1) 清原和博の逮捕は、野球界(プロ、アマ問わず)にどんな影響を与えるだろうか。短期的、中長期的な見通しも含めコメントをお願いしたい。
2) 野球界は今回の事件を教訓として、どのような対策を立てるべきだろうか。これもプロ、アマを問わずに考えていただきたい。
3) 清原和博が罪に服したとして、彼は球界に復帰すべきだろうか。
に対する読者の見解。レベルが高いと思う。」
ぱっくり
1、年齢層によって受け止め方が変わってくると思います。一番、獲得に躍起になっている若者層の印象は最悪でしょう、賭博とセットで反社会との関係性とかそういう事は勿論、現役時代からなら、現在進行形である陸上のドーピングの問題で余計に対比的に捉えられていると思います、とりわけオリンピック競技復帰を目指すと関係者上層部が言い出しているところ。
2、JADAへの加入、オリンピック競技復帰を目指している以上。
3、現役時代にやっているならドーピング違反として追放。江夏さんのケースと違って現役時代からというところが、アキレス腱です。
現役時代からというところが競技的な問題の要素で大きいと思います。

bunchousann
① ただちに大きな影響はないかもしれませんが、報道ベースに過ぎないとはいえ、清原が現役時代から薬をやっていた可能性が高いことから、「他の現役選手もやっている(いた)のではないか」という疑心暗鬼はいつまでもファンの中に残るでしょう。今後、何かあった時に、「ああ、またか」という具合に今回の一件が蒸し返されることになるでしょう。
② まずは暫定措置として、早急に全関係者の薬物検査(選手に対してはドーピング検査含む)を一斉にやるべきです。ちなみにこの程度のことは、あらぬ噂が立たぬように選手会のほうから発案してほしかった。より実効力の高い対策は、NPBが外部の有識者とシーズンを通して議論すればいい。一個人の犯罪や他人事にしてはいけない。
③ 野球界への復帰と、社会復帰は分けて考えるべきです。罪を償えば、社会復帰を妨げる権利は誰にもありませんが、野球界への復帰を果たすとしても時間は相応にかかるでしょう。江夏とて20年近くもかかったのですから。
殿堂入りは厳しいでしょう。やはり、現役時に違法薬物に手を染めていた可能性が高いということが、どうしてもひっかかります。
鷹De
①清原問題単体では大したことはないと思いますが野球賭博との流れが最悪です。両者とも暴力団との関与が確定的であり、不祥事が続きすぎです
②bunchousannさんと同意見でこの問題が実際に清原単体の問題なのかどうかを調べる自浄作用を働かせるべき
③復帰させてもいいぐらいのレベルまで自力で這い上がることが条件。ただしそれは野球界が手を差し伸べることもなく這い上がるべきだと思います(もちろん個人個人が手を差し伸べるのは構わない)
ttt
1)について
清原個人の問題であって、野球界への影響は短期的にも長期的にもないと考える。
短期的影響として例として考えられるのは、観客動員低下などであるが、清原逮捕がそれにつながるとは考えにくい。イメージ低下といっても短絡的に野球のイメージが下がったと考える人は少ないのではないだろうか。そもそもそのように短絡的に考える人は野球を最初から嫌いな人なのではなかろうか。
また、長期的には野球界は現状の異常ともいえるスポーツ界における独占的地位から、娯楽・スポーツの多様性を認める社会に移行し、野球の地位もスリム化適正化していくというのが私の持論であるが、過渡期である現在で清原逮捕が契機になるとは考えられない。後に清原逮捕も野球界衰退の一要因と論じる者も出てくるかもしれないが、それはミスリーディングであって、別のところに要因があると考える。しいて言えば、野球界の過渡期における地位低下の「事象」として語られてよい事案かもしれない。
2)について
現代社会に合わせた法令遵守、その価値の共有を図るしかない。すでに広尾さんが論じられているように、昭和の感覚とは異なるコンプライアンスが現代には求められている。
また、今まで野球界が暴力団と密接につながりがあるのであれば、捜査当局の指導の下、排除する方向を示すべきであろう。
