことが分かった。

日刊スポーツ

覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された清原和博容疑者(48)と巨人で一緒にプレーした元プロ野球選手野村貴仁氏(47)が、現役時代に清原容疑者に覚せい剤を渡したと証言した。日本テレビの「NNNストレイトニュース」などが9日、報じた。

覚せい剤所持容疑で逮捕された元プロ野球選手清原和博容疑者(48)が最近、群馬県内で通称「シャブばばあ」と呼ばれる、暴力団関係者とされる大物女密売人のルートで覚せい剤を入手していたとの証言が8日、浮上した。

スポーツニッポン

 覚せい剤所持容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)が「アニキ」と慕った歌手の長渕剛(59)と絶縁していたことが7日、分かった。高校時代からの盟友、桑田真澄氏(47)との絶縁も明らかになった中、清原容疑者が薬物に手を染めながら孤立を深めていった実態が浮き彫りになってきた。

デイリースポーツ

タレントのデヴィ夫人(76)がテレビで共演歴のある元プロ野球選手・清原和博容疑者(48)が覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されたことに失望感をあらわにした。バラエティー番組では何度か共演しており「何回かお会いしましたが、がっしりした方」と印象を説明。変わった様子はなかったというが、「周りにご一緒に来てた方が、ほかの(タレントの)付き人とは違う感じでしたね」と“異様さ”を明かした。

IMG_6297


いずれも清原和博が逮捕されてから後、第三者からの情報として報道している。
スポーツ新聞も新聞社であり、取材権を持っている。
しかも、野球選手には密着している。練習、試合前後、球場を後にしてからも取材に立ちまわっている。
オフにも、キャンプにも密着している。

彼らの主たる目的は「野球選手としての実力判定」だろうが、同時に「キャラクター」や「家族構成」「交友関係」なども記事になる。当然、取材をする。

しかしながら選手や球団の不利益になることは、そういう事実を見聞きしても絶対に報道しないのだ。これを「ジャーナリズム」と言って良いのか。

民主主義国家において、メディアが第4の権力として広範に取材権を認められているのは、政治権力や公益性のある事業体が、不正をしないか、反社会的なことをしないか監視することを期待されているからだ。
政治に比べれば大きな問題ではないだろうが、プロ野球という公益性の高い事業で、選手が不正や不法行為を働いていたら、それを目にした記者は記事にする義務がある。
疑問を感じれば、さらに突っ込んで取材する使命がある。

そういうことを一切せず、新聞から見れば「二流のメディア」である週刊誌にスクープを許し、捜査当局が動いてからようやく報道をしているのである。

今になって清原の現役時代の行状や、引退後の不可解な行動をさも特ダネのように報じて、恥ずかしくないのかと思う。

現役時代から清原の身辺に密着していて、覚せい剤の使用や、反社会勢力との交流に気が付かなかったとすれば、その記者は無能である。
気が付いて黙っていたとすれば、その記者は職業人としての義務を放棄している。背徳である。

メディアと権力は、主治医と患者の関係に例えられる。良い主治医は患者の状態に常に注意を払い、異状があったり、生活態度に問題があれば、率直にアドバイスをする。時には耳の痛いことも言う。

しかしスポーツ新聞という主治医は、プロ野球という患者に密着しながら、顔色が悪くても、おかしな生活をしていても、一切批判がましいことは口にせず、ひたすら「きょうは顔色がおよろしい」「一段とご健康そうで」と言い立てるだけだ。
昔の日本には「たいこ医者」というものがあった。医者とは名ばかりで、お金持ちのご機嫌をうかがうものだったようだが、スポーツ新聞はさしずめ「たいこ医者」である。

スポーツ紙には「野球界の都合の悪いこと」は一切書かれていない。だから問題点が明らかになることはない。プロ野球のPR紙である。

部数が激減しているのも当然のことだ。


2015年戸村健次、全登板成績【先発に中継ぎに、進歩した6年目】

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!


好評発売中