もっとも、野球界は立法主体でもなければ行政主体でもないのであるから、特別なことをすることはできないのであり、プロアマ問わず一般に求められるコンプライアンス遵守を指導し地道に根絶していくほかはない。
3)について
まず第一に、清原の野球界での記録については、それが不正なものでない限り、抹消するべきではなく、純粋に記録のみを基準に入会資格がある名球会については名球会OBの協力の下復権してもよいであろう。もっとも名球会での活動については当会の運営方針の一つが青少年への普及であることから、当分は活動できないであろう。
また、高校時代の記録についても当然に残しておくべきである。
第二に、野球殿堂については、記録以外の面でも審査対象であるともいえそうであり、登録は見送られても仕方がないとも思われる。もっとも、今後清原が今回の事件を覆せるような偉業を達成できれば登録されてもよいであろう。
第三に、出所後についてであるが、おそらく依存性がかなり高いと思われるので、当面は治療に時間が費やされると思われる。ある程度完治したとして、球界の復帰を徐々に果たしていくことには問題はないと考える。
多種多様なメディア・媒体がある現代において、例えば、最初は個人ブログや少数ネットメディアから野球解説を始めてよいだろう。
その解説が独特の視点であったり、わかりやすかったりして評判を呼べば、大手メディアが再び起用してくれるかもしれない。そこでさらに丁寧で緻密な解説ができればコーチ業への起用もありうるかもしれない。これは一例にすぎず、例えば桑田のように大学に入学して専門的に野球を学んだり、英語を勉強してメジャーの野球を学んだりするなど、金銭面を考慮しなければ清原には球界復帰への様々な道がまだ残されており、そしてそうした地道な努力ができるのであればはなから球界復帰の道を閉ざすべきではない。
(個人的には、清原がそうした地道な努力をすることは無理だと考えているが)、過ちを犯してもそれ以上に認められるような努力をした人は球界復帰すべきであろう。
1951年江藤正、全登板成績【最多勝でパ・リーグ初優勝に貢献】
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1、年齢層によって受け止め方が変わってくると思います。一番、獲得に躍起になっている若者層の印象は最悪でしょう、賭博とセットで反社会との関係性とかそういう事は勿論、現役時代からなら、現在進行形である陸上のドーピングの問題で余計に対比的に捉えられていると思います、とりわけオリンピック競技復帰を目指すと関係者上層部が言い出しているところ。
2、JADAへの加入、オリンピック競技復帰を目指している以上。
3、現役時代にやっているならドーピング違反として追放。江夏さんのケースと違って現役時代からというところが、アキレス腱です。
現役時代からというところが競技的な問題の要素で大きいと思います。

bunchousann
① ただちに大きな影響はないかもしれませんが、報道ベースに過ぎないとはいえ、清原が現役時代から薬をやっていた可能性が高いことから、「他の現役選手もやっている(いた)のではないか」という疑心暗鬼はいつまでもファンの中に残るでしょう。今後、何かあった時に、「ああ、またか」という具合に今回の一件が蒸し返されることになるでしょう。
② まずは暫定措置として、早急に全関係者の薬物検査(選手に対してはドーピング検査含む)を一斉にやるべきです。ちなみにこの程度のことは、あらぬ噂が立たぬように選手会のほうから発案してほしかった。より実効力の高い対策は、NPBが外部の有識者とシーズンを通して議論すればいい。一個人の犯罪や他人事にしてはいけない。
③ 野球界への復帰と、社会復帰は分けて考えるべきです。罪を償えば、社会復帰を妨げる権利は誰にもありませんが、野球界への復帰を果たすとしても時間は相応にかかるでしょう。江夏とて20年近くもかかったのですから。
殿堂入りは厳しいでしょう。やはり、現役時に違法薬物に手を染めていた可能性が高いということが、どうしてもひっかかります。
鷹De
①清原問題単体では大したことはないと思いますが野球賭博との流れが最悪です。両者とも暴力団との関与が確定的であり、不祥事が続きすぎです
②bunchousannさんと同意見でこの問題が実際に清原単体の問題なのかどうかを調べる自浄作用を働かせるべき
③復帰させてもいいぐらいのレベルまで自力で這い上がることが条件。ただしそれは野球界が手を差し伸べることもなく這い上がるべきだと思います(もちろん個人個人が手を差し伸べるのは構わない)
ttt
1)について
清原個人の問題であって、野球界への影響は短期的にも長期的にもないと考える。
短期的影響として例として考えられるのは、観客動員低下などであるが、清原逮捕がそれにつながるとは考えにくい。イメージ低下といっても短絡的に野球のイメージが下がったと考える人は少ないのではないだろうか。そもそもそのように短絡的に考える人は野球を最初から嫌いな人なのではなかろうか。
また、長期的には野球界は現状の異常ともいえるスポーツ界における独占的地位から、娯楽・スポーツの多様性を認める社会に移行し、野球の地位もスリム化適正化していくというのが私の持論であるが、過渡期である現在で清原逮捕が契機になるとは考えられない。後に清原逮捕も野球界衰退の一要因と論じる者も出てくるかもしれないが、それはミスリーディングであって、別のところに要因があると考える。しいて言えば、野球界の過渡期における地位低下の「事象」として語られてよい事案かもしれない。
2)について
現代社会に合わせた法令遵守、その価値の共有を図るしかない。すでに広尾さんが論じられているように、昭和の感覚とは異なるコンプライアンスが現代には求められている。
また、今まで野球界が暴力団と密接につながりがあるのであれば、捜査当局の指導の下、排除する方向を示すべきであろう。
もっとも、野球界は立法主体でもなければ行政主体でもないのであるから、特別なことをすることはできないのであり、プロアマ問わず一般に求められるコンプライアンス遵守を指導し地道に根絶していくほかはない。
3)について
まず第一に、清原の野球界での記録については、それが不正なものでない限り、抹消するべきではなく、純粋に記録のみを基準に入会資格がある名球会については名球会OBの協力の下復権してもよいであろう。もっとも名球会での活動については当会の運営方針の一つが青少年への普及であることから、当分は活動できないであろう。
また、高校時代の記録についても当然に残しておくべきである。
第二に、野球殿堂については、記録以外の面でも審査対象であるともいえそうであり、登録は見送られても仕方がないとも思われる。もっとも、今後清原が今回の事件を覆せるような偉業を達成できれば登録されてもよいであろう。
第三に、出所後についてであるが、おそらく依存性がかなり高いと思われるので、当面は治療に時間が費やされると思われる。ある程度完治したとして、球界の復帰を徐々に果たしていくことには問題はないと考える。
多種多様なメディア・媒体がある現代において、例えば、最初は個人ブログや少数ネットメディアから野球解説を始めてよいだろう。
その解説が独特の視点であったり、わかりやすかったりして評判を呼べば、大手メディアが再び起用してくれるかもしれない。そこでさらに丁寧で緻密な解説ができればコーチ業への起用もありうるかもしれない。これは一例にすぎず、例えば桑田のように大学に入学して専門的に野球を学んだり、英語を勉強してメジャーの野球を学んだりするなど、金銭面を考慮しなければ清原には球界復帰への様々な道がまだ残されており、そしてそうした地道な努力ができるのであればはなから球界復帰の道を閉ざすべきではない。
(個人的には、清原がそうした地道な努力をすることは無理だと考えているが)、過ちを犯してもそれ以上に認められるような努力をした人は球界復帰すべきであろう。
1951年江藤正、全登板成績【最多勝でパ・リーグ初優勝に貢献】
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